クレジットカードの有効期限が近づいてきた！更新時の注意点と必要な手続きとは

クレジットカードには有効期限が定められており、数年に一度のタイミングでカードを更新する必要があります。この記事ではクレジットカードの更新時に行うべきことや注意点について解説しています

クレジットカードの有効期限は何年？

クレジットカードの有効期限は、一般的には3～5年です。カード会社やカードの種類、利用状況によって異なります。新規申し込みしたカードの場合は、比較的短い期間が設定されることが多いようです。

クレジットカードの有効期限の見方

クレジットカードの有効期限は、カードの表面に記載してあることが一般的です。

 

有効期限は「月/年」のフォーマットで表記されており、年は西暦の下2桁を表しています。たとえば「09/25」と書かれていた場合、2025年の9月末日がそのカードの有効期限である、という意味になります。

クレジットカードの更新に必要な手続きは？

・基本的に手続きは必要ナシ
クレジットカードの更新手続きはカード会社が自動で行うので、会員が特に手続きをする必要はありません。

 

有効期限の1～2カ月前ごろになるとカード会社から新しいカードが送られてくるので、確実に受け取るようにしましょう。

 

なお、基本的に更新によってカード番号が変わることはありません。

 

・長期不在などで早く新しいカードが欲しい場合
配達時に家を空けていたなどの理由で新しいカードが受け取れなかった場合、できるだけ早めに配送業者やカード会社に連絡するなどの対応を取りましょう。

 

受け取れなくてもただちに問題になるわけではありませんが、あまりに長期間放置してしまうと利用停止などのトラブルのもととなります。

 

もし更新のタイミングで長期間家を空ける予定がわかっている場合は、早めに新しいカードを発行できないかカード会社に相談してみましょう。多くの場合、柔軟に対応してもらえるはずです。

有効期限がきてもカードが届かない場合は？

有効期限が近づいてもカードが届かないとしたら、考えられる原因のひとつが旧住所への配送です。引っ越し後、カード会社に住所変更を届けていないと、更新のタイミングで昔の住所に新しいカードが配達されてしまうということが起こります。

 

一般的にクレジットカードは防犯上の問題から「転送不要」の郵便物として送られてくるため、郵便局に転居届を出していても新しい住所には転送してもらえません。新しいカードはカード会社に返送されていますのでカード会社に連絡を取って再送をお願いしましょう。

 

また長期間利用がない、利用状況が悪く再審査に通らなかった、という理由から更新不要という判断がなされ、カードが送られてこない場合もあります。

新しいカードが届いたらすべきこと

新しいカードが届いたら、以下のことを必ず確認しましょう。

 

・古いカードの廃棄

 

新しいクレジットカードが届いたら、古いカードは廃棄しましょう。古いカードも有効期限がくるまでは利用できますが、新しいカードがあれば実質不要です。使い間違えるのを避けるためにも処分してしまいましょう。

 

ただし、クレジットカードには、名前、カード番号、セキュリティコードといった個人情報が記載されています。そのまま捨ててしまうと、個人情報が漏れて悪用されてしまうリスクが高まります。

 

よってそのままゴミ箱に捨てるのではなく、必ずハサミで切り刻んで書いてある情報がわからないようにするのが大切です。

 

また、表面に書いてある文字だけでなく、カードについている磁気テープやICチップにも個人情報が詰まっています。この部分が切れずに残っている場合、表面の字が読めなくなっていてもデータは読み取れてしまいます。必ず磁気テープやICチップも一緒に切れるようにハサミを入れましょう。

 

・利用条件の確認
新しいクレジットカードが添付されている台紙には、利用可能額やキャッシングの利用枠など契約に関する情報が記されています。

 

これらの契約は利用状況によって変更されていることがあるので確認が必要です。利用状況が良ければ利用可能額が引き上げられている可能性もありますが、逆に悪い場合は下がっていることもあります。

 

・署名
台紙とカードの情報が正しいことを確認したら、カードの裏側に署名をします。署名のないカードを利用することは規約違反にあたりますので、必ず行うようにしましょう。

 

署名していないカードでの支払いは断られることがあるばかりか、不正利用されても補償を受けられないなどデメリットしかありません。

 

・自動引き落としやネットショッピングの設定を確認
各種サービスでクレジットカードの引き落とし設定をしていた場合は、新しい情報に更新されているかチェックしましょう。

 

情報更新の手続きが必要かどうかは、サービスによって異なります。公共料金の引き落としなどは、自動的に更新が済んでいる場合が多いです。

 

一方でネットショッピングサイトに登録しているカード情報などは、セキュリティコードや有効期限などが変わるため、自分で新たに設定をし直す必要があります。

なぜクレジットカードには有効期限があるの？

クレジットカードに有効期限がある理由は大きく2つあります。カードの老朽化対策と防犯対策です。

 

クレジットカードは長期間使用していると、汚れや傷によって劣化していきます。劣化によって磁気テープやICチップが読み込めなくなることもあるため、有効期限を設けて定期的に新しいカードと交換します。

 

防犯面もカードを定期的に更新する理由のひとつです。カードの更新で、クレジットカードは最新のセキュリティ機能を搭載したものになります。また、更新を機にカードのセキュリティコードが変わるので、不正利用防止の効果が期待できます。

有効期限がくる前にクレジットカードを見直そう

クレジットカードの更新は、カードの契約内容や利用法を見直すには最適のタイミングです。還元率が高くポイントが貯まりやすいカードや年会費の安いカードに切り替えて、よりお得にクレジットカードが利用できないか検討してみましょう。

 

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このテーマに関する気になるポイント！

1. クレジットカードにはなぜ有効期限があるの？
   カードの老朽化対策と防犯対策です
   
   
2. クレジットカードの有効期限は？
   一般的には3～5年です
   
   
3. クレジットカードの更新に必要な手続きは？
   カード会社が自動で行うので、会員が特に手続きをする必要はありません
   
   
4. クレジットカードの更新でカード番号が変わるか？
   カード番号が変わることはありませんが、セキュリティコードは変わります
   
   
5. 有効期限がきてもカードが届かない考えられる理由は？
   ・引っ越した際、カード会社に住所変更を届けていない
   ・長期間利用がない
   ・利用状況が悪く再審査に通らなかった
   
   
6. 新しいカードが届いたらすべきこと
   ・古いカードの廃棄
   ・利用可能額やキャッシング利用枠の確認
   ・カードの裏側に署名