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子供ための貯蓄について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年3月24日 10時0分

子供ための貯蓄について

子供ための貯蓄について

今後、子供が生まれた際の将来の貯蓄方法として、ジュニアNISAや学資保険など聞いたことはありますが、どういった方法で貯蓄するのがオススメでしょうか。

年齢:30代
職業:会社員
世帯年収:800万円~1,000万円未満
ペンネーム:なつ

 

まず、一番オーソドックスな方法としては、子ども名義の銀行口座を作り、お年玉や児童手当相当の金額などを預貯金として機械的にとりよける方法です。今は低金利なので増やすという目的を持つことは難しいですが、元本が確保されている安心感があります。

 

ジュニアNISA(非課税期間5年)は2023年まで子どもの名義で口座の開設や資金の投資を行うことができますが、2024年以降は制度がなくなるため、資金を投入できるタイミングは限定的です。また、ジュニアNISAの口座内では株式や投資信託など価格変動がある商品を購入して運用することになるため、ある程度資金に余裕ができてから検討する選択肢になります。

 

投資の税制が優遇される口座として使いやすいものに「つみたてNISA(非課税期間20年)」があり、夫婦の名義でつみたてNISAを使い切ることの方が優先順位は高いでしょう。生活費半年分程度の預貯金ができてから、家庭全体の資産で考えて、徐々に投資を検討する形になります。つみたてNISAは1人年間40万円の投資ができます。夫婦だと合計年間80万円の投資を行えるため、初めて投資を行う人にとっては、それなりに大きな金額になります。そのため、まずはつみたてNISAを無理なく使い切れることを目指し、それ以上に余力がある場合にジュニアNISAを検討するという流れが考えやすいでしょう。

 

学資保険は、まだ学費が準備できていない段階で、なつさんご夫婦に万が一のことが起こった場合に、一定の保険金を学費などとして準備できる「保障」の機能を備えます。保障というサービスを受けるため、支払う保険料のすべてが貯蓄には回らないため、大きく増やすという期待はできないことや、途中で解約した場合には、支払ってきた金額よりも少ない額しか戻ってこない可能性もあります。
保障が得られることや、最後まで続けた場合に受け取ることができる金額がある程度確定させられること、自動的に貯蓄習慣を作りやすいことなどはメリットなので、無理なく支払い続けられる保険料の範囲であれば、検討しても良さそうです。

 

一方で、あくまで保障を得ることと貯蓄を兼ねる特性上、貯蓄のために合理的な選択肢ではないことは理解をしておく必要があります。学資保険ですべての学費を準備することを目標にするのではなく、他の方法と組み合わせて無理なく続けられる保険料の範囲で検討するのが良いでしょう。

 

学費だけのための予算として貯蓄をしていくというよりは、まずはまとまった預貯金を作っていき、家庭全体の資産を確認しながら、どの部分を増やす予算にするか、守る予算にするのか、と考えていけるとよいですね。

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