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ボランティア活動とは?定義や種類、身近にできる参加方法を解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年11月22日 10時0分

ボランティア活動とは?定義や種類、身近にできる参加方法を解説

ボランティア活動とは?定義や種類、身近にできる参加方法を解説

社会貢献にはボランティア活動や募金活動などさまざまなものがあり、子どもの頃に学校の授業などでされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。大人になると社会貢献活動をしたいと思ってはいても、仕事やプライベートで忙しくなかなか時間を作ることができず、悶々としている方もいるかもしれません。 しかし特別な活動に参加しなくても、不用品を適切に廃棄・リサイクルしたり、ゴミを出さないようにエコバッグを利用したりといった、日常の中でできる些細な行動も社会貢献活動にあたります。 今回は社会貢献の定義や歴史に加え、日常的にできる社会貢献から仕事を通してできる社会貢献までをご紹介していきます。

ボランティア活動とは?定義や種類、身近にできる参加方法を解説

社会貢献とは?

社会貢献とは?

社会貢献とは一体どのようなものなのでしょうか。まずは、社会貢献の定義と歴史を解説していきます。

 

社会貢献とは、個人や団体、企業などが行う社会の利益や発展のための行動を指しますが、その活動内容は多種多様です。

 

・社会貢献の定義
社会貢献とは、社会の利益や発展に役立つと考えられる行いのことを指します。社会貢献活動は個人でできるものから、団体や企業で行うものまでさまざま。募金活動や清掃美化活動、リサイクル活動のほか、高齢者や子どもの支援、災害の被災者支援などがあり、これらを以下のようにまとめることができます。

 

・個人や団体などが行うボランティア
・企業が行うCSR(Corporate Social Responsibility:社会的責任)
・受刑者の社会復帰訓練

 

とはいえ、何が社会貢献活動であって、何がそうではないかという具体論になると、論者によって意見はさまざま。ですがここではおおまかに、社会の利益となると信じることを自らの意思を持ってすることが社会貢献であると定義します。なお、社会貢献活動と呼ばれるものは基本的に無償で行います。

 

・社会貢献の歴史
日本でボランティア活動が活発化したきっかけとなったのは、1995年の阪神・淡路大震災でした。それまでボランティア活動といえば、若者や女性が主たる参加者でしたが、「自分たちで何かしよう」という機運が広がり、この頃からボランティア活動に参加する層も拡大していきました。

 

また、1990年代後半から日本企業に「環境経営」という言葉が定着していく中で、2000年以降に頻発する企業不祥事をきっかけに、企業の社会的責任を指すCSRへの関心が国内で高まっていきます。そして、2003年頃より日本企業にCSR室などが設置される動きがでてきました。

日常的にできる社会貢献

日常的にできる社会貢献

個人レベルで社会貢献活動を行いたいと思う場合、日常的にできるものから始めるのが良いでしょう。些細な行動であっても立派な社会貢献活動に変わりはありません。以下で日常の生活の中でできる社会貢献をご紹介していきます。

 

・エシカル消費
エシカル消費とは、消費者庁の定義では次のように定められています。

 

「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」

2015年9月に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールの1つにあたる取り組みです。

 

例えば、フードロスの削減に取り組んだり、フェアトレード商品や就労支援品を購入したりすることがエシカル消費の一例として挙げられます。

 

フードロスとは、本来であれば食べられる食品を廃棄することです。フードロスを減らす個人の取り組みとしては、賞味期限の近い値引き商品を買うことや、食べきれる分量を注文して食べ残しを出さないこと、必要な分だけ買って食べられる分だけ作ることなどがあります。

また、フェアトレードとは、開発途上国の生産者を保護し、そこで働く労働者の生活改善に寄与する貿易アイデアです。具体的には、原料や製品を購入する際、あるべき適正な価格で購入することにより、その実現を目指します。消費者としては、フェアトレードによる原料から製造された商品を買うことによって開発途上国の生産者や労働者を支援することができます。

そして就労支援品とは、福祉施設や障がい者施設などが生産に関わる商品、社会復帰を目指す就労困難者が作ったり販売したりしている商品のことです。就労支援品を購入することが、障がいを持つ方や就労困難者の支援や雇用の創出につながります。

 

・リサイクル
ゴミとして処分する前にリサイクルできないか考えてみましょう。リサイクルをすることで不用品が「役に立つモノ」として世の中で活用されていきます

 

最近では、モノのリサイクルを通じて社会貢献する取り組みを行う団体や企業も増えてきています。その取り組みの1つが「リサイクル募金」。寄付された不用品をリサイクルに回して、その売上金を寄付する取り組みです。対象となるのは、古紙、古本・CD・DVD、古着、文房具などです。

 

・脱プラスチック
プラスチックゴミによる海洋汚染が世界全体の問題として深刻化しています。それを受け、日本でも2020年7月より「プラスチック資源循環戦略」に基づくレジ袋の有料化が始まりました。個人での取り組みとしては、マイエコバッグやマイボトルを利用すること、過剰包装商品の購入を控えることなどができるでしょう。

 

・ヘアドネーション
ヘアドネーションとは、事故や病気などで頭髪を失ってしまった子どもに、医療用ウイッグを作るための髪を寄付することです。美容院などで切った髪の毛は処分されるのが普通ですが、髪の毛を長く伸ばしてから散髪することで子どもたちの役に立てることができます。

 

ヘアドネーションは、自分で切って送付することもできますが、NPO法人と提携している美容院やサロンにてカットしてもらう方法もあります。予約の際に必ずヘアドネーションを希望していることを美容院・サロンに伝えましょう。

 

NPO法人 JHD&C(Japan Hair Donation & Charity)の公式HPには、ヘアドネーションの注意点も紹介されています。自分が当てはまるか確認してみると良いでしょう。

 

・髪の毛は31cm以上の長さが必要

・年齢や国籍、性別、居住地、カラー、パーマ、白髪、くせ毛などは不問(極端にダメージがない限りドネーションとして可能)

・髪を濡らした状態でカットしない

・小さい束に分けた髪をゴムで強く結び、その1cm上をカットする

ボランティア活動による社会貢献

ボランティア活動による社会貢献

社会貢献に関わる方法として、休日や祝日には地域などで開催されているボランティア活動に参加してみるのもよいでしょう。誰でも気軽に参加でき、さまざまなボランティア活動があるので、自分の好きなことや自分にできそうなことなどをもとに、関心のある活動を選ぶことができます。以下ではボランティア活動のほんの一部をご紹介していきます。

 

・地域の清掃活動やビーチクリーンアップ
街や海岸の美化活動は手軽に参加できるものが多く、ボランティア初心者にもおすすめです。事前の申込みは不要で、ゴミ拾い道具を無料で貸し出してくれることもあります。

 

また、行事に参加しなくても、街を歩く中や海岸に寄ったついでに落ちているゴミを拾うだけでも立派な社会貢献活動です。

 

海に遊びに来たついでに数分間ゴミ拾いを行い、拾ったゴミの写真をSNSでハッシュタグ(#2minutebeachclean)とともにシェアする活動も話題になっています。ビーチをきれいにするだけでなく、SNSを通じてビーチの現状を世界に発信することで、ゴミ問題への関心を高めるという社会貢献になります

 

・災害時の被災者支援
地震や水害などの災害発生時から復興に至るまでの支援をするのが「災害ボランティア活動」です。東日本大震災や西日本豪雨などでは、多くのボランティアが被災地の復旧・復興に携わりました。直接的な復旧支援以外にも、被災者の活力を取り戻すための交流機会作りのような支援も行われます。

 

・高齢者の話し相手になる活動
高齢者を支える活動のひとつとして「傾聴ボランティア」というものがあります。1人暮らしの高齢者が増え、それに伴い孤独死を迎えたり詐欺被害に遭ったりする高齢者が急増している現代日本で、ますます必要とされてきているボランティアです。

 

高齢者施設や個人宅で高齢者の話を聞くだけで、高齢者の心のケアになります。地域の社会福祉協議会などで傾聴ボランティア講座が開催されていることもあるため、初めての方でも活動に参加しやすいでしょう。

仕事を通してできる社会貢献

仕事を通してできる社会貢献

社会貢献活動は必ずしも無償というわけではなく、それが仕事というケースもあります。社会貢献を仕事内容とするのは、例えば次のような職業です。

 

・人の命を守る職業
まず、医師や看護師のほか、消防士、自衛官など、人の命を守る職業が挙げられます。また、動物の命を守る獣医師、動物看護師なども同様です。命を救う活動は緊迫感の中で臨機応変な対応なども求められ大変ですが、社会貢献度は大きいでしょう。

 

・安全や人権を守る職業
安全や人権を守る職業としては警察官や弁護士、また受刑者の社会復帰を手助けする役割を担う刑務官や、海上の安全を守る海上保安官などが挙げられます。

 

・企業のCSRに関わる
企業は利益を追求するだけではなく、環境・人権問題への対応をはじめとするさまざまな社会的責任を果たす取り組みを行っています。それがいわゆるCSRです。つまり、CSR活動に取り組む企業で働くことも間接的に社会貢献につながっているといえます。

まとめ

まとめ

社会貢献とは社会に役立つことであり、その活動は日常の中で取り組めるものもあります。まずは、自分にできる身近なところから手軽に行える社会貢献活動に取り組んでいくとよいでしょう。

 

楽天グループには、楽天クラッチ募金というインターネット募金があります。楽天カード楽天銀行など楽天のさまざまな決済手段が利用でき、国内外のさまざまな災害・人道支援を行える仕組みです。貯めた楽天ポイントでも寄付ができるため、とても手軽に取り組める社会貢献活動です。社会貢献活動に興味はあったけど、時間がとれずに取り組めなかったという方はこういった方法で社会貢献をしてみてはいかがでしょうか。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 社会貢献とは?
    社会の利益や発展につながることを自己の意思を持って行動することです。

  2. 日本で社会貢献活動が活発化したきっかけは?
    1995年の阪神・淡路大震災を機に、年齢・性別を問わず広範な層がボランティア活動に参加し始めるようになりました。

  3. エシカル消費とは?
    社会的課題を解決するためにはどのようなものを購入すべきかという視点、あるいは課題解決に取り組んでいると目される事業者を応援する視点を購買の判断基準にすることと定義できます。

  4. 楽天クラッチ募金の募金手段は?
    楽天ポイントを始め、楽天カードや楽天銀行など楽天のさまざまな決済手段で募金が可能です。

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