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チャートで読み解く!日経平均の30年 バブル期と現在の共通点・相違点とは?

楽天お金の総合案内 美人のマネ活 / 2021年7月28日 10時0分

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チャートで読み解く!日経平均の30年 バブル期と現在の共通点・相違点とは?

約30年ぶりに3万円台を回復した日経平均株価。とくにこれから投資を始めようという方には、気になるニュースかもしれません。株価の上昇に乗り遅れてしまうかもしれない、高値で買ってしまってはこれから下がるかもしれないと、いろいろ考えてしまうところだと思います。まずはこの30年間のチャートの動きを振り返ることから始めると良いでしょう。バブルと呼ばれた株価の上昇と今回の上昇では、様々な共通点・相違点があります。分析しながら投資について考えてみましょう。

チャートで読み解く!日経平均の30年 バブル期と現在の共通点・相違点とは?

日経平均が30年半ぶりに3万円台に回復!

2021年に入り、日経平均が3万円台を回復して注目されています。2021年2月15日の東京市場では、日経平均株価の終値が3万0,084円15銭をつけました。終値で3万円を超えるのは、約30年6カ月ぶりのこと。1990年8月2日以来となります。取引時間中に一度3万円台を回復した後、しばらくは利益確定売りに押される場面もありましたが、終値で3万円台をキープ。投資家の買い意欲が継続していることを示すような動きとなっています。

 

2021年2月というと、新型コロナウイルスのワクチン接種が本格的に始まることに、市場を含め国内での期待が膨らんだ時期です。その頃に発表された経済指標にも好調なものがあり、コロナ後の景気回復がみえてきたところとも言えるでしょう。30年という長い年月をかけて、心理的な節目となる3万円台を回復したことにより、日経平均の長期的な上昇トレンドがこの先どうなっていくのか関心が集まっているのです。

日経平均株価の長期チャート

日経平均株価の長期チャート

30年半ぶりに3万円台を回復した日経平均株価。バブル期からの長期的な動きを振り返ってみましょう。終値ベースでみた日経平均株価の史上最高値は、バブル景気でつけた3万8,915.87円。1989年12月29日のことでした。バブル崩壊による下落では、1万5,000円程度まで下がっています。その後ITバブルと呼ばれる好景気では、2000年4月に2万円前後まで戻しました。

 

バブル経済崩壊後、終値での最安値をつけたのは2009年3月10日。7,054.98円まで下げています。リーマンショックと呼ばれる、世界的な金融危機が発生した時期の出来事です。

 

そして今回、3万円台回復までつながる上昇トレンドのきっかけとなったのが、「アベノミクス」のスタート。第2次安倍政権が2012年12月26日に発足し、「3本の矢」と呼ばれる経済政策を発表しました。デフレ脱却を目指した量的緩和や、大規模な財政出動、投資を促す成長戦略が実施されました。「アベノミクス相場」とも呼ばれる上昇トレンドがつづき、日経平均株価を押し上げたのです。

 

その後、2020年に入ると新型コロナウイルスの流行による経済の低迷もありましたが、日経平均株価の上昇は続いています。世界規模で景気を支えるための金融緩和が実施された結果と考えられます。この先は、コロナ後の企業業績がカギとなりそうです。

30年前と現在の共通点

30年前と現在の共通点

30年前も現在も、日経平均株価は3万円近辺にありました。日経平均株価の動きについては、2つの共通点が指摘されています。まず、値がさ株の値動きの影響が大きいという点。日経平均は指数としての特徴から、株価水準の高い銘柄の値動きに左右されやすくなっています。30年前と現在で銘柄は異なりますが、その状況は共通するようです。

 

また先物主導による動きも、過去と変わらない共通点となっています。日経平均株価と日経225先物は、基本的には値動きが連動します。しかし日経225先物に大量の売買が入ることで先行して値が動き、それをみて現物である日経平均株価が追随することがあるのです。そうした値動きは今も昔も変わらないようです。

日経平均の今後の値動きは?

日経平均の今後の値動きは?

今後の日経平均の動きについては、様々な見方があります。強気なアナリストは、2022年春には3万3,000円から3万9,000円もあり得るとみているようです。一方、2021年後半には下落基調になるのではという弱気な声も出ています。

 

判断の基準となるのは、まず企業業績。コロナ後の業績回復が順調であれば、株価の上昇もつづくと考えている人が多いようです。もうひとつの判断材料が、経済政策。金融緩和が終わり、財政出動の規模が縮小するようであれば、株価にはネガティブな影響があると考えられます。ただしこれらは、数年先の目先の話。数十年単位の長期的な投資については、もう少し違った視点も必要でしょう。

 

このように30年前と現在では、経済や投資の環境が変化していることが分かります。もちろんこの先の株価の動きを、正確に言い当てることはできません。しかし長期的な積み立てによって資産を形成しようとする場合、現在の株価が高いか安いかというのは、それほど問題にならないと考えることもできます。高いときにも安いときにも積み立てをつづけることで、購入価格が平準化されていくからです。大事なのは早いスタート。楽天証券での口座開設が第一歩となるでしょう。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 日経平均株価とは
    日経平均株価は株価指数と呼ばれるものの1つです。株価指数とは、株価の時間的変動を示した数値のことで、日経平均株価は、東京証券取引所上場企業から選ばれた225銘柄の全体の株価水準を計算したものです。


  2. 日経平均株価が3万円台に回復したには何年ぶりか?
    30年半ぶり。1989年12月29日に終値ベースでみた日経平均株価の史上最高値は3万8,915.87円でした。

  3. 3本の矢とは?
    「どれだけ真面目に働いても暮らしがよくならない」という日本経済の課題を克服するため、安倍政権は、「デフレからの脱却」と「富の拡大」を目指して、これらを実現する経済政策が、アベノミクス「3本の矢」です。
    ・第1の矢…大胆な金融政策
    ・第2の矢…機動的な財政政策
    ・第3の矢…民間投資を喚起する成長戦略

  4. 30年前と現在の相違点は?
    30年前と現在で大きく違うのが金利です。30年前は、長期金利が7~8%と高い水準で、現在は、超低金利が長引く状況。低金利は景気を刺激し、株式市場に資金が流れることで株価を押し上げるという側面があります。

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