海外に長期滞在するときにおすすめの海外旅行保険とは?補償内容や種類、選び方を解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年8月8日 10時0分
海外に長期滞在するときにおすすめの海外旅行保険とは?補償内容や種類、選び方を解説
ここでは、海外旅行保険の補償内容や、長期滞在向けの保険の種類、最適な選び方などを解説します。海外では日本の健康保険が適用されず、思いがけないトラブルに巻き込まれることもあるため、ご自身の身を守る意味でも海外渡航をするときは海外旅行保険へ加入するのがおすすめです。海外旅行の予定がある方や渡航先に長期滞在する予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
海外旅行保険とは
海外旅行保険は、海外旅行中のケガや病気による死亡・後遺障害・治療費用のほか、賠償責任や携行品損害などを補償する保険です。
保険会社によって名称や内容が多少異なりますが、海外旅行保険の補償内容には、主に以下のようなものがあります。
海外では日本国内の健康保険が適用されないので、渡航中にケガや病気にかかり医療機関を受診すると医療費が高額になることがあります。
海外旅行保険に加入しておくことで、医療費が高額になってしまった場合の負担を軽減できる場合があります。
国民健康保険等で受けられる「海外療養費」との違い
海外療養費とは、国民健康保険や被用者保険(健康保険組合、協会けんぽ)に加入している方が渡航中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療などを受けた場合、申請により一部医療費の払い戻しを受けられる制度です。
給付の範囲は日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られています。そのため、以下のように制度を利用できないケースがあることにも注意が必要です。
- 日本国内で保険が適用されない医療行為があった場合
- 日本国内で保険が適用されない薬が使用された場合
例えば美容整形手術やインプラントなどは日本でも保険診療と認められていないので、海外療養費の対象外となります。
また、支給金額は日本国内の医療機関などで同様の治療をした場合にかかる治療費を基準に計算した金額になります。医療費が外貨で支払われた場合は、支給決定日の外国為替換算率(売レート)を用いて円に換算して支給金額を算出します。
つまり、海外医療養費では渡航先での治療費の一部しか給付を受けられません。
一方、海外旅行保険では治療にかかった費用のほかにも、入院した場合の補償や、親族が現地まで駆けつけたときの補償など、手厚い補償を受けることが可能です。
金額は補償内容によって異なりますが、補償の範囲内であれば実費が支払われるため、持ち出しがない場合もあります。
長期滞在向けの海外旅行保険の種類
海外旅行保険には、以下のような目的にあわせた長期滞在向けの保険もあります。
- 留学
- ワーキングホリデー
- 駐在
- 長期旅行
通常の海外旅行保険との違いは、長期滞在ならではの補償がついていたり、海外での生活を快適に過ごせるようなサービスがついていたりすることです。
具体的には、滞在先のアパートでの失火、家財の盗難などへの補償や、トラブル時のサポートを行ってくれるコールセンターサービスなどが挙げられます。
留学や仕事で長く海外に滞在する場合は、上記のような保険への加入を検討しましょう。
長期滞在時の海外旅行保険を選ぶときのポイント
長期滞在時の海外旅行保険を選ぶときは、以下の点を確認するのがおすすめです。
- 長期滞在向けの特約があるか確認する
- 保険金額・保険料を比較する
- サポート内容の充実度を確認する
それぞれ解説します。
長期滞在向けの特約があるか確認する
海外旅行保険は、保険会社によって補償やオプション特約が異なります。特に長期間海外に行く場合は、滞在期間に応じた内容になっているかが重要です。
留学や駐在、旅行など、目的によっても必要な補償は異なります。ご自身の目的にあわせ、最適な補償や特約のある保険を選びましょう。
保険会社によっては内容があまり充実していないこともあるので、契約要項は事前によく確認する必要があります。
保険金額・保険料を比較する
海外旅行保険は、保険会社によって保険金額と保険料が異なります。同じ日数の契約でも保険会社が違えば保険料も変わるため、必要以上に高額になってしまうこともあります。
そのため、海外旅行保険に加入するときは数社を比較してみることがおすすめです。また、重要視しない補償の金額が高く、必要な補償の金額が低いことも考えられるので、補償内容もしっかりと確認するようにしてください。
サポート内容の充実度を確認する
長期滞在の場合は、補償の内容だけではなく、サポート体制も確認しておくようにしましょう。
付帯しているサービスによっては、ケガや病気をした時以外にも、海外での生活をサポートしてくれる場合があります。
海外では思いがけないトラブルが起こっても、日本国内とは違って頼れる相手がいない場合が考えられるので、サポートサービスも充実している保険がおすすめです。
3カ月以内の渡航ならクレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険も検討する
クレジットカードによっては、海外旅行傷害保険が付帯しているものがあります。
保険会社の海外旅行保険と同様に、海外での病気やケガ、損害などに備える保険です。保険会社の海外旅行保険より補償内容が薄い場合もありますが、クレジットカードのサービスとして付帯している保険のため、保険料がかからないのがメリットです。
補償期間は3カ月程度の場合が多いため、半年、1年といった長期滞在でなければクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で備えるのもおすすめです。
ただし、クレジットカードによっては保険が有効となるための条件が設けられているため、出国前に適用条件を確認しておきましょう。
ご自身にあった海外旅行保険で渡航に備えよう
渡航先で医療機関を利用したときは日本の健康保険が適用されないので、医療費が高額になることがあります。そのため、海外に行くときは海外旅行保険への加入をおすすめします。
クレジットカードによっては海外旅行傷害保険が付帯しており、保険料をかけずに補償を受けられる場合があります。
適用期間や補償の内容などを考慮し、ご自身にあった保険で渡航に備えましょう。
なお、海外旅行傷害保険が付帯したクレジットカードなら楽天カードがおすすめです。
年会費永年無料の楽天カードなら、維持費をかけずに海外旅行傷害保険が付帯したクレジットカードを保有できます(※1)。
また、海外旅行によく行く方なら年会費11,000円(税込み)の楽天プレミアムカードもおすすめです。楽天プレミアムカードは海外旅行傷害保険が付帯しているだけでなく、空港ラウンジ(※2)やトラベルデスクなど旅行に役立つ特典を利用できます。
海外旅行を機にクレジットカードの申し込みをお考えの方は、楽天カードや楽天プレミアムカードをぜひご検討ください。
(※1)保険の適用には一部利用条件等がございます。
(※2)別途プライオリティ・パスの申し込みが必要です。
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※この記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しております。
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