クレジットカードの作り方|申し込み方法や必要な情報など、申し込みから発行までの流れを解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年4月12日 10時0分
クレジットカードの作り方|申し込み方法や必要な情報など、申し込みから発行までの流れを解説
クレジットカードを作りたいけれど、作り方や手続きがよく分からないという方もいるのではないでしょうか。ここではクレジットカードの申し込みから発行までの流れを分かりやすく解説します。
クレジットカードはどこで申し込めばいい?
クレジットカードを作りたいと思った時の、申し込み方法は、主に以下の3つです。
・インターネットで申し込む
・郵送で申し込む
・店頭で申し込む
どの方法で申し込みを行うか方法によって、異なる特徴がありますので、それぞれについて確認していきましょう。
・インターネットで申し込む
カード会社のホームページにアクセスし、インターネット経由で申し込みを行う方法です。近年ではもっともポピュラーなカードの作り方の一つといえるでしょう。
自宅にいながら自分の都合のいい時間帯に申し込めるというのが最も大きい利点です。
・郵送で申し込む
申込用紙に必要事項を記入し、郵便で送る方法です。申込用紙はカード会社に資料請求をすることで手に入れられるほか、小売店などの店頭に置いてある場合もあります。
郵送もインターネットでの申し込みと同じく、自宅で時間を選ばずに作業ができるという利点があります。
ただし発送に日数を要する分、他の方法に比べると審査やカードの到着が遅くなる可能性がある点には注意が必要です。
・店頭で申し込む
店頭に設けられたカウンターで申し込みを行う方法です。カウンターにはクレジットカードや申し込みについて案内をしてくれるスタッフがいるので、分からないことがあればその場で質問しながら申し込みをすることができます。
また、店頭申し込みの場合、審査が即日で完了する場合があるのも特徴の1つです。
しかし、店頭での申し込みは、申し込みできる場所と時間が限られます。店舗や申し込みカウンターの営業時間内に現地にいなければ申し込むことができません。
クレジットカードを作る際に必要なもの
クレジットカードを作るには、一般的に以下のものが必要となります。
・本人確認書類
カード会社によって異なりますが、運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票、マイナンバーカードなどを使って本人確認を行うところが多いようです。
店頭申し込みの場合であればその場で書類を提示します。郵送やインターネットでの申し込みであれば、コピーを取ったものを送ったりスマートフォンで写真を撮影してデータを送ったりします。
・銀行口座
クレジットカードを使うためには、基本的に利用代金を引き落とすための銀行口座が必要です。
銀行口座の名義は、原則申し込みをする本人と同じである必要があり、家族など他人の銀行口座で申し込みをすることはできません。
申し込み時に支店名や口座番号が必要になりますので、通帳やキャッシュカードを手元に準備しておきましょう。
インターネットでのクレジットカード申し込みから発行までの流れ
ここからは、インターネットでクレジットカードを申し込む場合の流れを説明します。
・作りたいカードを決める
クレジットカードにはさまざまな種類があります。同じカード会社でも複数の種類のカードを取り扱っていますので、まずは自分が作りたいカードを決めましょう。
年会費が無料で使いやすいものを選ぶか、年会費がかかってもお得なサービスが付帯しているものを選ぶかは考え方次第です。特定のお店で利用するとポイントが貯まりやすくなるなど、カードによって異なる特性があるため、自分のライフスタイルに合ったカードを作るのがおすすめです。
・申し込みページへアクセス
作りたいクレジットカードが決まったら、カード会社の申し込みページにアクセスします。
・必要事項を入力する
申し込みページのフォームから必要事項を記入します。
一般的に必要になるのは以下の情報です。他にもカード会社によっては独自の項目を用意していることもあります。
・氏名
・性別
・生年月日
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・家族構成、世帯人数
・住居状況(持家、賃貸など)、住居年数
・住宅ローン、家賃の支払い有無
・カードの利用目的
・他社借入状況
・支払い口座の情報
・勤務先、学校の情報
・年収、預貯金額
氏名や住所は本人確認書類で確認ができるものを入力します。また、クレジットカードは郵送で送られてきますので、確実に受け取りができる住所を指定することも重要です。
なお、審査を有利にしようと虚偽の情報を入力することは絶対にしてはいけません。虚偽の申告をした場合、今後カードが作れなくなってしまう恐れもあります。
・本人確認書類を提出する
画面の案内に従って、本人確認書類をスマートフォンなどで撮影して画像をアップロードしましょう。
・カード会社による審査
申し込みが完了すると、カード会社による審査が始まります。
審査とは、申込者にきちんと支払い能力があるかをカード会社が確認するものです。クレジットカードは後からお金が引き落とされるサービスなので、期限までにきちんとお金を支払ってくれるかということを、さまざまな情報から総合的に判断されます。ちなみに「クレジット」とは日本語で「信用」という意味です。
審査の内容や方法はカード会社によって異なりますので、申し込みをしたら焦らずに結果を待ちましょう。
・クレジットカードを受け取る
審査を通過すれば、クレジットカードが郵送されてきます。
申し込みの際に指定した住所へ送られてきますので、確実に受け取りをしましょう。
クレジットカードが届いたらやるべきこと
クレジットカードが届いたら、以下のことを必ず行いましょう。正しくカードを利用する、また適切にサービスを受けるために必要になります。
・カードの情報を確認する
まずは届いたカードに記載されている名前や、申し込んだカードの種類に間違いがないか確認しましょう。
誤りを発見した場合はすぐにカード会社に連絡します。
・利用条件を確認する
カードは台紙にのり付けされた状態で届きますが、台紙にはショッピングやキャッシングの利用可能枠や、月々の支払い日など契約に関する情報が記載されています。
クレジットカードはあらかじめ定められた利用可能枠を超えて使用することはできません。審査結果によっては申し込み時に希望した金額通りにならないこともあるので、必ずチェックしておきます。
・カード裏に署名をする
カードの情報に間違いがないことを確認したら、カード裏側に署名欄がある場合、名前を書きましょう。署名はカードの利用者が持ち主本人であることと、支払いの内容を承認することを意味します。
裏面に署名欄がある場合に、署名をしないままだと、規約違反とみなされカード会社のサービスを受けられないことや、不正利用されても補償の対象外にされてしまうことがあります。忘れずに記入しておきましょう。
クレジットカードは即日発行できる?
クレジットカードの中には、即日発行されるものもあります。
即日発行とは、「当日中に審査を終え、審査後すぐに発送の用意に取りかかれる」という意味合いです。つまりカードを郵送するための日数分は、どうしてもタイムラグが発生してしまいます。カードが手元に届くのは早くても翌日以降になるのがほとんどです。
それでもどうしてもその日のうちにカードが欲しいときは、店頭で申し込みとカードの受け取りができるタイプを申し込みましょう。また、物理的なカードを発行しないカードレスと呼ばれるタイプのカードであれば即日利用可能になることもあります。
カードレスタイプのクレジットカードとは、スマホアプリで決済や情報管理を行うクレジットカードのことです。スマートフォンで申し込みをした後、審査に通過するとカード番号が発行され、発行されたクレジットカードはネットショッピングなどで利用が可能となります。近年新しく登場してきたタイプのクレジットカードのため、取り扱っているカード会社は限られますが、カードの現物が手元になくてもアプリで利用が始められるという特徴があります。
未成年や学生でもクレジットカードは作れる?
未成年や学生でもクレジットカードを作ることは可能です。
未成年や学生がクレジットカードを作るには、以下の条件を満たしている必要があります。
・18歳以上である
・高校生ではない
・親権者の同意を得ている(※カード会社によって対応が異なる可能性があります。)
ほとんどのカード会社は、18歳になっていたとしても高校生の間はカードを作ることはできないと規約で定めています。つまり未成年でカードを作れるのは、大学生やすでに就職している人だけです。
親権者の同意については、2022年4月1日以降、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるのに伴って、法的には同意なしでもクレジットカードの申し込みができるようになります。ただし実際にどこまで同意なしの申し込みを受け付けるかは、今後カード会社によって対応が変わってくる可能性があります。
無職でもクレジットカードは作れる?
無職であってもクレジットカードを申し込むことは可能です。ただしクレジットカードの作成は継続した収入や安定した経済基盤があることが前提になりますので、審査の通りやすさという点では不利になってしまう可能性もあるでしょう。
また、扶養者がクレジットカードをすでに持っている場合は、家族カードを作ることも一つの方法です。無職の人は、クレジットカードを作りたいと思った時に検討するといいでしょう。
クレジットカードを選ぶポイント
・年会費
クレジットカードは年会費がかかるものと、無料で使えるものがあります。
年会費が無料のカードは、なんといっても金銭的なコストがかからないことが魅力です。そのため初めてクレジットカードを作るなら、気軽に作れる年会費無料のカードがおすすめです。
一方、年会費がかかるものは、無料のものに比べて受けられるサービスが充実しているものが多いです。ポイント還元率が高い、特定の施設が割引で使える、保険が付帯しているなど特典にはさまざまなものがあります。自分にとって魅力的な特典があるのであれば、支払う金額とのバランスを見ながら検討してもよいでしょう。
・ポイント還元率
クレジットカードを使うと、そのカード会社が定めているポイントが貯まるのが一般的です。ポイント還元率が高いカードほど、利用に応じてたくさんのポイントが貯まるお得なカードといえます。0.5%程度から1.0%以上のものまでさまざまな種類があります。
また、ポイントは貯まりやすさと同時に、使いやすさもチェックしておくことが大切です。たとえポイントがよく貯まっても、使えるシーンが少なくて期限内にポイントを使用することができず、無駄になってしまうようでは意味がありません。
特定のお店やグループ会社で利用することでポイント還元率が上がるカードもあります。例えば楽天カードであれば、特定の楽天グループサービスを利用することで楽天市場での買い物でもらえる楽天ポイントが増えていくSPU(スーパーポイントアッププログラム)という仕組みがあります。
自分がよく使うお店やサービスに合ったカードを選んで、クレジットカードをよりお得に使いこなしましょう。ぜひこの記事を参考に、クレジットカードのある生活を始めてみてはいかがでしょうか。
このテーマに関する気になるポイント!
- クレジットカードはどこで申し込めばいい?
インターネット、郵送、店頭申し込みといった方法があります。 - 申し込み時に必要なものは?
免許証などの本人確認書類と、基本的には銀行口座が必要です。 - クレジットカードは即日発行できる?
即日発行されるものもありますが、数は多くありません。 - 未成年や学生でもクレジットカードは申し込める?
申し込むことはできます。ただしほとんどの場合、高校生の間は申し込むことができません。
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