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積立保険の解約について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年3月25日 10時0分

積立保険の解約について

積立保険の解約について

夫が30歳から積立型の生命保険に加入しておりますが、解約を検討しております。(月々の出費を抑えたいとのこと)積立保険の解約についてメリットとして考えられるものがあれば教えていただきたいです。

年齢:30代
職業:会社員
世帯年収:600万円~800万円未満
ペンネーム:まほ

 

保険加入で得られるメリットや目的には「保障」と「貯蓄」の大きく2つが挙げられます。
特に「保障」は保険が得意とする性質です。起こるか起こらないかわからない心配事のために、大金を用意しておくことは大変ですが、みんなでお金を出し合って心配していた事柄が起きた時に、その事象が起きた人にだけお金をあげることにすれば、各人の負担は減り、万が一の時の心配も軽減されます。

 

保険商品で貯蓄を行う場合、この「保障」の機能が多かれ少なかれ付加されます。そのため、月々支払う保険料のすべては貯蓄に回らず、早期に解約をすると支払った保険料ほどはお金が戻ってこないことが多いです。契約期間が長くなると、保険料の内、積み立てに回る部分が運用され、加入している間一定の保障を受けてきたにも関わらず、支払い保険料と同程度の返戻金が戻ってくることや、少し増えて戻ってくることなどが期待されます。(保険料に対して保障が手厚ければ戻ってこなかったり、戻る額が少額だったりもします)

 

こうした保険商品の特徴から、「貯蓄」を目的とする場合には、すべての保険料が貯蓄に回らないという意味で、保険商品は合理的な選択ではないとされます。
現在、まほさんやパートナーさんが保険料を負担に感じていて、今後、ライフスタイルに変化があった場合などに支払いを続けられなくなる可能性があり、さらにその商品の加入目的が「保障」ではなく「貯蓄」である場合は、その商品の減額や解約を検討するのも合理的な判断と言えそうです。(これからも支払いを続けて将来途中でやめると「貯蓄」の目的を果たせない可能性が高いため)

 

一方で、お伝えしたとおり、貯蓄目的の保険商品を途中で解約した場合、それまで支払ってきた保険料相当額よりも返戻金は少ないことが多いです。商品によってはこれまで払ってきた保険料や貯蓄に回っている部分を残した「払い済み」という形式に変更できることがあります。「払い済み」に変更することで、これまでより保障される内容は少なくなるものの保険料の負担なく保障が得られたり、残った積み立て部分が運用されて増えることもあるため、減額、解約に加えて、選択できるようであれば「払い済み」も検討すると良いでしょう。
解約して返戻金が少ない場合、その減った額が、これまでの加入で恩恵を受けていた「保障」の機能に使われたと考えることができるようであれば、必ずしも損をしたと考えなくても大丈夫ですよ。

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