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光熱費の平均ってどのくらい?一人暮らしor二人以上の世帯別の平均額や夏の節約術も

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年8月17日 10時0分

光熱費の平均ってどのくらい?一人暮らしor二人以上の世帯別の平均額や夏の節約術も

光熱費の平均ってどのくらい?一人暮らしor二人以上の世帯別の平均額や夏の節約術も

私たちが生活していくうえで必ずかかってくる費用のひとつが水道光熱費。毎月支払うことになる費用だからこそ、うまく節約して家計の負担を抑えることが大切です。ここでは、国の統計をもとに全国の水道光熱費の平均額を見ていきます。節約のポイントも紹介するので、これを機に使いすぎていないかチェックしてみましょう。

光熱費の平均ってどのくらい?一人暮らしor二人以上の世帯別の平均額や夏の節約術も

水道光熱費とは

水道光熱費とは

光熱費とは、電気やガスといった生活に必要なエネルギーの利用にかかる費用を指します。電気代、ガス代、水道代、燃料費(主に灯油代)をまとめて水道光熱費と呼ぶのが一般的です。

光熱費の平均ってどのくらい?

ここからは、総務省統計局が発表している家計調査(家計収支編)で発表されているデータを読み解いていきます。

この調査によると、2020年のひと月あたり水道光熱費の総世帯平均額は以下のとおりです。

 

電気代:8,974円
ガス代:4,136円
その他光熱費:1,015円
上下水道料:4,181円

合計:1万8,306円

 

その他光熱費とは、灯油など電気やガスを使わない光熱費用のことを指しています。

 

ただし、これは全国のすべての世帯を平均した金額です。世帯の人数や年代、ライフスタイルによって金額は変わってきます。

一人暮らしの1カ月あたりの光熱費

同じ調査では、一人暮らしの1カ月あたりの光熱費は平均で1万1,686円となっており、全世帯の平均より約6,500円安くなっています。

 

一人暮らしの光熱費は年代によって金額が大きく変わるのが特徴です。

 

 

 

表とグラフを見ると、34歳以下の水道光熱費合計が7,648円なのに対し、65歳以上の高齢者世帯は1万3,016円と倍近くの差があることがわかります。

 

中でも電気代は差が大きく、34歳以下の平均は3,628円、65歳以上の平均は6,488円。若年層は高齢者に比べると、仕事などで外に出ている時間が長いためと考えられます。

二人以上の世帯の1カ月あたりの光熱費

次は二人以上世帯の1カ月あたりの光熱費平均を見ていきましょう。

 

・世帯人数別の光熱費
まず、世帯の人数別に見た光熱費は以下のとおりです。世帯の人数が多くなるにつれて、光熱費は高くなっているのがわかります。

 

 

・世帯主の年代別の光熱費
続いて、世帯主の年代別に光熱費を比較した表とグラフが以下のとおりです。

 

 

 

こちらも若年層世帯の光熱費が比較的安いいう傾向が見られます。

 

しかし45歳以降になると光熱費はほぼ変わらず横ばい状態であることがわかりました。

 

50歳前後というと、ちょうど子供が独立して夫婦二人だけの生活に戻る世帯が増えてくる年代です。若い頃と比べて生活環境が変わることも少なくなるため、光熱費もあまり変化しなくなると考えられます。

夏よりも冬が高い!1年間の光熱費の推移

1年間の中で光熱費が最も高くなるのは冬。こたつ、カーペット、ストーブといった複数の暖房器具を稼働させるうえ、お湯を使う機会も増えるので、電気やガスをより多く使用することになるためです。

 

反対に、夏場は光熱費が最も安くなる季節であり、2020年で最も安いのは7月の1万7,779円でした。最も高い2月の2万7,273円と比べると実に1万円近くの差があります。

 

夏はエアコンにかかる電気代が高いというイメージを持っている方も多いと思いますが、実は家で使用する電力のうちエアコンが占める割合は7%ほど。トータルの電力使用量は冷蔵庫や照明器具よりも少ないというデータもあります。

 

 

光熱費は住んでいる地域によっても差が出る

光熱費は住んでいる地域によっても金額に差が出ます。

 

まずガスに関して、都市部では都市ガスの供給がなされますが、地方ではガスの小売り会社が直接各家庭までガスを配達するプロパンガスが主流の地域も多いです。

 

プロパンガスは小売り会社が自由に値段を設定するため、安いところから高いところまでまちまちです。しかし一般的には都市ガスよりも値段が高くなっています

 

また、データによると寒冷地は比較的光熱費が高く、温暖な地域は光熱費が低いという傾向も見られます。

 

 

 

北海道、東北地方、関東地方、沖縄で光熱費を比べてみたところ、冬の寒さが厳しい北海道と東北地方は年間の光熱費が2万円を超えていました。

 

特にその他光熱費、つまり灯油にかかる費用が他の地域と比べて顕著に高くなっているのが特徴です。冬の厳しい寒さを乗り越えるためには、エアコンや小さなガスストーブではまかないきれないという実情が見えてきます。

新型コロナウイルスによる光熱費への影響は?

新型コロナウイルスの感染拡大は、光熱費にも影響を及ぼしています。外出を控えて自宅で過ごすようになり、コロナ禍以前よりも光熱費が増えたと感じる人が増えているようです。

 

特にテレワークの推奨によって家電の使用時間が大幅に増え、各家庭で電力需要が上がっているという現状があります。残念ながらコロナ禍が収束するまでは、負担の増加は避けられないのでしょう。

知っておきたい!夏の光熱費の節約術

知っておきたい!夏の光熱費の節約術

光熱費は生活に必要な費用とはいえ、家計のためにはできるだけ節約したいもの。そこで、光熱費の節約に役立つ方法をいくつかご紹介します。

 

・使わない家電のコンセントを抜く、スイッチを切る
節電の基本中の基本ですが、待機電力を減らすことで電気代を削減します。

 

特にガス給湯器の電源、トイレの便座暖房などは常時つけっぱなしにしている方も多いと思いますが、1日のうちで実際に使用している時間はさほど多くないはず。使っていない時間はスイッチを切って節電しましょう。

 

・エアコン本体や室外機をキレイに保つ
暑くなるこれからの季節は、エアコンは必需品。しかしエアコンのフィルターが汚れていたり、室外機周辺の風通しが悪かったりすると冷却効率が下がります。定期的に掃除をして、余計な電力消費を防ぎましょう

 

また、室外機自体が直射日光で熱くなってしまうと機械に負担がかかります。日陰に設置するか、難しい場合は日よけを使用するなど工夫しましょう。

 

・省エネ性能の高い新しいエアコンに買い換える
近年のエアコンは省エネ性能が向上しており、10年前と比べて5%の省エネを実現しているといいます。機種によっては年間1万円以上の節電につながることも。

 

買い換えの費用こそかかりますが、長期的な目線で考えれば結果的に電気代が安くおさまるうえ、エコな家電を使うことで環境保全にもつながります。

 

・冷蔵庫の使い方を見直す
夏は冷たいものが恋しくなる季節。かといって冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると、冷却効率が下がって電力負荷が上がってしまいます。冷蔵庫に物を入れるときは、空気の通り道ができるように入れるのがベストです。

 

逆に冷凍庫の場合は、凍った食べ物が保冷剤の役割を果たすので隙間がなくても問題ないそうです。それぞれの違いを押さえておきましょう。

 

他にも、熱いものは冷ましてから入れる、扉の開け閉め時間は短くする、季節によって温度設定を変える、といったことも効果的です。

 

・支払いをクレジットカード払いにまとめる
光熱費の支払いをクレジットカード払いにすることも節約のひとつ。毎月の支払いで自然とポイントが貯まっていくのでとてもお得なうえ、支払いの履歴がまとまって残るので家計管理にも役立ちます。

 

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このテーマに関する気になるポイント!

  1. 水道光熱費とは?
    電気代、ガス代、水道代、燃料費(主に灯油代)をまとめて水道光熱費という

  2. 光熱費とは?
    光熱費とは、電気やガスといった生活に必要なエネルギーの利用にかかる費用

  3. 世帯光熱費の1カ月平均はどのくらい?
    ・電気代:8,974円
    ・ガス代:4,136円
    ・その他光熱費:1,015円
    ・上下水道料:4,181円
     合計:1万8,306円


  4. 一人暮らしの1カ月の光熱費平均は?
    平均で1万1,686円

  5. 1年間の中で光熱費が最も高くなるのは?


  6. 光熱費の節約術は?
    ・使わない家電のコンセントを抜く、スイッチを切る
    ・エアコン本体や室外機をキレイに保つ
    ・省エネ性能の高い新しいエアコンに買い換える
    ・冷蔵庫の使い方を見直す
    ・支払いをクレジットカード払いにまとめる

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