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教育費の平均|幼稚園~大学までの公立と私立を比較してみた!習い事を含む金額も

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年2月3日 10時0分

教育費の平均|幼稚園~大学までの公立と私立を比較してみた!習い事を含む金額も

教育費の平均|幼稚園~大学までの公立と私立を比較してみた!習い事を含む金額も

教育費とは、子どもの教育にかかる資金のこと。教育費といっても、学校に支払う学費のみではなく、塾や習い事などの教育にまつわるサービス、また通学のための一人暮らしをした場合も含めて考える必要があります。

教育費の平均|幼稚園~大学までの公立と私立を比較してみた!習い事を含む金額も

子どもの年齢ごとに通う学校や、国公立や私立のどちらを選ぶかなどの進路によって、年間で必要な教育費は変わります。どの年齢でどのくらいの金額が平均なのかを調べ、まとめました。子どもの将来を考え、教育費を用意する際の参考にしてみてください。

何を学ぶかどこで学ぶか!教育費ピンキリ事情

何を学ぶかどこで学ぶか!教育費ピンキリ事情

人生の中でも大きな支出となる教育費。「子どもの可能性を摘みたくない!」と思うのが親心です。そこで基本の学費はいくら用意すれば良いのか、公立から私立医科歯科系大学までを調査しました。

 

■保育園・幼稚園での学費事情
文部科学省が「平成30年度子どもの学習費調査」で発表している年間の学習費は、公立幼稚園で22万3,647円(月約1万8,000円)、私立幼稚園で52万7,916円(月約4万3,000円)でした。

 

保育園は教育費の負担より、入園自体の倍率が高く苦労するケースが多いです。また、認可保育園・認可外保育園のどちらを選ぶかによっても教育費は変わります。認可保育園の場合、保育料は親の所得によって異なります。また、認可外保育園の保育料の相場は月3~4万円ですが、施設によっても大きく異なります。

 

ただ、2019年10月から始まった幼児教育・保育の無償化により、自治体から「保育の必要性の認定」を受けると3歳から5歳までの子どもの幼稚園、認可保育園の教育費が無料になります。住民税非課税世帯の場合、0歳から2歳までの子どもも無償化の対象です。認可外保育園を利用した場合には、3歳から5歳までの子どもは月3万7,000円までは無償となります。住民税非課税世帯の場合、0歳から2歳までの子どもであっても月4万2,000円までが無償の対象です。

■小学校・中学校時代は公立派が多数!

 

小学校では、なんと約99%が公立に通っています。公立小学校の学費は年間約6万3,000円。月にして約5,000円ほどです。一方、私立の小学校に通うと学費は年間約90万円。公立の約15倍にもなります。
公立に通っていれば学費自体の出費はそこまでの負担ではありませんが、小学校時代は習い事をする子が多く、中にも複数の習い事をする子も。自由に通う教室を選べる習い事の場合、単純な金額だけでなく先生と子どもの相性によって教室を決めたいもの。教育資金には余裕を持っておきたいところです。

 

中学校も約93%が公立に通います。公立中学校の場合、年間の学費は約13万8,000円(月約1万1,500円)。一方で私立中学の学費の平均は107万円(月約9万円)です。中学校に入ると、学校外の習い事では補助学習として塾に通う子の割合が多くなります。

 

■高校で私立の割合がグ~ンとアップ!
高校生になると、3割が私立に通うようになります。高校の年間学費の平均は、公立が約28万円(月約2万3,000円)、私立が約70万円(月約5万8,000円)です。公立と私立の学費の差が縮まってきています。また2020年3月までは公立高校の授業料のみが支援金により実質無償でしたが、2020年4月からの高等学校等就学支援金制度で、年収590万円未満の世帯で私立高校への支援金が引き上げられ、支援額は39万6,000円になりました。

■学部でこんなに違う!大学授業料いろいろ
大学は国公立と私立、また理系か文系かによって大きく学費が異なります。国公立であれば授業料は学部に関わらず年間50万円強、4年間で約200万円と考えられます。
私立文系の場合、年間の授業料は80万円弱、入学金や実習費を足すと、4年間でかかる費用はおおよそ385万円と言われています。理系の場合は少し高くなり、授業料は年間約100万円。実習費なども公立に比べ高額となるため、全体の平均は520万円ほどになります。
私立の医学部、歯学部の授業料は桁違いです。年間の授業料だけで医学部の平均は270万円、歯学部の平均は320万円です。在学期間や実習期間も長いため、大学在学中の教育資金として用意する金額は2,000万円とも言われています。

高校生、大学生になるにつれ、授業料も高額になります。子どもが小さな頃から学資保険などを活用し備えましょう。楽天保険の総合窓口では契約者と子どもの年齢を入力し、学資保険の保険料の試算ができます。ぜひ試してみてください。

私立中学の学費は公立中学の2.9倍!?必要な教育費にそなえる方法

私立中学の学費は公立中学の2.9倍!?必要な教育費にそなえる方法

子どもを私立中学に進学させた場合、気になる学費はどのくらいになるのでしょう。公立中学と比べると金額が大きいことはわかっていても、実際の学費の想像はつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。私立中学と公立中学でかかる費用を詳しく説明します。

 

■私立中学と公立中学の教育費を比較
文部科学省が平成30年に行った「子供の学習費調査」では、公立中学に通う子どもの年間の学習費の平均は48万8,397円、私立中学に通う子どもの学習費の平均は140万6,433円でした。この金額は、塾や習い事なども含んだ金額ですが、公立と私立では約3倍の差がついています。3年間通うことを考えて金額に3を掛けると、公立中学では約147万円なのに対し、私立中学は約420万円と大きな差になります。

■中学受験のために必要な費用
中学校3年間でかかる費用は上で説明してきましたが、これ以外に中学受験のための費用もかかります。中学受験をする子どもは小学3、4年生ごろから塾に通わせることが多いようです。塾では基本の授業料に加え、講習費や模試代もかかります。費用は塾によって異なりますが、およそ200~300万円程度と言われています。また、中学受験そのものの受験料や入学金もあり、こちらも数十万円の出費が見込まれます。

 

■必要な学費にどうそなえるか

 

教育費を貯める手段をいくつかお伝えします。

・学資保険
最もポピュラーな方法として、学資保険が挙げられます。学資保険は子どもが小さな頃から加入した方が満期返戻率も高くなるため、なるべく早く加入することをおすすめします。多くの学資保険は大学入学時が満期に設定されていますが、中学受験を検討している場合は中学入学時に一時金がもらえるタイプのものを選ぶと良いでしょう。しかし、一時金のある商品は、一時金がない商品と比べると返戻率が低くなってしまうことに注意が必要です。

 

・教育ローン
教育用にローンを組むこともできますが、子どもが高校、大学と進むにつれてかかる金額は上がっていき、その分利子も大きくなります。また、金融機関によって教育ローンは大学生のみという場合もあります。

 

・奨学金制度
私立中学によっては奨学金制度のある学校もあります。利用には条件がありますが、調べてみると良いでしょう。

 

・世帯収入を増やす
たとえば、在宅ワークを行って月に1万円を12年間稼ぎ続けると、144万円になります。子育てや家事の合間の時間を利用しコツコツとためていけば、将来の学費の助けになるでしょう。

 

■早い時期からのそなえが重要
子どもの進路に備える資産運用としておすすめなのが、楽天証券つみたてNISAです。楽天証券では投資信託の買付手数料が無料なので、コストを抑えて運用することができます。投資信託の保有で楽天ポイントをためることもできるので、楽天ユーザーにおすすめの証券会社です。

子どもの教育資金、いくら必要?教育費の目安と貯め方を解説

子どもの教育資金、いくら必要?教育費の目安と貯め方を解説

教育費、とひとことで言っても学校に塾に習い事…かかるお金はさまざまです。一体いくらくらいが相場なのか、子どもの成長とともにかかる教育費の平均を調べました。

 

■【小学校~高校】
文部科学省が発表している「子どもの学習費調査」では、子どもにかけている教育費の平均が確認できます。この調査では年間の平均額を載せていますが、それに就学年数をかけたものを解説していきます。

 

公立小学校に子どもを通わせた場合、6年間の習い事などを含めた教育費の平均は192万7,686円、私立小学校の場合は959万2,149円です。小学校は通う年数も長い分、5倍近くの差が出ます。

 

中学校では、公立中学に通う子どもの教育費の平均は146万5,191円、私立中学に通った場合は421万9,299円です。小学校ほどの金額の差はないものの、ここでもやはり約3.4倍、私立の方が公立よりも高くなっています。

 

高校の教育費の平均は公立が137万5,958円、私立が290万9,733円です。ここまでの12年間をすべて公立に通わせた場合の教育費は約476万8,835円。すべて私立に通った場合は約1,672万1,181円になります。

■【大学】
日本学生支援機構が毎年行っている「学生生活調査」で、大学生の生活費の調査を行ったものがあります。ここでは、サークル活動などの課外活動を含めた金額についてお話します。大学在学期間を4年と考え、平均額を4倍にすると国公立大学の場合は260万8,800円、私立大学の場合549万5,600円になります。

 

ただし、地方在住の場合で大学通学のために一人暮らしをする場合もあるでしょう。そうした場合、学費と生活費を足した4年間にかかる費用の平均は国公立大学の場合で689万5,400円。私立大学の場合998万1,200円と、なんと大学4年間で1千万円近い金額が必要になります。

■教育資金を貯める方法
子どもの年齢が上がるにつれて必要な資金も高くなり、特に金額が高くなるのは大学です。一人暮らしをして通うとなると、負担も大きくなるでしょう。子どもが大学に入学するまでに資金をいくらためる必要があるか、目標を設定し計画的にお金をためていけるようにしましょう。

 

■コツコツ貯めることが大事

 

お金をためる方法はいくつかありますが、誰でも利用できる方法としては積立預金があります。これは、指定した普通預金口座から毎月自動的に一定金額を定期預金に預け入れるようにするサービスです。投資と異なり元本割れの心配がなく、途中でお金が必要になった時にも自由に引き出すことができます。

 

楽天銀行のHPでは、定期預金の利息シミュレーションが可能です。また、満期特約定期預金など通常の定期預金よりも金利が優遇される商品も複数取り扱いがあります。どの貯め方が自分にとって良いのか、検討してみてください。

まとめ

子どもにかかる学校の学費、学校外での学びも含めた教育費の平均をまとめてきました。ここまででわかったように、子どもを大学にまで通わせようとするとかかってくる教育費は大きな金額になります。教育費を用意する際には、一つの手段だけではなく、複数の方法を併用すると良いでしょう。
たとえば楽天証券つみたてNISAで資産運用をし、楽天銀行の口座とマネーブリッジで連携をすれば普通預金の金利がアップします。証券口座と銀行口座の間の入出金手数料もなしで投資が行えるので便利です。サービスをかしこく使い、子どもの将来のための資金を用意していきましょう。

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