節水にもつながる！？シャワーヘッドおすすめ10選。特徴や交換方法も

家計において貯蓄を増やそうと考えるのであれば、節約によって支出を抑えることがひとつの方法です。そうしたなか、節水に加えてエネルギー消費も減らすことで節約につながるのが「シャワーヘッドの交換」。水道料金やガス料金を抑えることはお財布にやさしく、水とエネルギーの節約は環境にやさしいといえます。シャワーヘッドの選び方によっては、肌にもやさしいものもあるようです。それでは節水につながるシャワーヘッドの仕組みやその効果、交換方法をみていきましょう。

シャワーヘッドについて

普段、何気なくお風呂で使っているシャワーヘッド。よく考えてみると、お湯が出てくるということは、水とエネルギーに深く関係しているのが分かります。家計に対しては、水道料金やガス料金に影響を与えています。また水とエネルギーは、環境の問題。お金と環境に関心がある人なら、シャワーヘッドにもこだわりたいところです。

 

政府は環境省を中心に、地球温暖化対策につながる「賢い選択」を促す国民運動として、「COOL CHOICE」を推進しています。そのひとつとして挙げているのが、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買い替え。そのなかに「節水型シャワーヘッドへの交換」も含まれているのです。節水型シャワーヘッドには、手元のボタンでお湯を止められるタイプもあります。こまめにシャワーのお湯を止めることが、節水につながるというものです。

 

シャワーヘッドが家計と環境にどう関係しているか、いくつかデータを挙げてみましょう。資源エネルギー庁が公表する「平成27年度エネルギーに関する年次報告（エネルギー白書2016）」のデータで、世帯当たり用途別エネルギー消費を知ることができます。これによると「給湯」だけで世帯のエネルギー消費全体の27.8％を占めているのが分かります。暖房の22.9％や厨房の9.1％、冷房の2.0％より多くエネルギーを使っているのです。節水型シャワーヘッドでお湯の使用を減らせば、エネルギー消費量も少なくなります。

 

節水型シャワーヘッドの利用は、年間で約107.2kgのCO2削減量につながり、ガス料金については約6,330円の節約になるという試算があります。この約6,330円という数字は、家族4人で利用したケースでの試算です。普段の使い方によっては、さらに大きな節約になるケースがあるかもしれません。これだけ節約できれば、シャワーヘッドの交換に費用がかかっても、もとがとれそうです。節水型シャワーヘッドへの交換を後押しする数字といえるでしょう。

おすすめ10選‐それぞれの特徴と交換方法

まずはシャワーヘッドを交換する際の基本について確認しておきましょう。最初にシャワーヘッドがホースから外れるかどうか調べます。ときどき一体化したものもありますが、その場合はホースから交換することになります。次にチェックするのがシャワーのメーカー。INAX・TOTO・LIXILなどといったメーカー名が表示されているので、それに合ったタイプのシャワーヘッドを選ばなければなりません。様々なメーカーに対応するアダプターが用意されている商品もあります。

 

交換する際は、シャワーヘッドとホースをつかんで、回して外します。きつい場合はゴム手袋などを使うとよいでしょう。新しいシャワーヘッドを付けるときも、回して付けるだけ。それほど難しい作業ではありません。

 

それではおすすめのシャワーヘッド10機種を挙げていきましょう。

 

（1）Arromic（アラミック）の「節水シャワープロ・プレミアム STX3」。手元でお湯を止めるスイッチが付いていて、接続アダプターも4種類付属しています。水流を手元で調節する機能も便利です。楽天市場では6,000円ほどで販売されています。

 

（2）水生活製作所の「ミストップ・リッチシャワー SH216-2T」。こちらも水流ストップボタンが付いているタイプ。価格は1万3,000円ほどですが、ミスト水流による、肌や髪にやさしいモードが使えます。

 

（3）Arromic「シルキンシャワー・プレミアム ST-X1A」。手元にはストップボタンと水流調節レバーが付いています。散水板に開けられた穴の数は250個と多く、シルクタッチ水流が特徴です。販売価格は大体6,000円前後です。

 

（4）タカギ「キモチイイシャワピタT」。手元でお湯のON/OFFが切り替えられ、さらに節水低水圧タイプとなっているのが特徴。楽天市場では1,000円ほどで購入可能です。

 

（5）ReFaの「FINE BUBBLE S」。こちらは水圧の違いにより、ジェット、パワーストレート、ストレート、ミストを使い分けられるのが特徴。ミストモードで節水効果が高くなります。販売価格は3万円ほどです。

 

（6）三栄水栓の「節水ストップシャワーヘッド」。ストップボタン付き節水タイプで、0.3mm極細穴のステンレスシャワー板による極細ストレート水流が特徴です。ネットショップでは3,000円前後で販売されています。

 

（7）Arromicの「節水シャワープロ」。手元でのコントロールが可能なほか、増圧機能により水圧の低い高層階で快適に使えます。4,000円ほどで購入できます。

 

（8）田中金属の「ボリーナ ワイドシルバー」。0.0001mmのウルトラファインバブルが特徴で、節水と同時に、肌の洗浄・保温・保湿を実現するというもの。販売価格は1万4,000円前後です。

 

（9）Arromicの「節水シャワーヘッド 3Dアースシャワーヘッドスパ 3D-B1A KZ」。手元でのオン・オフができるほか、水流時速60kmのヘッドスパ機能が特徴。8,000円前後で購入可能です。

 

（10）三栄水栓の「PS3230MW2」。こちらも手元でお湯を止められるタイプ。散水口がワイドに設計されていて、節水しながら幅広いシャワーが使えます。販売価格は2,000円ほどです。

 

このように節水につながる交換用のシャワーヘッドは、数多く発売されています。水道料金やガス料金の節約につながるシャワーヘッドの購入には、楽天カードの利用がおすすめです。楽天ポイントを獲得できて、お得な購入方法となります。楽天市場の購入で使えば、もらえる楽天ポイントがアップする特典も。毎日の生活で使う節水用シャワーヘッドと楽天カード。節約につながるアイテムを意識して利用していけば、将来のライフプラン実現に向けた貯蓄や投資が、よりはかどることになるでしょう。