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クレジットカード決済の手数料は加盟店負担?請求時の対処法や仕組みも合わせて解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年11月12日 10時0分

クレジットカード決済の手数料は加盟店負担?請求時の対処法や仕組みも合わせて解説

クレジットカード決済の手数料は加盟店負担?請求時の対処法や仕組みも合わせて解説

クレジットカードを持っていれば、現金を持たずに買い物をすることができてとても便利です。しかし、そもそもクレジットカードとはどのような仕組みになっているのか、利用時の手数料はかからないのか気になっている方もいるでしょう。ここではクレジットカード決済の仕組みや手数料についてわかりやすく解説します。

クレジットカード決済の手数料は加盟店負担?請求時の対処法や仕組みも合わせて解説

クレジットカードの手数料とは

クレジットカードの手数料とは

クレジットカードを発行しているカード会社は、手数料によって利益を得ています。この手数料とは、クレジットカード決済を導入している店舗が支払うものです。クレジットカード決済を導入している店舗のことを「加盟店」といいます。

 

たとえばクレジットカード決済によって商品が売れた場合、お店側はその売上の一部を手数料としてカード会社に支払う仕組みになっています。

 

この手数料は、カードを利用した消費者側が支払うことはありません。買い物をしたときの消費者の負担はあくまで商品代金のみです。

クレジットカード決済の仕組み

クレジットカード決済の仕組み

ここからは「カード利用者」「お店(カード加盟店)」「カード会社」の3つの登場人物を想定しながらクレジットカードの仕組みを見ていきましょう。

 

クレジットカード決済とは、一言でいえば「カード会社に商品の購入代金を立て替えてもらえるシステム」です。

 

そもそも「クレジット」という言葉には「信用」という意味があります。お金の立て替え、つまり貸し借りを利用した仕組みのため、カード利用者、店舗、カード会社それぞれの信頼関係をもとに成り立っているシステムなのです。

 

1. 消費者がクレジットカードで商品を購入
クレジットカード決済の流れとしては、まず消費者が商品やサービスをクレジットカードで購入します。この時点ではまだ消費者のお財布や銀行預金からお金は動いていません。

 

普通、買い物をするときはその場で現金などをお店に渡すことで代金を支払わなければなりませんが、クレジットカード決済は「カード会社に立て替えてもらいます」という意味と同じなので、その場でカード1枚を提示するだけでその場の会計は終了します。

 

2. カード会社が商品の代金を立て替え
消費者の代わりに代金の支払いをするのはカード会社です。お店側は、カードを利用した消費者に代金を請求する代わりにカード会社へ代金を請求し、カード会社はお店側の請求に基づいて代金を支払います。ただしこのとき、カード会社が加盟店に支払うのは代金から加盟店手数料を差し引いた金額です。加盟店手数料は代金の数%ですが、この加盟店手数料がカード会社にとっての利益になります。

 

3. 後日、消費者がカード会社へ立て替え分のお金を支払う
最後に、消費者が立て替えてもらったお金をカード会社へ支払います。支払いは銀行口座からの自動引き落としで行うのが一般的です。たいていの場合、月に1回の引き落とし日に、1ヶ月分の代金をまとめて支払うことになります。

 

つまり消費者が期限までにきちんと立て替え代金を支払ってくれるという信用をもとに、カード会社はクレジットカードを発行して商品の代金を立て替えてくれているというわけです。

 

そのため消費者側が引き落とし日に代金を支払えなかったり、不適切なカードの利用をしたり、カード会社からの信用を失うような行為を行うと、クレジットカードが利用停止になることもあります。

クレジットカード決済が加盟店にメリットとなる理由

クレジットカード決済が加盟店にメリットとなる理由

クレジットカード決済はすべてのお店でできるわけではなく、クレジットカードの決済システムを導入した「加盟店」のみで行えます。加盟店になるためには、お店は売上の一部を手数料としてカード会社に支払うという条件を飲まなくてはなりません。

 

なぜお店側は、わざわざ手数料を支払ってまでクレジットカード決済を導入するのでしょうか?

 

それは、クレジットカード決済が使える加盟店になることがお店に様々なメリットをもたらすからです。以下にそのメリットをいくつかご紹介します。

 

・販売機会が広がる
クレジットカードが使えるお店になるということは、顧客にとっては決済手段が増え、利便性が上がるということです。それが結果的に販売機会を広げることにつながっています。

 

特に近年は社会全体で急激にキャッシュレス化が進んでいることもあり、既にメインの支払い手段をクレジットカードに切り替えている人もいます。こういった消費者にとっては、クレジットカードをはじめとする様々な電子決済の手段を選べるお店は好印象を与えるようです。

 

特にサービスの代金が高額になるほど「クレジットカードが使えるお店を利用したい」と考える人も多いので、そういった顧客への販売機会を逃すことなく売上につなげることができます

 

・購入単価が高くなる傾向がある
クレジットカード決済は、高額な代金を支払うときの心理的な抵抗が現金支払いよりも少ないといわれています。

 

その場で現金を渡すと「お金が出ていってしまった」という気持ちが芽生えますが、クレジットカード決済はその場でお金を渡さないので支払いへのためらいが発生しにくいのです。

 

そのためクレジットカード決済だと高額商品が売れやすくなり、売上のアップにつながります

 

・売上代金の管理コストやリスクが下がる
クレジットカードの決済履歴はすべてデータで管理されるので、手作業でレジにある現金を数えたり売上を計算したりといった手間がなくなり、管理に関わる負担が軽くなります。お金の渡し間違いや計算ミスといったことも起こりません

 

また、カード会社からの売上の入金は一定のタイミングで行われるため、資金繰りの計画が立てやすくなるのもお店にとっては嬉しいポイントです。

 

このようにクレジットカード決済を導入して加盟店になることは、お店側にとって様々なメリットがあります。カード会社に手数料を支払う必要はありますが、トータルで見ればメリットの方が大きいと考え、カード決済導入に踏み切るお店も多いようです。

 

昨今のキャッシュレス化の波も追い風になっており、クレジットカード決済は着実に浸透しつつあるといえるでしょう。

カード加盟店から利用者に手数料を請求するのは違反?

カード加盟店から利用者に手数料を請求するのは違反?

本来加盟店が支払うべき手数料を、商品の代金に上乗せして顧客に請求することは多くのカード会社の規約で禁止されています。そのため、もしカード決済にともなう手数料を店側から要求されたとしても、消費者側に支払う義務はない場合が多いです。

 

もしお店から手数料を請求されたら、その場で支払いの根拠を確認し、カード会社に問い合わせてみましょう。その場で対処することが難しい場合は、一旦レシートなど支払いの内容がわかるものを持ち帰り、手数料を請求されたことをカード会社に連絡するという方法でも構いません。

クレジットカード決済で利用者に手数料がかかる場合とは

クレジットカード決済で利用者に手数料がかかる場合とは

ここまでは、クレジットカードの仕組みとあわせて、お店がカード会社に支払う加盟店手数料についてご紹介しました。

 

基本的に消費者がクレジットカードを利用するときは、手数料なしで利用できます。ただし、支払いの方法によっては消費者側に手数料がかかるケースもあります。例えばクレジットカードで以下のような使い方をした場合です。

 

・分割払い
・リボ払い
・キャッシング

 

これらの利用方法には「カード会社に立替金を支払うタイミングが一括払いよりも遅れる」という共通点があります。つまり、消費者側の都合でカード会社に立て替えの返済を待ってもらっている状態になるので、その分の利息として手数料が課せられるイメージです。

 

一括払いを選択した場合は、消費者に手数料負担は発生しません。また、分割払いでも2回払いまでなら手数料がかからないのが一般的です。

分割払い、リボ払い、キャッシングの違いとは

分割払い、リボ払い、キャッシングの違いとは

ここで、消費者に手数料がかかるパターンとして挙げた分割払い、リボ払い、キャッシングについて、簡単に解説します。

・分割払い
分割払いは、商品の購入代金を指定した回数に分けてカード会社に支払う方法です。

 

例えば10万円の商品を10回払いで買った場合、1万円プラス手数料の支払いを月に1回、計10ヶ月繰り返すことで支払いが完了します。

 

回数を細かく分けるほど1回に支払う金額を少なくすることができますが、その分手数料は高くなります。

 

・リボ払い
リボ払いは、毎月のカード会社への支払い金額を一定にする支払い方法です。代金を細かく分けて支払うのは分割払いと同じですが、分割払いは「回数」を指定するのに対して、リボ払いは「引き落とし1回あたりの金額」を指定するのが特徴です。

 

例えば、10万円の商品をリボ払いにした場合、毎月1万ずつ払う場合は10回、2万円ずつ払う場合は5回で支払いが完了します。

 

また、分割払いは商品ごとに支払い回数を調整する方法ですが、リボ払いはその1ヶ月間でリボ払い指定した買い物の合計金額に対して金額の調整を行います。

 

仮に1カ月間で1万円、2万円、5万円の買い物をしてすべてリボ払いにした場合、代金の合計は8万円です。しかし毎月の支払い金額を1万円ずつに設定していれば、毎月口座から引き落とされるのは1万円プラス手数料のみです。これが、支払うべき代金がなくなるまで繰り返し続きます。

 

つまりリボ払いではどれだけ買い物をしても毎月の引き落とし金額はほぼ一定です。その代わり、最終的に支払うことになる金額の合計は一括払いと比べるとかなり大きくなることがあります。支払いをしている期間ずっと手数料がかかり続けるためです。

 

・キャッシング
キャッシングは買い物の決済手段ではなく、クレジットカードを使ってカード会社からお金そのものを借りる仕組みをいいます。電話やインターネットから申し込みを行うと、カード会社から銀行口座に現金が振り込まれます。借りられるのはカードごとに設定されたキャッシング枠の金額までです。

 

借りたお金の返済は、カード利用代金と同じように口座からの引き落としで支払います。キャッシングには所定の利率が設定されており、借りた金額に利率を掛けた利息を上乗せして返済しなければなりません。

 

ちなみに、「キャッシングリボ」とはキャッシングで借りたお金をリボ払いで返済することをいいます。例えば10万円をキャッシングした場合、一括返済であれば支払い日に10万円と利息を一括で支払いますが、返済をリボ払いにすることで月々の負担を減らすのがキャッシングリボです。

 

キャッシングリボも返済期間中は残金に対して利息がかかり続けるため、利息を含めた支払い額の合計は一括返済よりも大幅に大きくなります。

クレジットカード生活を始めるなら楽天カードがおすすめ

今回ご紹介したように、クレジットカード決済では基本的に消費者側に手数料がかかることはありません。

 

クレジットカードは現金を持ち歩かなくても買い物ができたり、ネットショッピングの支払いを簡単に済ませられたりと、とても便利なカードです。また、クレジットカードで買い物をするとカードのポイントが貯まるので、現金で支払いをするよりもお得に買い物ができるのも大きな特徴です。

 

楽天カードなら、100円の利用につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。さらに楽天グループのサービスを利用することで還元率がどんどんアップしていくので、ザクザクポイントを貯めていくことができます。これからクレジットカードを作ろうと考えている方は、ぜひ楽天カードを検討してみてください。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. クレジットカードの手数料って何?
    クレジットカード決済を導入しているお店が、カード会社に支払う手数料です。(加盟店手数料)

  2. クレジットカード決済ってどういう仕組みなの?
    利用者が買い物をすると、まずカード会社が購入代金を立て替えてお店に支払ってくれます。立て替えたお金は後日まとめてカード会社から利用者に請求されます。

  3. お店から手数料負担を求められたときはどうする?
    基本的に支払いに応じる必要はない場合が多いです。その場で断るのが難しいときはレシートなどの証拠をもらい、カード会社に連絡しましょう。

  4. 2021年10月からの郵便サービスの変更点は
    普通郵便、ゆうメール、スマートレター、特定記録郵便の4種類について、日曜日と祝日に加えて土曜日の配達も休みになります。

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