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鯉のぼり(こいのぼり)を飾るようになった由来。吹流しと矢車にはどのような意味があるの!?

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年4月16日 10時0分

鯉のぼり(こいのぼり)を飾るようになった由来。吹流しと矢車にはどのような意味があるの!?

鯉のぼり(こいのぼり)を飾るようになった由来。吹流しと矢車にはどのような意味があるの!?

子どもが生まれると、気になり始めるのがさまざまな季節のイベント。その中のひとつに「端午の節句」があります。子どもが生まれて初節句をむかえる家庭では、鯉のぼりの準備をどうするか検討しているかもしれません。おじいちゃんやおばあちゃんと相談して、という場合もあるでしょう。そんなときに知っておきたいのが、鯉のぼりの由来。意味を知れば、イベントをより深く味わえるようになります。この記事では、端午の節句と鯉のぼりの関係や、全国でおこなわれるイベントなどを紹介していきます。

鯉のぼり(こいのぼり)を飾るようになった由来。吹流しと矢車にはどのような意味があるの!?

そもそも鯉のぼりとは?

そもそも鯉のぼりとは?

「鯉のぼり」とは、鯉(コイ)の形をしたのぼりのことです。長い竿に、鯉の絵柄の旗がいくつか付いています。5月5日の「端午(たんご)の節句」に庭先に飾り、男の子の健やかな成長を願うのが古くからの風習となっています。小さなタイプで室内に飾れるものもありますが、こちらは「飾り鯉」といって、庭に設置する鯉のぼりとは区別することもあるようです。鯉のぼりの専門店もあり、さまざまなタイプが用意されています。

 

鯉のぼりの竿の先には、回転球や矢車などの飾りが付いています。一番上には「吹流し」と呼ばれるものが付けられ、その下に鯉を模した旗が並ぶというのが一般的な鯉のぼりの形です。並んでいる鯉は、家族を表すと言われています。上から順に、黒い真鯉(まごい)がお父さん、赤い緋鯉(ひごい)がお母さん、そして青い鯉が子どもという具合です。ほかにもピンクや緑、紫といった鯉が加わることもあり、それぞれ兄弟姉妹に対応します。

鯉のぼりの由来は?

鯉のぼりには、男の子の健やかな成長を願う、という意味が込められています。どうして鯉なのか不思議に思うかもしれません。鯉には「鯉の滝登り」や「登竜門」といった故事があります。多くの魚が滝を登ろうとしたところ、鯉だけが成功して竜になることができたというものです。鯉は、難関を突破し立身出世することの象徴となっており、それが鯉のぼりの由来とも言われています。

 

鯉というと単に美しい魚というイメージがあるかもしれませんが、鯉のぼりの鯉は強さを表しています

吹流しと矢車の意味とは?

鯉のぼりには、鯉以外の物もいくつか付いています。それぞれにも意味があるので、みていきましょう。一番上には、「吹流し」と呼ばれるものがあります。もともとは五色の「五色吹流し」が主流でした。これは中国の「五行説」に由来していて、青・赤・黃・白・黒の五色が、木・火・土・金・水という5つの要素に対応しているというもの。魔除けになると言われています。現在では、彩雲や瑞生といった柄が描かれた「柄物吹流し」も登場しています。

 

そしてもうひとつ気になるのが、竿の先に付いた「矢車」。車輪のような形をしていて、音を立てて回ります。こちらは武将が持っていた弓矢がその由来。こちらも魔よけの意味合いがあります。また矢車は派手な装飾がしてあり、風が吹くと音を立てて回ります。子どもが生まれたことを知らせ、そこへ神様が降りてくるための目印になるようにという意味が込められているようです。

 

こうした意味を知ると、鯉のぼりを選ぶ際、吹き流しや矢車を選ぶ際にもこだわるようになるかもしれません。

端午の節句との鯉のぼりは関係あるの?

端午の節句との鯉のぼりは関係あるの?

5月5日、端午の節句は五節句のひとつで、菖蒲の節句とも呼ばれます。五節句とは季節の節目を表すもので、1月7日は人日の節句(七草の節句)、3月3日は上巳の節句(桃の節句)、7月7日は七夕の節句(笹竹の節句)、9月9日は重陽の節句(菊の節句)というようになっています。

 

端午の節句は、菖蒲(しょうぶ)の節句。菖蒲は薬草になる植物です。端午の節句には、菖蒲を軒先に挿したり、お風呂に入れて「菖蒲湯」にしたりする風習があります。菖蒲の葉の形は、剣に似ているのが特徴。また「しょうぶ」は、「尚武」や「勝負」と同じ読み方であることから、男の子に関係の深い節句となったようです。そして誕生した男の子の健やかな成長を願って、鯉のぼりや五月人形を飾るようになったというわけです。

全国の鯉のぼりイベントは?

全国の鯉のぼりイベントは?

4月から5月にかけて、全国で鯉のぼりに関係したイベントが開催されます。広い川の上に、数えきれないほどの鯉のぼりが泳ぐなど、壮観な景色を楽しむことができるイベントです。いくつかピックアップしてみましょう。

 

北海道でおこなわれるのは「定山渓温泉渓流鯉のぼり」。温泉街を流れる豊平川に、鯉のぼりを飾ります。東京で開催されているのは「東京タワー333匹の『鯉のぼり』と巨大『さんまのぼり』」。333は、東京タワーの高さ333mにちなんだ数字です。石川県の「浅野川・鯉流し」では、鯉のぼりを水中で泳がせます。高知県で開催されるのは「鯉のぼりの川渡し」。四万十川の上空に、色とりどりの鯉のぼりが泳ぐのをみることができます。楽天トラベル各地の鯉のぼりを特集したページもお出かけの参考にぜひご覧ください。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、開催されなかったイベントもありました。2021年も、開催されるかどうか確認してから出かけるのが良いでしょう

 

子どもの幸せを願う端午の節句には、これからの成長にともなって準備したい教育費についても考えておきたいところ。通う学校によってどれだけ費用が違ってくるのか、今の貯蓄ペースで間に合うかどうか、奨学金や教育ローンを利用するかといったところがポイントになります。そんなとき有利な資金作りの手段として使えるのがジュニアNISAと呼ばれる「少額投資非課税制度」。日本に住んでいる0歳~19歳の方が対象となる制度です。投資可能期間は2023年で終了しますが、その後も子どもが20歳になるまでは購入した株や投資信託を非課税で保有し続けることができます。楽天証券で利用できるのでチェックしてみてください。

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