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クレジットカードの引き落とし時間は何時?当日入金でも大丈夫?

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年8月16日 10時0分

クレジットカードの引き落とし時間は何時?当日入金でも大丈夫?

クレジットカードの引き落とし時間は何時?当日入金でも大丈夫?

クレジットカードの引き落とし日に「引き落とし口座への入金を忘れていた…」なんてこともありますよね。実際には当日入金でも間に合うのでしょうか。今回は引き落とされる時間や、支払いを遅らせないためのコツなどをご紹介します。

クレジットカードの引き落とし時間は金融機関ごとに異なる!

引き落とし日はいつ?

クレジットカード会社による引き落としの「日にち」については、カード会社ごとに決められています。例えば楽天カードは、締め日は末日、引き落としは翌月27日(27日が金融機関の休業日の場合は、翌営業日)です。

ちなみに、国内大手企業の給与支払い日が毎月25日前後に多いという、国内のビジネス慣習もあり、月末付近に引き落とし日を設定しているカード会社が多いようです。カード会社によっては複数の引き落とし日を選択できるほか、一度選択した後でも状況により変更できるサービスを提供しているところも見られます。

引き落とし時間は決まっている?

それでは、クレジットカードの引き落としが行われる「時間」は何時なのでしょうか?実は、支払い日当日の引き落としの時間は、金融機関によって異なります。

例えば、楽天銀行を引き落とし口座に設定した場合、通常引き落とし日の午前5時頃から順次処理され、残高不足などで引き落としができない場合、当日中に再引き落としが行われます。再引き落としの時間の目安は19時頃です。
ただしこれは一例であり、当日の引き落としの時間や再引き落としが1日何回行われるかについては、各金融機関によって対応が異なるため、いつまでに入金するという統一の基準はありません。そのためほぼ全てのカード会社が、引き落とし日前日までに引き落とし口座への入金を推奨しています。

どの金融機関を利用していても、引き落としに間に合うよう預金残高の確認を心掛けましょう。

口座への入金はクレジットカードの引き落とし当日でも大丈夫?

前述したとおり、実際の引き落とし時間は金融機関によって異なります。

当日に入金するとなると、引き落としが行われるよりも前に入金ができていれば良いのですが、金融機関の処理状況によっては、間に合わなくなる可能性もあるでしょう。このような事情からも、「当日〇時までに入金すれば大丈夫」とは言えないのです。万が一、入金が引き落としに間に合わなければ、後から別途支払いの手続きを行わなければならなくなる場合もあります。

引き落とし日の前日までに、所定の金融機関口座に入金しておくと良いのは、このような手間やトラブルを避けるためでもあります。結論として、クレジットカードの引き落とし当日の口座への入金はおすすめできません。

当日にクレジットカードの引き落としがされなかった場合の対応方法

クレジットカードの引き落としに間に合うよう、前日までに入金しなければいけないとわかっていても、うっかり忘れてしまった、入金していたけれどほかの引き落としと支払い日が重複していて残高不足で引き落としがかからなかったなど、様々な要因で間に合わないことがあるかもしれません。もし、当日に間に合わなかった場合には、どうしたら良いのでしょうか。

念のため当日でも入金してみる

対応のひとつめは、まずは入金してみることです。引き落とし口座に指定した金融機関のATM、またはコンビニなどに設置されている銀行ATMから入金が可能であれば、例え当日でも口座に引き落とし相当額を入金してみましょう。金融機関によっては当日夜に再度の引き落としがかかるところもあるため、再引き落としされれば、「指定の引き落とし日に指定された金額を支払い済」となる場合があります。ただし前述したとおり、再引き落としは金融機関によって対応が異なるため、これだけでは確実な方法とはならないと覚えておきましょう。

カード会社に連絡する

対応のふたつめは、速やかにカード会社に連絡を取ることです。再度の引き落としができるかどうかはカード会社によって異なりますし、別途インターネットやATMなどでカード会社の指定する口座へ入金しなければならない場合もあります。引き落としができなかったからといって、「カード会社へ連絡もせず何もしない」ということだけは避けましょう。連絡をせずに放置しておくと、カード会社側から「支払う意思がない」と判断されて、カードが使えなくなってしまうことがあります。

クレジットカードの引き落としが間に合わなかった時の対応方法:楽天カードの場合

例として、楽天カードの対応方法をご紹介します。

楽天カードでは、引き落とし日に入金が間に合わなかった場合、対象の金融機関に限り再度自動で引き落としをかける「再振替サービス(自動再引き落とし)」を行っています。サービス利用にあたり、楽天カードへの連絡は必要ありません。自動再振替が行われる日は対象の金融機関によって決められており、楽天カードのホームページに記載されています。その前日までに入金しておけば、再度引き落としが行われます。

再振替サービスは、下記※のとおり楽天銀行以外にも全国に支店やATMがあるメガバンク系や、ゆうちょ銀行も対象になっています。いざというときに入金がしやすい口座を引き落とし口座に指定しておくと安心です。

※再振替サービス対象金融機関(2019年11月時点)
楽天銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、北海道銀行、北陸銀行、横浜銀行、千葉銀行、広島銀行、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、常陽銀行、肥後銀行、八十二銀行、ゆうちょ銀行

サービス対象外の金融機関の場合や、対象日を過ぎてしまった場合には、自動音声専用ダイヤルもしくは会員ページ(楽天e-NAVI)から振り込み先口座や金額を確認し、振り込みを行わなければなりません。

クレジットカードの引き落としが間に合わなかったらどうなるの?

万が一、支払い口座への入金がクレジットカードの引き落としに間に合わず、引き落としができなかった場合には、次のような様々な事態に陥ってしまいます。

クレジットカードが利用できなくなる

通常、カード利用分の入金が確認できなかった場合、クレジットカードが一時的に使えなくなります。基本的には入金が確認できたら使えるようになりますが、振り込み直後に使えるようになるわけではありません。いつ利用ができるようになるかは、各カード会社の窓口に連絡し、入金した事実を伝えていつからなら再度クレジットカードを利用できるようになるかを確認するようにしましょう。

振込手数料が発生する

クレジットカードの引き落としが間に合わなかった場合、再振替のサービスがなければカード会社指定の方法で支払いの手続きが必要となります。一般的には、指定された口座へ振り込みを行う、コンビニや金融機関で支払うための振込用紙が送られてくる、などのパターンがあります。いずれも、クレジットカードの利用代金とは別に振込手数料を支払う必要があります。

遅延損害金が発生する

クレジットカードの支払いが遅れた場合、日数に応じて遅延損害金が発生します。遅延損害金は、「1日でも遅れると遅延損害金が発生する」ということを覚えておいてください。遅延損害金に関しては、クレジットカードの会員規約に記載されています。

入金日は必ず守るようにしましょう。

長期間クレジットカードの支払いが滞るとどうなる?将来に関わる様々なリスクを知っておこう

クレジットカードの支払いを長期間遅れたままにすると、信用情報機関に延滞や遅延の履歴が登録されます。また、持っているクレジットカードが使えなくなってしまう可能性もありますので、くれぐれも注意しましょう。
使えなくなってしまう事態は免れても、カード会社が信用情報をもとにクレジットカードの利用可能額を引き下げることもあります。

利用した分は支払い日に確実に払う、高額なお買い物をするときは返済スケジュールを考えてから買うなど、クレジットカードを計画的に利用していくよう常に意識しましょう。
信用情報に延滞や遅延などの履歴が登録されると、以下のようなことが起こり得ます。

今後新しくクレジットカードが作れなくなる

新規のカード発行が難しくなります。また、期限が到来したクレジットカードを更新できなくなる、年齢限定のカードから一般カードに乗り換えられなくなる、ゴールドカードなどの上位カードへランクアップなどもできなくなる可能性が高いです。

各種ローンや携帯電話の分割払いが難しくなる

さらに、ローンを組むのが難しくなることもあります。そうなると、自動車ローンや住宅ローンだけではなく、携帯電話やスマートフォンの分割払い(割賦)もできなくなってしまいます。

クレジットカードの支払いを遅らせないためのコツ

クレジットカードの支払いを遅らせないためには、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

1. 支払い額を事前にきちんと確認する

まずは、クレジットカードの利用状況をこまめに確認して、引き落とし日前日までには必要な金額を確実に引き落とし口座に用意しておくようにしましょう。

毎月の支払い金額のチェックに利用できるものは、

・会員専用サイト
・会員専用アプリ
・毎月郵送されるクレジットカードの明細書

などがあります。

2.支払い日をカレンダーなどにメモしておく

引き落とし日までに金額と口座残高を確認するのを忘れないように、毎月の支払い日をカレンダーにメモしておくのもおすすめです。

また、楽天銀行をはじめ、引き落とし日に口座の残高が不足する場合に前もってメールなどで通知してくれる金融機関もあります。そのようなサービスのある金融機関を利用しておけば、ついうっかりの入金忘れに対処できるので、より一層安心です。メールのチェックなどを怠らないようにしておきましょう。

3.必要に応じて月々の支払額を調整する

中には、カード利用が思いのほか重なってしまい、引き落とし日までにお金の準備が間に合わないということもあるかもしれません。楽天カードなら月の請求額が確定する毎月20日まで(登録口座により15日の場合あり)であればあとから分割払い」「あとからリボ払い」で、その月の支払い額を調整することができますので、上手に活用しましょう。ただし、それぞれの支払い方法には手数料がかかりますので、こちらも計画的な利用が重要です。

クレジットカードの引き落とし口座への入金は前日までに行おう!

クレジットカードの引き落としが間に合わなかった場合、クレジットカードが使えなくなる可能性があるほか、後から支払う際に振込手数料や遅延損害金が発生してしまいます。今月はいくら利用したか、今月の引き落とし金額はいくらなのかを確認する方法としては、カード会社の会員専用サイトや、専用アプリなどがあります。これらを活用して、こまめに利用状況を確認しましょう。事前に金額を把握していれば、金額の一部をリボ払いにするなど、月の支払い額を調整することもできるようになります。

楽天カードの場合は下記のサイトから、会員専用サイトへのログインや、会員専用アプリの入手ができます。

楽天カード公式サイト

次回の支払い額がわかったら、早めに口座にお金を準備しましょう。金融機関によっては、当日入金では引き落としに間に合わないことも。余裕を持って前日までに入金するようにしてくださいね。

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