クレジットカードは2枚?3枚?平均保有数や複数枚保有するメリットを解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年3月31日 10時0分
クレジットカードは2枚?3枚?平均保有数や複数枚保有するメリットを解説
ここではクレジットカードを何枚まで保有できるのか、複数枚保有するメリットやおすすめの利用方法を解説します。賢く利用すればさらに便利になるので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードは何枚でも持てる
1人が保有できるクレジットカードの枚数には原則、制限がありません。入会審査に通れば何枚でも発行できます(※1)。
(※1)クレジットカード会社によって、1人あたりのカード保有枚数の制限がある場合がございます。
クレジットカードの平均保有枚数
クレジットカードは、1人で複数枚を保有することができます。日本クレジット協会が行っている「クレジットカード発行枚数調査」によると、2023年3月末のクレジットカード契約数は3億860万枚にのぼります。成人の人口比で単純計算しても、1人あたり3.0枚を保有していることになります。
なお、JCBの「クレジットカードに関する総合調査(2022年)」でも、クレジットカード保有者の平均保有枚数は3.0枚という結果でした。1~2枚という人がそれぞれ20%台で3枚保有している人が19.7%でしたが、中には「7枚以上保有している」という人も約5%存在していることがわかり、「クレジットカードは複数枚保有している」という人が多数派です。
参照元:一般社団法人日本クレジット協会|クレジットカード発行枚数調査結果
参照元:株式会社JCB|クレジットカードに関する総合調査(2022年)
クレジットカードを複数保有する3つのメリット
クレジットカードは1枚で十分と感じている方もいると思いますが、クレジットカードを複数枚保有することで得られるメリットがいくつかあります。ここでは、クレジットカードを複数枚保有する主なメリットを3つ解説します。
利用できる店舗数が増える
クレジットカードは、国際ブランドのライセンスを持ったカード会社と契約している店舗でカード払いができます。多くの店舗が複数の国際ブランドに加盟していますが、店舗によっては特定の国際ブランドのカード払いにしか対応していないケースもあります。
クレジットカードを複数枚保有するときに異なる国際ブランドを選べば、カード払いできる店舗数が増えて、よりクレジットカードの利便性が高くなるでしょう。
クレジットカードの使い分けができる
クレジットカードは機能や付帯する特典などカードごとに特徴があります。異なる特徴のクレジットカードを何枚か保有しておくことで、利用シーンによって使い分けができるようになります。
例えば旅行に行くときは、旅行傷害保険が付帯したカードを利用したり、普段のお買い物はポイント還元率が高いカードを利用したりといったこともできます。
利用目的に応じてクレジットカードの使い分けができるのは、複数枚保有する大きなメリットといえるでしょう。
メインカードが使えなくなってもカード払いに対応できる
普段よく利用するクレジットカードが、破損や紛失などで使えない状態になることも考えられます。
クレジットカードは再発行できますが、再発行には一定の時間がかかるため、1枚しかクレジットカードを保有していない場合は破損や紛失などが生じたときにクレジットカードで支払うことができません。
しかし、何枚かクレジットカードを保有しておけばメインカードが手元に届くまでの間もカード払いに対応できるようになります。
クレジットカードを複数保有する3つの注意点
クレジットカードを複数枚保有すると、3つのメリットがあることを解説しましたが、反対に注意すべき点もあります。ここでは、クレジットカードを複数枚保有する注意点を解説しますので、確認しておきましょう。
年会費の負担が増える可能性がある
クレジットカードの年会費は、無料のものから1万円以上になるものまで、さまざまです。年会費無料のクレジットカードであれば気にする必要はありませんが、年会費が必要なカードを複数枚保有していると維持費の負担が増えてしまいます。
そのため、クレジットカードを複数枚保有するときは、年会費を考えて選ぶと良いでしょう。
クレジットカードを管理する手間が増える
クレジットカードは原則、ご自身で管理しなければいけません。1枚のクレジットカードだけでも、暗証番号の管理や獲得ポイント・利用金額の把握、支払い日の把握など、管理しておかなければいけないことは複数あります。
保有しているクレジットカードの枚数が増えるほど管理の手間も増えるので、必要以上にクレジットカードを保有してしまうと、管理が煩雑になる点は注意が必要でしょう。
ポイントが分散される
クレジットカードは、利用金額に応じてポイントによる還元を受けられる場合がありますが、何枚もクレジットカードを保有する場合は、メインで利用するカードを決めておかないとポイントが分散されてしまい、貯まりにくくなる可能性があります。
また、クレジットカードによってはポイントに有効期限が設けられている場合もあります。有効期限を把握できていなければポイントが失効してしまうこともあるので、注意が必要です。
クレジットカードを1枚だけ保有するメリットと注意点
クレジットカードを1枚だけにするメリットと注意点についても、ここで知っておきましょう。
クレジットカードを1枚だけ保有するメリット
- 暗証番号やカード本体、利用残高などの管理が簡単
- 万が一紛失した場合もすぐに気づきやすい
- 年会費の負担が少ない(年会費が発生するカードを保有している場合)
- ポイントが分散されないので貯まりやすい
1番のメリットは、管理が簡単だということでしょう。暗証番号にしても物理的な管理にしても、1枚分の負担のみで済みます。万が一紛失した場合も気づきやすく、紛失後の処理も1枚分で済みます。
年会費のかかるクレジットカードを何枚か保有していると年会費は高くなりますが、1枚であれば年会費がかかったとしても負担が比較的少ないです。またポイントが分散せず貯まります。ポイントが集中していた方がまとまったポイントになりやすいので、使いやすいでしょう。
クレジットカードを1枚だけ保有するときの注意点
- クレジットカードを紛失したり盗難に遭ったり、破損したりして使えなくなった場合に不都合が生じる
- 保有しているクレジットカードが使えない可能性がある
クレジットカードが1枚しかないと、万が一紛失・盗難や破損が起こった場合に再発行までは時間がかかるため、その期間中は手元にクレジットカードがなくなることになります。
また、カード払いをするときはご自身の支払い能力の範囲内で利用する必要がありますが、もし保有しているクレジットカードが限度額オーバーなどで使えない場合、カード払いができず現金払いをせざるを得ません。
単純に利用したい店舗が保有しているクレジットカードに対応していない可能性もあるので、その場合も当然使えません。
複数のクレジットカードを保有するときの選び方
クレジットカードを複数枚保有するときは、日常的によく利用するメインカードと補助的に利用するサブカードで使い分けると、複数枚保有するときの注意点である年会費の負担増とポイントの分散をある程度解消できておすすめです。
ここでは、メインカードとサブカードの選び方を解説しますので、参考にしてください。
メインカードの選び方
メインカードは以下の2点を考えて選ぶのがおすすめです。
- ポイント還元率が高いカード
- 使いやすいカード
クレジットカードによっては、カードの利用金額に応じてポイントが貯まります。利用金額が多いほど進呈されるポイントも増えるため、ポイント還元率が高いカードほどお得になるといえるでしょう。
また、メインカードは利用する頻度が高くなるため、使いやすい国際ブランドを選ぶのも重要です。せっかく還元率が高いクレジットカードを選んでも、カード払いができる店舗が少なければ使い勝手が悪くなってしまいます。
サブカードの選び方
サブカードは、メインカードにはない機能や特典が付帯したものを選ぶと良いでしょう。
例えば、特定の店舗をよく利用するのであればその店舗でカード払いすることで優待特典が受けられるカードを選ぶといったことが挙げられます。
また、メインカードと異なる国際ブランドを選ぶのも良いでしょう。前述しているように、異なる国際ブランドのクレジットカードを何枚か保有しておけば、カード払いができる店舗数が増えるので、利便性が高くなります。
サブカードはメインカードに比べて利用頻度が低くなるため、できれば年会費がかからないカードがおすすめですが、メインカードとのバランスを考えながら選んでみましょう。
クレジットカードを保有するなら楽天カードがおすすめ
クレジットカードを保有するならメインカードとしてもサブカードとしても利用できる楽天カードがおすすめです。
「楽天カード」は年会費永年無料なので保有し続けるためのコストを気にする必要がありませんし、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express(※3)から選択できるので、利用目的にあわせて好みの国際ブランドを決められます。
ポイント還元率も普段のお買い物で1%(※4)、楽天市場の利用は「楽天市場ご利用分1倍(※5)+楽天カード通常分1倍(※6)+楽天カード特典分1倍(※7)」となり、進呈されるポイントが通常の3倍になります。
また、2枚目のカードを作ることも可能なため、楽天カードだけで利用シーンに応じて使い分けすることも可能です(※8)。
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(※3)アメリカン・エキスプレス®のカードは、アメリカン・エキスプレスのライセンスにもとづき楽天カード株式会社が発行・運営しております。
(※4)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら
(※5)商品ごとの税抜き購入金額(クーポン利用後)100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
(※6)楽天市場でのカードご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
(※7) 楽天市場でのカードご利用額(消費税・送料・ラッピング料除く)100円につき1ポイント(期間限定ポイント)となります。
(※)「楽天市場ご利用分」「楽天カード特典分」は、楽天市場で開催中のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典となります。特典(期間限定ポイント含む)進呈には上限や条件があります。ポイント未利用時の倍率です。詳細はこちら
(※)ポイント未利用時の倍率です
(※8)楽天銀行カード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天カード アカデミーをお持ちの方は、本サービスの対象外となります。一部持てない組み合わせがございます。詳細はこちら
何枚かのクレジットカードを使い分けて賢く利用しよう!
クレジットカードは、審査に通れば何枚でも保有することができます。クレジットカードを複数枚保有すればカード払いができる店舗数が増えたり特典の使い分けができたりと、より利便性が高くなります。
また、何枚かのクレジットカードを保有するときはメインカードとサブカードに使い分けると、複数枚保有するときの注意点をある程度解消できるので、上手に使い分けてみましょう。
楽天カードは年会費永年無料のため、メインカード、サブカードどちらにもおすすめの1枚です。もう1枚クレジットカードを作ろうと考えている方は、ぜひ楽天カードをご検討ください。
※この記事は2024年1月時点の情報をもとに作成しております。
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