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パスポートの写真サイズが知りたい!規格や作成方法、注意点について解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年9月15日 10時0分

パスポートの写真サイズが知りたい!規格や作成方法、注意点について解説

パスポートの写真サイズが知りたい!規格や作成方法、注意点について解説

海外に渡航する際に必須のパスポート。申請する際、特に注意しなければならないのが写真です。顔写真は本人確認に使われるため、非常に細かく規格が定められています。少しでも規格に沿わない場合は撮り直しが必要になることもあるほどです。ここでは、パスポートに使用できる写真サイズの規格から作成方法、不適当となる例から見る撮影時の注意点を詳しく解説していきます。

パスポートに使用できる写真サイズの規格は?

パスポートに使用できる写真サイズの規格は?

パスポートに使用できる写真の規格は、国際機関「国際民間航空機関(ICAO)」の勧告に基づいて定められています。規格に沿わない不当な写真を用意して申請を行った場合、写真の撮り直しが必要となるため注意しましょう。

外務省|パスポート申請用写真の規格

・サイズに関する規格
パスポート用写真のサイズ規格はミリ単位で細かく指定されています。あとから撮り直しとならないように、まずはしっかり以下のサイズ規格に沿った写真を用意しましょう。

 

●縦45mm、横35mm
●上辺から頭頂部までは2~6mm
●頭頂部から顎先までは32~36mm
●顎先から下辺までは5~9mm

 

写真を撮影するときは、上記サイズ規格に収まるようにしなければなりません。写真館で撮影する場合は、プロの指示により的確な位置で撮影ができますが、スピード写真機やセルフ撮影の場合は細かな規格に適応するのが難しい場合もあるので注意しましょう。

 

・適当な写真の必要事項
パスポート用の写真を用意する際は、以下8つの必要事項に沿うものを用意しましょう。

 

●申請者本人のみが正面を向いて撮影されているもの
●申請日から6カ月以内に撮影されたもの
●フチなしかつサイズに関する規格に沿ったもの
●無帽のもの
●影を含む背景がないもの
●輪郭が露出しているもの
●写真裏面に申請者の氏名が記入されているもの
●目の周辺に髪の毛・マスク・メガネ・つけまつげ等の一部や影が入っていないもの

 

上記項目は、パスポート用写真の必須項目です。どれか1つでも不適当と判断されると撮り直しが必要なため、撮影時には抜け漏れがないようにしっかり確認しましょう。

パスポート用の写真の作成方法

パスポート用の写真の作成方法

パスポート用写真を作成する方法には、写真館・スピード写真機・セルフ撮影の3つがあります。それぞれ一長一短があるため、以下の表を見て自分にあった方法で用意しましょう。

 

 

冒頭で解説したとおり、パスポート用の写真の規格は非常に厳しくなっています。心配な場合は写真館で撮影するのがおすすめです。

 

プロのカメラマンなら、規格に沿った写真に仕上がっているかをその場で確認してもらえますし、その場で撮り直しを可能としている写真館も多くあります。パスポート用写真は5年から10年は使うものなので、失敗せずに写真を撮りたい人や、納得のいく写真を撮ってもらいたい人は写真館を利用すると良いでしょう。

パスポート用写真のNG例から見る注意点

受け取った名刺の置き方、しまい方

パスポート用写真を自分で用意するときに、必ずおさえなければならない注意点を紹介します。前提として、パスポート写真は規格が非常に厳しく設定されているため、セルフ撮影をする場合は念入りな規格の確認と準備が必要となります。

 

プロのカメラマンに撮ってもらえるなら、プロが規格に沿うように事前に服装等の指示を出してくれたり、上手に撮影してくれたりするものです。しかし、自分で用意する場合は定められた規格に沿っているかを念入りにチェックしなければなりません。ここでは、パスポート用写真のNG例を部位ごとに確認していきましょう。

 

・髪型・服装・装飾品
髪型や服装、装飾品等によるNG例は以下のとおりです。

 

●帽子やヘアバンドの装飾品により顔の一部が隠れているもの
●カツラ(ウィッグ)により容姿の印象が実際と異なるもの
●タートルネックなど衣類によって顔の一部が隠れているもの
●髪が目にかかっているもの

 

パスポート用写真は、あくまで本人証明のための写真であるため、髪が顔にかかって目や輪郭が隠れてしまうと使用できません。特に目は、髪の毛の影が入るだけでもNGとされてしまうことがあるので注意しましょう。

 

髪の毛が長い場合は、束ねるか耳にかけて輪郭全体がはっきりと見えるようにし、耳が隠れるような大ぶりのピアスなども避けた方が無難です。また、服装も顔の周りがはっきり見えることを意識し、タートルネックやフード付きパーカーなど首元にボリュームがある服装も避けた方が良いでしょう。

 

・顔の向き・表情
顔の向きや表情によるNG例は以下のとおりです。

 

●正面を向いていないもの
●顔が正面に位置していないもの
●口角が上がりすぎているなど実際の容姿と著しく異なるもの

 

撮影時は、顔の位置や傾きにも気を配らなければなりません。特にセルフ撮影する場合は、規格にあうようにまっすぐ撮影するのが意外と難しいもの。家族や友人に依頼して、バランスを見ながら撮ってもらうのもおすすめです。

 

また、表情についても注意が必要です。極端に口角が上がっていたり、顎を引きすぎてにらみつけるような目元になっていたり、実際の容姿からかけ離れてしまうと使用できません。無理に硬い表情を作る必要はありませんが、いつもどおりの表情で撮影することがポイントです。

 

・目元のメイク・コンタクトレンズ・装飾品
パスポート用写真のなかでも特に重要な目元のNG例は以下のとおりです。

 

●カラーコンタクトを装着しているもの
●フラッシュ等の影響で瞳が赤くなってしまったもの
●色付きのメガネやサングラスを着用しているもの
●つけまつげやまつ毛エクステの影が入っているもの

 

特に女性は、目元のメイクに注意する必要があります。顔に影を落とすような濃いつけまつげや、まつ毛エクステを着用している写真は使用できません。また、瞳の色を変えるカラーコンタクトの着用も避けてください。コンタクトレンズのなかには、瞳のフチを強調する「ディファイン」もありますが、こちらも外務省の規定ではNGとされているため避けましょう。

 

普段はメガネを着用していても、より確実な本人確認のために撮影時はメガネを外すことが推奨されています。メガネを着用して撮影する場合は、色なしかつフレームが目にかからないものを選ぶようにしましょう。

 

・背景
撮影時の背景でのNG例は以下のとおりです。

 

●背景に模様があったり異物が混ざっていたりするもの
●頭・髪・服装等と背景の境界が不明瞭なもの
●顔や背景に影が映り込んでいるもの

 

セルフ撮影をするときは、背景選びが非常に重要です。自宅の白壁を背景に撮影する場合も、凹凸のない壁紙でなければなりません。また、セルフでは光の調整も難しいもの。顔や背景に影ができたり白飛びしたりすると使用できないため、何度も調整しなければならない場合もあります。

 

・画像加工・印刷品質
画像加工や印刷品質によるNG例は以下のとおりです。

 

●目を大きくしたり顔を変形させたりする加工がされているもの
●左右反転しているもの
●ピントがあっていなかったり手ぶれを起こしたりしているもの
●ノイズやシャギーなどがある画像品質の悪いもの

 

目を大きくしたり顔を小さくしたりといった加工に加え、ほくろやしみの除去などにより本人のイメージを変える加工は、いかなる場合もNGとされています。また、加工するつもりはなくても、画像の圧縮や印刷時のノイズやシャギー、インクのにじみ等で画像の品質が悪いものは利用できません。自分で印刷をする場合は、必ず写真専用の用紙を使用しましょう。

パスポートの有効期限と写真の撮り直しについて

パスポートの有効期限と写真の撮り直しについて

パスポートの有効期限は、5年または10年と定められています。2022年4月に行われた法改正で成人年齢が18歳に引き下げられたことにより、18歳未満の有効期限は5年、18歳以上は5年もしくは10年から有効期限を選択できるようになりました。

 

パスポートの有効期限が1日でも過ぎたら渡航できないのはもちろんですが、たとえ有効期限が切れていなくても、残存有効期限がある程度残っていないと渡航できない国もあります。早めに確認して必要であれば更新申請を行いましょう。残存有効期限が1年未満になった時点でパスポートの更新手続きが可能になります。

 

パスポートの更新申請を行う際には、パスポート用写真を撮り直して提出する必要があります。パスポート用写真は「申請日から6カ月以内に撮影されたもの」でなければ無効なため、パスポートの更新のたびに写真を撮り直す必要があることを理解しておきましょう。

スムーズな渡航のために、規格に沿ったパスポート写真の準備を

スムーズな渡航のために、規格に沿ったパスポート写真の準備を

パスポートの発行をスムーズにするためにも、規格に沿ったパスポート写真を用意することは重要なことです。パスポート写真が用意できなかったり撮り直しになったりして、パスポートの発行が遅れると、渡航をキャンセルせざるを得なくなるかもしれません。

 

なお、パスポートの申請については、2022年度中より更新や新規発行手続きがオンラインで可能になります。また、これまではパスポート取得の際の手数料は収入証紙、収入印紙を現金で購入しなければなりませんでしたが、こうした手数料をクレジットカードで支払えるようになります。これまでは窓口に出向いて申請・発行を行わなければならなかったパスポートも、オンライン申請と手数料のキャッシュレス化により、スムーズに準備できるようになるでしょう。

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