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積み立てNISA ジュニアNISAについて

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年7月30日 10時0分

積み立てNISA ジュニアNISAについて

積み立てNISA ジュニアNISAについて

投資初心者です。つみたてNISA、ジュニアNISAについてのメリット・デメリット含め、詳しく知りたいです。始め方や、投資の仕方なども合わせて教えていただきたいです。

年齢:20代
職業:公務員
世帯年収:600万円~800万円未満
ペンネーム:なっちゃん

 

現在、成人の方が初めて投資を行うにあたって、最有力の候補になる制度が「つみたてNISA」と言えそうです。

 

「ジュニアNISA」は20歳未満の方の名義で非課税で投資を行うことができる制度で、原則18歳まで投資した資金を引き出すことができません。2023年に制度が終了するため、2024年以降は、投資した商品をすべて売却し、口座を解約することで18歳にならなくてもお金を引き出すことができるようになります。

 

両親のつみたてNISAなどの非課税枠を使い切ってもなお非課税で投資をしたい予算が残っている家庭などで、子ども名義でも2023年までの残された期間で非課税枠を使いたい。といったケースなどで選択肢に入ってくることが考えられ、一般的には優先度が高くないと思われます。

 

最有力候補のつみたてNISAですが、年間40万円(月約3.3万円)の資金を利益に対して非課税で投資することができる制度(口座)です。ある年に投じた資金は最大20年間非課税で運用できるため、長期目線での投資が行いやすいです。
つみたてNISA口座の中で購入できる商品は、金融庁が定めた条件を満たした商品で、約200本程度。日本には約6,000本の投資信託があると言われているため、ある程度絞り込まれた中から選択できる点で、初めての方でも取り組みやすいと考えられます。

 

金融機関にもよりますが、月100円の積立投資などもできるため、まずは様子をみてみたいという状況でも試しやすい制度設計になっています。

 

また、成人の方が投資できる制度に「(一般)NISA」もあります。こちらは年間120万円までの投資が最長5年間、非課税で運用できます。株式なども非課税で投資したい場合に選択肢になりますが、基本的には5年の非課税期間の中で売買の判断などを行う必要があるため、つみたてNISAよりも投資に関心が強い人にお勧めの制度です。

 

つみたてNISAと(一般)NISAは、同時に両方運用することはできません。仕組み上は1年ごとにどちらかを選び直すことはできますが、手続きや管理が煩雑になるため、どちらの制度を使うのか方針を決めて、1つを選択するのが良いでしょう。つみたてNISAや(一般)NISAで足りない部分は課税のある口座で運用することもできます。「つみたてNISAで投資信託」+「課税口座で株式投資」といった組み合わせも可能です。

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