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住宅購入の頭金について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年4月22日 10時0分

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住宅購入の頭金について

住宅購入にあたりいくら頭金を使うかを考えています。家族構成は夫(42歳、公務員)、長女中1、次女小3、私専業主婦、の4人家族です。金融資産は4,000万円弱あり、住宅価格は7,500万円程度です。子供の教育資金や老後を考えると2,000万円は残しておかないといけないでしょうか?

年齢:40代
職業:会社員
世帯年収:800万円~1,000万円未満
ペンネーム:かめにゃん

 

手元に残す資金を考える目安の軸となるのが教育費と言えるかもしれませんね。
教育費は子ども1人あたり1,000万円〜かかるとされますが、一気に1,000万円がかかるわけではありません。多くのご家庭で大学入学以降の負担が大きくなることが多いため、生まれてから毎月1〜2万円積み立て、入学時までに1人200〜400万円を準備し、高校までや大学2年目以降はその年発生する収入などと組み合わせて管理をしていくと家計運営しやすいと考えられます。

 

この考え方を元に手元に残す資金を検討すると、下記の選択肢になると考えられます。

 

1. かめにゃんさんがおっしゃる通り、お子様1人に対する大雑把な学費相当額(1,000万円)を2人分手元に置いておく考えで2,000万円

2. 大学入学時の資金(200〜400万円)を2人分手元に置いておく考えで400〜800万円程度

3. 子どもが生まれてから毎月1〜2万円を積み立ててきたと仮定される金額(長女さん300万円、次女さん200万円程度)を手元に置いておく考えで500万円程度

 

教育費の準備に加えて、いざという時の生活防衛資金も気に掛ける必要があります。
生活防衛資金は、現在ひと月にかかっている生活費の半年から1年分があると、病気や転職など、いざという時の支えになります。仮に生活費が年間600万円かかっているようであれば、手元に残すお金は600万円程度はあった方が心強いでしょう。
なお、教育費と生活防衛資金は必ずしも別々で準備する必要はなく、兼用でも問題はありません。生活防衛費を使わなければいけない事態では、手元に残したお金を使いその時期を乗り越え、その後に発生する収入で、新たに教育費を準備していくイメージです。

 

今後の返済や貯蓄ペースを鑑みて、ある資金が「いつ必要」で、時間が経てば準備できるのか、今すぐ満額手元に残しておいた方が良いのかを考えられると良いですね。

 

現在は金利が低く、頭金を多く入れなくても良いという考え方もありますが、ご年齢を考えると、積極的に返済できる期間は最長とは考えられないでしょう。物件価格の2割程度を頭金として入れられたら、家計としては手堅くなります。加えて、頭金を入れて借入額が少なくなった分、数年でも良いので返済期間を短く設定できると、支払う利息を抑えられ返済も進みやすいので検討されると良いと思います。35年返済だけではなく、34年や33年とした場合の月の返済額も確認し、無理が起こらないようであれば少し返済期間を短めにできないか検討することもお勧めです。

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