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エコカー減税を解説|自動車にかかる税金の種類と環境性能に応じた減税ついて

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年7月27日 10時0分

エコカー減税を解説|自動車にかかる税金の種類と環境性能に応じた減税ついて

エコカー減税を解説|自動車にかかる税金の種類と環境性能に応じた減税ついて

自動車を所有していると、いろんな税金がかかります。どんな税金が、いつかかるのかを説明します。また、コマーシャルで聞く「エコカー減税対象車」の、「エコカー減税」とは、どんな制度なのかを解説します。また、「グリーン化特例」とは、どんな制度なのかを解説します。自動車の購入を検討するときの参考にしてください。

エコカー減税を解説|自動車にかかる税金の種類と環境性能に応じた減税ついて

自動車に関する税金について

自動車に関する税金について

自動車を購入してから、売却するまでにかかる税金には、色んな税金があります。どんな税金があるのか、下の図で確認してみましょう。

 

 

2019年10月1日以降、消費税率10%への改正に伴い、自動車取得税が廃止され、環境性能割が導入されました。自動車の燃費性能等に応じて、環境性能割の税率は、自家用の登録車は0~3%、営業用の登録車と軽自動車は0~2%になります。新車・中古車を問わず対象となります。

いま、注目されている電気自動車は、環境性能割は非課税となります。「電気自動車等」とは、電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、プラグインハイブリッド車及びクリーンディーゼル車となります。軽自動車の場合は、電気軽自動車及び天然ガス軽自動車となります。

「自動車重量税」と「エコカー減税」について

「自動車重量税」と「エコカー減税」について

「自動車重量税」は、車検などの際に自動車の重量等に応じて課税される国税です。自動車検査証の交付等を受ける者及び、車検制度対象外である届出軽自動車の車両番号の指定を受ける者が納税義務者となります。自動車検査証の交付等又は車両番号の指定を受ける時までに、原則として、その税額に相当する金額の自動車重量税印紙を自動車重量税納付書に貼り付けて納付します。

 

「エコカー減税」は、2009年4月から導入され、2023年4月30日までが適用期間となっています。「エコカー減税」は、国土交通省が定める基準を満たした排出ガス・燃費性能に優れた自動車の車両重量に応じて課税される「自動車重量税」に適用される減税制度です。
2020年9月30日までは「自動車取得税」に対して適用されていましたが、「自動車取得税」は、2020年10月1日に廃止されました。

 

<対象・要件等、税目の列(白いセルのエリア)を参照>

 

国土交通省のHPで、次回の自動車重量税額を照会できます。書検証に記載がある車台番号を入力して、照会してみてください。

「自動車税」と「グリーン化特例」について

「自動車税」は、登録車を所有している場合に、排気量に応じて毎年課税される税金です。4月1日時点の車検証上の所有者に対し課せられます。毎年5月毎にお住まいの都道府県税務事務所から「自動車税納税通知書」が送付され、5月末までに納付をします。軽自動車を所有している場合は「軽自動車税」が課税され、市町村税務事務所から「軽自動車税納税通知書」が送付されます。

 

2019年10月以降に購入する新車登録車から、「自動車税」が毎年減税になります。2,000cc以下のコンパクトカーほど減税額が大きく、1,000cc以下では年間4,500円、1,000cc超1,500cc以下では年間4,000円、1,500cc超2,000cc以下では年間3,500円が毎年減税となります。全排気量で「自動車税」が引き下げられるのは、1950年の制度創設以来初めてです。

 

「グリーン化特例」は、燃費や排ガス性能のいい自動車に対して税金の負担を時限的に軽減する特例措置です。「グリーン化特例」は、排気量に応じて課税される「自動車税」及び「軽自動車税」に対して適用されます。 適用期間は、2021年4月1日から2023年3月31日です。適用期間中に新車新規登録を行った場合に限り、当該年度の翌年度分について適用されます。

 

まとめ

自動車を購入するときには、環境性能に応じた環境性能割がかかります。一般車の場合は、取得価額の0~3%が、軽自動車の場合は、取得価額の0~2%がかかります。

 

新車購入時と車検時には、自動車重量税がかかります。「エコカー減税」は、国土交通省が定める基準を満たした排出ガス・燃費性能に優れた自動車の車両重量に応じて課税される「自動車重量税」に適用される減税制度です。
2023年4月30日までが適用期間となっています。

 

毎年5月に、一般車の場合は自動車税、軽自動車の場合は軽自動車税がかかります。自動車税は、排気量に応じて29,500円(1000cc以下)~111,000円(6500cc以上)がかかります。グリーン化特例は、この自動車税と軽自動車税が減税となる制度です。適用期間は、2021年4月1日から2023年3月31日です。適用期間中に新車新規登録を行った場合に限り、当該年度の翌年度分について適用されます。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 自動車を所有すると、どんな税金がかかるのでしょうか?
    購入時に環境性能割と自動車重量税、車検時に自動車重量税、毎年自動車税がかかります。
  2. 「エコカー減税」とは、どんな制度ですか?
    「エコカー減税」は、国土交通省が定める基準を満たした排出ガス・燃費性能に優れた自動車の車両重量に応じて課税される「自動車重量税」に適用され、車両重量(0.5t毎/年に応じて、エコカー減税対象自動車は1,600円減税となります。
  3. 「グリーン化特例」とは、どんな制度ですか?
    「グリーン化特例」は、燃費や排ガス性能のいい自動車に対して税金の負担を時限的に軽減する特例措置です。「グリーン化特例」は、排気量に応じて課税される「自動車税」及び「軽自動車税」に対して適用されます。

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