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投資信託の選び方、金額配分について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年6月25日 10時0分

投資信託の選び方、金額配分について

投資信託の選び方、金額配分について

つみたてNISAを始めようと思っています。国内株式投資型の日経225などは、各社から商品がでています。管理手数料なども同じものがあり、ファンドスコアもほぼ同じです。仮に上記の条件にあてはまるものが、3社あった場合、毎月積み立てるお金が3,000円とした場合で相談です。3社に各1,000円積み立てるのと、どれか1社絞って3,000円積み立てるのでは、どんなメリット、デメリットがありますか?

年齢:40代
職業:会社員
世帯年収:800万円~1,000万円未満
ペンネーム:ゆーゆー

 

同じ日経225に連動する投資信託であっても、組み入れられている個別銘柄の割合が少しずつ違うなどして、運用成績が多少異なります。そのため、3社に各1,000円ずつなどで投資をした場合、一番運用成績がいいものや、逆に一番運用成績が悪いものを選んでしまう可能性がなくなり、そうした意味では多少の分散効果が得られるメリットがあります。

 

一方で、コンセプトや運用の方針などは類するため、本当の意味での分散効果を得られるわけではありません。日経225が下落局面においてはいずれも下落してしまう可能性が高く、異なる値動きをする投資信託を保有しているときのような分散効果は期待できないことになります。

 

また、同じ性格の投資信託を複数保有することで、管理が煩雑になるデメリットもあります。
例えば、今後、ゆーゆーさんが「国内3:全世界株式2の割合で投資をしよう」など、投資の方針を決めて進めていったとします。価格変動のある商品なので、続けていくと、そのバランスが崩れていくことも起こります。国内株式投資信託を1種類、全世界株式投資信託を1種類で買い進めていった場合、その2商品の合計の評価額だけ確認すれば、資産全体のバランスを把握することができます。どちらかの割合が高くなりすぎている場合、以降、もう片方の商品を多めに買うなどして調整(リバランス)することもしやすいでしょう。複数に分かれている場合、それぞれの商品の評価額を合計して、資産全体がどういう配分になっているのかを考えなければならず、ひと手間が発生します。
管理や調整に手間がかかる割に、期待するほど分散効果を得られない可能性があります。

 

投資する資金を複数に分散するのであれば、異なる性格の商品に分散し、その配分をどのようにするかを考えることにエネルギーを注ぐ方が効果が直接的で、以降の管理や配分調整もしやすいと考えられます。「預貯金以外は日経225連動投資信託のみで運用を回していく」などの特別なご意向がないようであれば、同じ性格のものは1つの商品で管理していくのが続けやすいと考えられます。

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