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50代からの建売住宅のローン購入について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年4月25日 10時0分

老後からマイホーム(建売住宅)の購入を検討していますが、生活費などもあるので、ローンを組むと支払いができるか心配です。50代以降はローンで住宅購入するより、賃貸で暮らすべきでしょうか。

テル

いつまでお仕事を続けられるかや、ローン以外に入れられる頭金の金額、現在の家計支出の内訳などによって、判断が分かれます。

 

住宅ローンは完済時の年齢を80歳未満としている金融機関が多いため、仮に、60歳でローンを借りることができたとして、返済期間は20年弱になります。
退職金や貯蓄である程度現金を入れ、住宅ローンに頼る金額が1,000万円だった場合、金利1.5%で20年返済を選択すると月々の返済額は約4.8万円。これに、固定資産税や、修繕などに備える意味で月1〜2万円程度積み立てを行うことを含めると、月に8万円程度、住居費への支払いや備えを行う必要が出てきます。

 

この金額が、現在支払っている家賃と比較して、乖離がないようであれば、購入できる可能性もありそうです。同時に、そもそも現在の家賃と同水準だったとしても、支払いを続けていくことができるのか、チェックしてみることも大切です。

 

現在の貯蓄や退職金の予定金額、ねんきん定期便(ねんきんネット)で確認できる見込みの年金額など、予定できる資産や収入をリストアップ。そこから現在の家賃を含めた生活費などを差し引いて行きます。貯蓄が90歳くらいまで底をつかないような組み合わせが無理なく実現できるようであれば、現在の家賃も無理がなく、賃貸を続けることができそうです。

 

住宅を購入する場合は、この資産から、頭金として入れるお金などを差し引いてからの計算スタートとなります。将来、売却して生活費に充てられる可能性もありますが、一般的にマンションに比べると戸建て住宅は売るのが難しかったり値段が大きく下がるケースも多いです。同じエリアの同じような仕様の物件が築10年や築20年でいくらで売りに出されているかも確認されると良いでしょう。

 

これらの数字は、テルさんが何歳まで働く予定にされるかや、生活費をいくらくらいまで抑えられそうかによって大きく変わります。現在使っているお金がいくらくらいで、それをどのくらいなら無理なく節約できそうか考えながら、複数パターンで計算してみると、ご希望される組み合わせを見つけやすくなります。

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