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FXのスキャルピング手法とは?禁止の理由、利益の出しかた、おすすめ口座も紹介

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年1月5日 10時0分

FXのスキャルピング手法とは?禁止の理由、利益の出しかた、おすすめ口座も紹介

FXのスキャルピング手法とは?禁止の理由、利益の出しかた、おすすめ口座も紹介

スキャルピングとは、FX取引などで使う手法。ごく短い時間のうちに売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていきます。素早い決断が必要な取引です。ここでは勝率を高めるコツや、おすすめの口座、注意点などを解説しています。

FXのスキャルピング手法とは

FXのスキャルピング手法とは

・スキャルピングとは
スキャルピングというのは、FXなどで使われる取引の手法の1つです。ごく短い時間のうちに売買を繰り返すことで、小さな利益を積み重ねていくという考え方です。

 

スキャルピングの語源となっている英語の「scalp」には「頭の皮をはぐ」という意味があります。これは株やFXにおける、チャートのローソク足をイメージすると分かりやすいかもしれません。リアルタイムのチャートでは、値上がりするとローソク足が上に伸びていきます。その少し伸びた分を利益にしていくという感じです。

 

短期間での取引というと、デイトレードという言葉が最初に思い浮かぶかもしれません。しかしスキャルピングはデイトレードよりもさらに短期間での取引となります。

 

デイトレードは少なくとも1日のうちに1回「買いから入って売却する」「売りから入って買い戻す」など売買を完結させればよいものです。一方スキャルピングでは、数秒から数分で1回の売買を完結させ、それを1日に何度も繰り返していきます。たとえば買いから入って、値上がりしてチャートのローソク足が少しでも上に伸びたら、すぐに利益確定してしまいます。

 

スキャルピングは短時間で取引完了するのが特徴ですが、もう1つ、取引回数が多いことも特徴です。1回の取引で得られる利益が少ない分、回数を増やしてより大きな利益にしていくのです。たとえばデイトレードで1日1回の取引により1万円の利益を得られたとしましょう。同じ利益を上げるのに、スキャルピングでは1,000円の利益が出る取引を10回行うことになります。もしかすると100円の利益を100回というケースもあるかもしれません。

 

・さまざまな取引手法
このように時間の長さに着目すると、FXにはデイトレードやスキャルピングなど、短時間で取引を完了する手法があります。もう少し長い時間の取引であれば「スイングトレード」という手法も存在します。これは1回の取引に、数日から数週間といった期間を使う手法です。より大きな値動きを狙った手法と言えるでしょう。

 

さらに数カ月から数年という長期間にわたってポジションを保有しつづけるのが「ポジショントレード」という手法。FXであれば金利差によるスワップ収入を目的とした取引が、これにあたります。

スキャルピング手法のメリット・デメリット

スキャルピング手法で勝つコツとは

・メリット
短時間に何度も取引を繰り返すこの手法には、有利なポイントがいくつかあります。1つは少ない資金でも、取引回数を増やすことによって、効率良く利益を出せるということです。

 

大きな資金を使って長期間待ったとしても、結局は小さな利益しか出ないということもあり得ます。使える資金が小さければ、1回の取引で得られるリターンは少ないかもしれません。しかし回数を積み重ねることで、大きな資金に負けないだけのリターンを得られるという可能性があるのです。

 

取引する上でのメンタルに関してもメリットがあります。株式でもそうかもしれませんが、FXでは一度買いや売りのポジションを持つと、その後の値動きが気になります。損をしていないか気になって、仕事中でも数字をチェックしたくなるという方も多いでしょう。

 

スキャルピングであれば、すぐに利益確定や損切りなど、結果が確定します。不安なまま眠るということもありません。取引のない土曜・日曜の間に、ポジションを持ち越すリスクも取らずに済みます。

 

・デメリット
ただし取引の回数が増えることには、デメリットもあるので知っておきましょう。それはコストの問題です。多くのオンラインFX業者では、取引手数料は無料になっています。しかしFX取引には「スプレッド」というコストが存在するのです。

 

ドル/円などのレートを見ると、「Bidが11万3.860円、Askが11万3.862円」などとなっています。この価格差0.002円が、取引する上でのコストとなります。小さな数字かもしれませんが、取引回数が増えることで、その負担も積み重なります

 

心理的にも、取引回数が増えることで負担を感じることがあるかもしれません。FXの取引には、利益が出るか損失が出るかを左右する判断力が必要です。損失が出るかもしれない判断を繰り返すのは、ストレスがたまるでしょう。心配しやすい性格であれば、デメリットになりそうです。

 

スキャルピングは小さな利益を積み重ねるという細かい作業。取引が多いと損益の計算も増えるでしょう。こうしたことが苦手であれば、作業負担が増えるという点がデメリットとなります。

スキャルピング手法で勝つコツとは

スキャルピング手法で勝つコツとは

・チャートを使ったテクニカル分析
スキャルピングによる売買で利益を出すには、どのタイミングで取引すれば良いのか、考えなくてはなりません。そんなときによく使われるのが、チャートを利用したテクニカル分析です。

 

チャートには、単位時間ごとの始値・終値・高値・安値を記録したローソク足が表示されます。スキャルピングは短時間の取引となるため、1分ごとに1本のローソク足を表示する「1分足」を選択することが多いようです。

 

テクニカル分析の基本として参考にしたいのは、まず「移動平均線」。一定期間の価格を平均した値をつないだ線です。移動平均の考え方は、新型コロナウイルス感染者数の分析で示されたこともあり、よく理解しているという方も多いでしょう。売買するタイミングの参考としては、長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に抜けるときが、上昇を示唆しているといったものがあります。これは「ゴールデンクロス」と呼ばれるサインです。

 

もう1つよく使われているのが「ボリンジャーバンド」。これは統計学をもとにした考え方で、移動平均線と±1σ(シグマ)、±2σなどの線が表示されます。σは統計学の標準偏差のことで、+2σと-2σの間に価格が収まる確率は、統計学上95.45%です。

 

売買タイミングへの応用としては、ボリンジャーバンドの上限に達したら「売り」といった「逆張り」の考え方や、上限を上に抜けたら「買い」のタイミングと見る「順張り」の考え方などがあります。

 

こうしたテクニカル分析は、必ずそうなるというものではありません。多くの投資家は、自分なりにアレンジを加えて、勝率を上げるための工夫をしています。売買の戦略を考えるのが楽しいと感じれば、スキャルピングが上達するかもしれません。

 

・スキャルピングのコツ
短時間に素早い判断が求められるのが、スキャルピング。売買を実行するか迷っている間に、価格はどんどん変化していきます。そこで価格がどうなったら利益確定するのか、あるいは損切を実行するのか、あらかじめ決めておくのが良いでしょう。

 

また市場の状況を理解しておくことも大切です。変化が少なく一定のレンジを上下する時間帯もあれば、活発な取引により上下に大きく動きはじめる時間帯もあります。状況にあわせた取引が勝ちにつながるでしょう。

スキャルピング手法はできる証券会社が限られる!おすすめ口座

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・短時間で多くの注文を出すのがNGという業者も
FX業者によっては、短い時間に繰り返し多くの注文を出す行為が禁止されていることがあります。スキャルピングをしようとすると、こうした決まりに抵触してしまう可能性があるのです。場合によっては口座を凍結され、そこでの取引ができなくなってしまうということもあるようです。

 

ただ1日に何回注文を出すとスキャルピングになるのかという明確な定義はありません。FX業者によって対応が違ってきます。規約やよくある質問などでチェックしておきたいところです。

 

なぜそのような決まりがあるのかというと、1つにはサーバーへの負担が考えられます。サーバーというのは顧客からの注文を受け付けたり、取引を実行したりするコンピュータです。あまりに多くの注文が集中すると、処理が追い付かなる可能性が出てきてしまうのです。

 

普段サイトを閲覧しているときでも、話題のサイトにはつながりにくくなります。サーバーを増やせば良いのでしょうが、コストの問題もあり、難しい経営判断となっているのかもしれません。

・スキャルピングOKのFX業者は?
スキャルピングが可能かどうかについて、サイト内で確認できるFX業者もあるので、いくつか紹介しておきましょう。

 

ヒロセ通商の「よくある質問 Q&A」をチェックすると、「スキャルピングはできますか?」という質問に対し、「スキャルピングは可能です」と書かれています。

外為どっとコムでは「スキャルピングについて、禁止しておりません」と書かれているのを見つけられます。

またFXプライムbyGMOでは、サイト内で「スキャルピングOK」との表示が確認可能です。

スキャルピング手法は危険?注意点を解説

スキャルピング手法は危険?注意点を解説

スキャルピングによる取引では、高速で安定した通信環境がないと危ない思いをする可能性があります。短時間で利益を上げようとするときには、注文が思い通りのタイミングで約定しなければなりません。電波の状態が悪くて注文できないということがあれば、チャンスを逃してしまうでしょう。ポジションをすでに持っている場合、損失を拡大させる要因にもなり得ます。早く損切りしたいのに、その注文が通らない危険があるのです。

 

利用しているインターネットプロバイダーや、FX業者のサーバーの状態も重要です。多くの人がインターネットにアクセスしたり、FX取引の参加者が増えたりするような時間帯に、サーバーの反応が悪くなることはないでしょうか。タイミングがずれない、確実な取引が必要なため、チェックしておきたいところです。スムーズなスキャルピング取引ができる環境を整えておきましょう。こうしたことが利益や損失の大きさに、直接影響を与えることになります。

 

FX取引では、このような超短期の取引が頻繁に行われています。FX業者にはさまざまな特徴を持ったところがあり、スキャルピングに適した業者を利用するのが良いでしょう。

 

FX取引ではさまざまな手法が使われます。楽天証券楽天FXでおすすめの取引手法は、スワップポイントと呼ばれる金利収入を狙った長期的な取引。楽天FXは、高金利通貨でのスワップが、業界のなかで高水準なのが特徴です。また見やすいツールを使った短期取引も可能。自分にあったスタイルでFX取引ができます。

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