自己啓発とは?効果や具体的な方法、自己啓発で身につくスキルを紹介!
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年6月28日 10時0分
自己啓発とは、自己成長のために、自分自身の内面を探究し、自らの力を高めることです。仕事やプライベートの両方でやる気を引き出し、自己の可能性を広げます。ただし、進め方によっては多額の費用がかかることや、途中で目標や目的を見失ってしまうこともあるため、最初の計画が重要です。 ここでは、自己啓発のメリットや注意点、身につくスキル、自己成長につながる取り組み方などを紹介します。自己啓発のためにおすすめの書籍も紹介するので、これから自分を成長させたいと考えている方や悩みがある方はぜひチェックしてみてください。
自己啓発とは?
自己啓発とは、自分自身の人間的成長や能力を高める活動です。自己実現への道を切り拓くための自己成長において、必要なプロセスといえるかもしれません。
自分自身の可能性を最大限に引き出すためには、常に学び続け成長し続けることが必要です。自己啓発を通じて得たスキルや知識は、人間関係の改善やストレスの軽減など、日常生活においても役立ちます。
自己啓発に取り組む際は、目標を明確にし、それに向けて進んでいくことが大切です。まず、自分自身が目指す姿をイメージし、自分の強み・弱みを知ったうえで、目標を実現していきます。
ストレスの軽減や健康維持、人間関係の改善を目指して、自己啓発に取り組むのも良いかもしれません。自分に自信が持てるようになると、ストレス軽減につながるためです。
自己啓発のメリットと効果
自己啓発には自分自身の成長や能力向上、仕事やプライベートにおけるモチベーションの向上など、さまざまなメリットや効果があります。自己啓発に取り組むことによる具体的なメリット、効果を解説します。
成長・能力向上につながる
自分自身の成長や能力向上が自己啓発の目的です。例えば、知識やスキルを高めたいという目的で、読書やセミナー・コミュニティ活動への参加などに取り組めば、その目的は少しずつ近づいていくでしょう。
目的達成のための方法や現状の問題を考えることによって、自分自身を見つめ直す機会も生まれるでしょう。それにより価値観や人生観も深まっていきます。
また新しい分野や専門外の知識を習得することで、視野が広がり、より多くの可能性を見出すこともできるでしょう。今まで考えたこともなかった新しい目標の発見や、悩んでいた問題の解決策が生まれる可能性があります。
仕事とプライベートにおけるやる気が出る
自己啓発は、仕事やプライベートにおいてモチベーションを高める効果があります。自己啓発によって自分自身が成長し能力が向上していると実感すると、仕事にワクワクするような前向きな気持ちが湧いてくるでしょう。
仕事が順調にいけばプライベートも充実し、プライベートが充実すればさらに仕事に集中できるという好循環が生まれます。仕事やプライベートにおいて、やる気が高まり余裕が出てくると、新しい目標が見えてきたり、自分が本当にしたかったことに気がつくこともあるはずです。
また自己啓発がうまくいくと、自分自身の成長や能力向上を感じることができます。自己肯定感が高まったり、自信が増すことでプレッシャーを感じることが少なくなり、心身の健康にもつながります。自己啓発は、健康的な生活を送るためにも重要な取り組みの1つであるといえるでしょう。
新しい目標が生まれるためのステップ
自己啓発によって視野が開けたり、余裕が出てくると次の目標が生まれることもあります。新しく生まれた目標は大きな原動力になりますので、そのままにせず行動できるレベルにまで落とし込んでみましょう。
以下のステップを参考にしてみてください。
- 目標を明確にする:どのような目標を達成したいのかを明確にする
- 具体的な行動を考える:目標を達成するために、何を具体的に行う必要があるのかを考える
- 優先順位をつける:時間やエネルギーの限られた中で、どの行動を優先するかを考える
- 行動をスケジュール化する:具体的な行動をカレンダーやスケジュール帳に記入
- 行動の実行:スケジュールのとおりに行動し、うまくいかないときはスケジュールを組み直す
このように目標を具体的な行動レベルに落とし込むことで、目標達成のために必要かつ実行可能なプランを作成できます。
自己啓発の注意点
自己啓発には、多くのメリットがある一方で知っておきたい注意点もあります。自己啓発に取り組む際には、以下のような注意点を事前に把握しておくことが重要です。自己啓発の注意点について詳しく見ていきましょう。
「学ぶこと」自体が目的になる
自己啓発に取り組む人は、やりたいことや目指す姿があるからこそ取り組んでいるはずです。しかし、その過程で「学ぶこと」が目的になってしまうことがあります。
自己啓発はあくまでも自分自身を向上させるための手段であり、学ぶことが目的ではないはずですが、いつの間にか目的を見失ってしまうことがあるのです。
「学ぶこと」が目的になってしまうと、自分の成長や変化が感じられず自己啓発の取り組みが義務のようになり、苦痛に感じてしまうこともあります。学ぶことに過剰に注力してしまうと実際に行動を起こすことができず、目標達成につながりません。
対策としては、以下の3つが挙げられます。
目標を設定する
自己啓発をする際には、具体的な達成目標を設定することが重要です。英会話力を向上させる、プレゼンテーション能力を高めるといった具合に目標を定めます。目標は数値化できるとなお良いでしょう。
アウトプットを意識する
すべての学びが行動するためにあるということを意識し、積極的にアウトプットします。学んだことを仕事やプライベートで実践したり、他人に教えたりすることで、理解がより深まり自己評価も高まります。
期限を設定する
目標達成のためには、期限を設定することが大切です。できるだけ現実的な期限を設けるようにしましょう。最終目標までの期限だけではなく、中間地点を設けて自分の進捗状況をチェックし、その都度実行計画を見直す習慣を身につけると、一層効果的です。
費用がかかる
自己啓発には費用がかかることがあります。例えば、セミナーに参加したり、コーチングを受けたりする場合です。セミナーやコーチングは、高額な場合があります。自分が成長するための出費なので自己投資と位置づけられるとはいえ、本当に必要な出費なのか見定めるようにしましょう。
自己投資は最も効率が良い投資であるといわれることもあります。自分自身のスキルアップや成長を直接収益に結びつけたいのであれば、自己啓発の費用対効果も見積りましょう。
もっとも、自己啓発にはいつも多額の費用がかかるわけではありません。オンラインでの学習や書籍など、比較的安価に取り組める自己啓発方法もあります。
自己啓発を通じて身につくスキル
自己啓発を通じて身につくスキルにはさまざまなものがあります。ここでは代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
コミュニケーション能力の向上
自己啓発を通じて学ぶことは、単に自分自身のスキルアップだけでなく、周りの人たちとのコミュニケーションにも役立ちます。自分の考えをうまく相手に伝えるためのスキルや相手の意見を聞き取るスキルを高められれば、ビジネスの場でのプレゼンテーションや会議、プライベートでの交流など、非常に多様なシーンで役立つでしょう。
スケジュール管理能力の向上
自己啓発は自分自身の時間管理能力を高めることにもつながります。
自己啓発は仕事や学業、家事、育児の合間に取り組まれることが大半でしょう。そのような中で学びの時間を確保したり行動に移す時間を作ったりしているうちに、スケジュール管理能力が向上することは容易に想像できます。
自身のスケジュール管理のみならず、仕事やサークル活動でも生かしてみましょう。
感情の制御の向上
自己啓発により、感情を制御する能力の向上にもつながります。
自己啓発にはマインドフルネスやメンタルヘルスなど、自分に目を向ける取り組みもあります。自分自身の感情を認識し、理性的に判断できるようになることで、ストレスや不安など、ネガティブな感情に対処するための方法が身につくはずです。
これらのスキルは、人間関係やビジネスの場でのストレスマネジメントにも役立つことでしょう。
ここで紹介したように、自己啓発を通じて身につくスキルはさまざまな場面で役立ちます。自分自身の可能性を広げ、自己実現に向かうことで、より充実した人生を送れるようになるでしょう。
自己啓発の取り組み方
自己啓発の取り組み方は多様であり、自分自身に合った方法を選ぶことが大切です。ここでは、その中でも代表的な方法を5つ紹介しますので、まずは最も始めやすいこと、またはやってみたいと思えることに取り組んでみましょう。複数の方法を組み合わせることもおすすめです。
読書
読書は、手軽に始められる自己啓発です。読書には、新たな知識や視点を得られるだけでなく、集中力や読解力、知的好奇心を刺激する効果もあります。今は電子書籍も充実しており、スマートフォンやタブレットでも読書を楽しめます。
自己啓発書やビジネス書、哲学書、小説など、ジャンルは問いません。興味を持ったところから肩の力を抜いて読み始めましょう。
動画の視聴
動画配信サイトやYouTubeには、ビジネスや自己啓発に関するコンテンツが豊富にあります。講演会やセミナーの映像、ビジネス書の要約動画など、自分に合ったものを選んで視聴できます。また、音声だけで聴けるポッドキャストもあり、スマートフォンやパソコンがあれば今からでも始められる手軽さも魅力の1つです。
セミナーへの参加
セミナーは専門家や著名人が講演する場であり、自分の興味や関心に合わせて選ぶことが大切です。また参加者同士での交流やディスカッションが行われることが多く、新たな知識や人脈を得ることもできます。
セミナーには有料・無料のものがありますが、まずは無料のセミナーから参加してみて、雰囲気を感じてみるのも良いでしょう。
オンラインコースへの参加
オンラインコースは、ビジネスや自己啓発に関する講座をインターネット上で受講できるサービスです。種類も多く、自分に合った講座を選ぶことができます。
またスマートフォンやパソコンで受講できるため、自分のペースで学習できます。手軽さや自由度が魅力である一方で、自分で受講を進め、継続するための自己管理能力が必要です。
コーチングを受ける
コーチングでは目標達成に向けて、専門家であるコーチが個人に合わせたカウンセリングやアドバイスを行います。自分向けにカスタマイズされたアドバイスを受けられるため、具体的な行動に移しやすく、失敗してもフィードバックを受けられるため継続的に取り組みやすい点が大きな特徴です。
ただ、パーソナルなコーチングになるほど高額になるため、コーチの選択などは慎重に判断しましょう。
自己啓発の名作3冊をご紹介!
自己啓発の名作は多数存在しますが、その中でも特に優れた3冊を紹介します。
- 『7つの習慣―成功には原則があった!』(スティーブン・R・コヴィー)
この本は人格的な成長を促し、個人と組織の成果を高める方法を解説した名著です。7つの習慣という考え方を提唱しており、人間関係や自己管理、目標設定などについてのアドバイスが具体的に記載されています。世界中で1,000万部以上の売り上げを記録しており、世界中で多くの人々から評価されています。 - 『思考は現実化する<上>』(ナポレオン・ヒル)
アメリカの成功哲学者ナポレオン・ヒルが執筆した、自己啓発書として有名です。人生における成功や幸福に向けて自己啓発を継続的に行うことが重要であると述べられています。文章が明快で読みやすいこともあり、自己啓発の入門書として人気です。 - 『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)
片づけコンサルタントの「こんまり」さんとして有名な著者が執筆した1冊で、片づけという身近なテーマを通じて、自分自身と向き合い、自分を見つめ直すことができる内容になっています。シンプルでわかりやすい文体で、実用的なアドバイスを多数紹介しており、多くの読者から高い評価を得ています。
今はネットですぐに書籍が手に入りますし、電子書籍もあるので、まずは気に入った1冊を手にして、自己啓発を始めてみましょう。
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※この記事は2023年6月時点の情報をもとに作成しております。
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