ふるさと納税は2,000円の自己負担で利用できる?申請方法や注意点を紹介
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年8月18日 10時0分
ふるさと納税は2,000円の自己負担で利用できる?申請方法や注意点を紹介
ふるさと納税は控除上限の範囲内であれば、実質2,000円の自己負担額で利用できる制度です。しかし、控除上限を把握せずに利用すると、自己負担額が2,000円を超えることもあります。ここでは、寄附するときの手順や注意点について解説します。
ふるさと納税は2,000円の自己負担額で利用できる寄附制度
ふるさと納税とは、ご自身の選んだ自治体に寄付を行った場合に、原則として寄附額のうち2,000円を越える部分が住民税や所得税から控除される制度です。実質2,000円の自己負担で自治体からの返礼品を受け取れるため、利用を検討している方もいるのではないでしょうか。
ふるさと納税で寄附金控除が適用される金額の上限額は、収入や家族構成によっても異なります。ふるさと納税を利用する前に控除上限額を調べておきましょう。
2,000円の自己負担額でふるさと納税を利用できる金額の目安は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」で公開されています。例えば、独身で給与収入が300万円なら28,000円、共働きで高校生の子供が1人おりふるさと納税を行う方本人の収入が500万円なら49,000円が目安になります。
なお、これらの金額はあくまで目安です。住宅ローン控除や医療費控除などの有無、雇用形態によっても上限額が異なるため、注意しましょう。
ふるさと納税を2,000円の自己負担額で利用するための手順や方法
ふるさと納税制度を2,000円の自己負担額で利用するには、以下の手順で手続きを行います。
- 返礼品を選択して申し込む
- ふるさと納税の返礼品を受け取る
- 控除申請を行う
それぞれの手続きについて説明します。なお、控除申請には2つの方法があります。
1.返礼品を選択して申し込む
ふるさと納税で寄附したい自治体を選び、控除上限額内で希望する返礼品を申し込みます。控除上限額を超えると自己負担額が2,000円よりも多くなってしまうため注意しましょう。
なお、返礼品の種類は、ふるさと納税サイトによって異なります。希望する返礼品を扱っているか確認してから、ふるさと納税サイトに登録しましょう。
2.ふるさと納税の返礼品を受け取る
寄付金の入金が完了後、指定した住所に返礼品が届きます。ただし、返礼品がないケースや、受け取らないことを選択したケースでは返礼品は届きません。
返礼品によっては届くまでに時間がかかる場合があるため、返礼品が届く前に控除申請が完了する場合もあります。
3.控除申請を行う
ふるさと納税の寄附金控除を受けるには、控除申請が必要です。手続きを忘れると控除が適用されないので注意しましょう。
申請方法は、「確定申告」と「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の2種類があります。
控除申請が受理され、ふるさと納税の手続きが正しく完了すると、翌年度分の住民税が控除されます。確定申告で控除申請する場合は、ふるさと納税を行った年の所得税からも控除されます。
以下で、それぞれの方法を解説します。
確定申告
確定申告を選んだ場合は、自治体から受け取った受領書を使い、翌年3月15日頃までに控除申請の手続きをします。ふるさと納税以外にも確定申告をする必要があるものがあった場合、まとめて申告をします。
e-Taxを利用すると、インターネットで確定申告の手続きが可能です。これを利用しない場合は、作成した確定申告書を郵送あるいは窓口への直接持ち込みにより税務署に提出しましょう。
ふるさと納税ワンストップ特例制度
ふるさと納税ワンストップ特例制度とは、確定申告が不要な方で、ふるさと納税の寄附先が5自治体以内であるなどの条件に該当する場合に利用できる制度です。確定申告の手続きなしにふるさと納税できるので、条件に該当する場合は利用を検討しましょう。
ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用する場合は、専用の申請書を提出します。また、一部の自治体では、マイナンバーカードを利用したオンライン申請にも対応しています。
ふるさと納税の注意点
ふるさと納税をするときは、次のポイントに注意しましょう。
- 寄附金の控除上限額を超えると自己負担額が2,000円以上かかる
- ふるさと納税ワンストップ特例制度では所得税からの控除が行われない
それぞれの注意点を解説します。
寄附金の控除上限額を超えると自己負担額が2,000円以上かかる
給与収入や家族構成によって、ふるさと納税により税金の控除対象となる寄附金の上限額は異なります。
控除上限額を超えても寄附は可能なため、ご自身で把握しておかないと気が付かないうちに控除上限額以上の寄附をしてしまう可能性があります。
お得にふるさと納税を活用したいなら、自己負担額が2,000円に収まるように、控除の上限を把握して寄付額を調整しましょう。
ふるさと納税ワンストップ特例制度では所得税からの控除が行われない
ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用できる場合、確定申告なしに控除が受けられて便利です。しかし、ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用すると住民税からの控除のみになる点に注意しましょう。
所得税からも控除を受けたいときは、確定申告が必要になります。ふるさと納税をする金額や所得税額、住民税額なども考慮して、申請方法を選びましょう。
自己負担額2,000円でふるさと納税を利用しよう
ふるさと納税は手段や控除方法を守って寄附をおこなうことで、実質2,000円の負担で利用できる制度です。ただし、控除上限額を超えてふるさと納税をすると、自己負担額が2,000円を超えるので注意しましょう。
また、申請方法によって受けられる控除が異なるため、ご自身にあった方法を選ぶことも重要です。
ふるさと納税を利用するなら、返礼品の支払いは楽天カードで行うのがおすすめです。
楽天カードなら、通常100円のお支払いにつき1ポイントの楽天ポイントが貯まります(※1)。
さらに、楽天市場で楽天ふるさと納税をし、楽天カードで支払うと、スーパーポイントアッププログラム(SPU)により進呈されるポイントが通常の3倍になります。
- 楽天カード通常分1倍(※2)
- 楽天市場ご利用分1倍(※3)
- 楽天カード特典分1倍(※4)
また、楽天市場で楽天ふるさと納税をする場合、楽天ポイントでの寄附も可能です。ぜひふるさと納税にも楽天カードをご利用ください。
【年会費永年無料】楽天カードに申し込む
(※1)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら
(※2)楽天市場でのカードご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
(※3)商品ごとの税抜き購入金額(クーポン利用後)100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
(※4)楽天市場でのカードご利用額(消費税・送料・ラッピング料除く)100円につき1ポイント(期間限定ポイント)となります。
(※)「楽天市場ご利用分」「楽天カード特典分」は、楽天市場で開催中のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典となります。特典(期間限定ポイント含む)進呈には上限や条件があります。詳細はこちら
※ポイント未利用時の倍率です。
※この記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しております。
この記事に関連するニュース
-
今年のボーナスは予想より「50万円」多かった!「年収600→650万円」になったけど、ふるさと納税はいくら増やせる? 上限額と注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月21日 5時0分
-
いつまでが2024年分になる? 年末にふるさと納税をする人の4つの注意点
MONEYPLUS / 2024年12月18日 11時30分
-
確定申告が面倒……そんな場合でもふるさと納税は可能? 実は便利な制度がある!【FPが解説】
オールアバウト / 2024年12月11日 21時25分
-
ふるさと納税をしたいけど、初めてでよく分からない……2024年分って今からでも間に合う?【FPが解説】
オールアバウト / 2024年12月10日 21時25分
-
まだ間に合う! 【ふるさと納税】実質2000円で特産品ゲット! やりがちな3つの“落とし穴”
オトナンサー / 2024年12月10日 6時10分
ランキング
-
1ガサガサ肌が簡単に潤う!40・50代に使ってほしいボディケア商品3つ
つやプラ / 2024年12月22日 12時0分
-
2お金で何でも解決できそうな“超富裕層”に共通している3つの悩み。「絶対に負けられない戦い」も
日刊SPA! / 2024年12月22日 8時53分
-
3「海に眠るダイヤ」2018年を描く"最大の謎"の真相 現代編の設定が、なぜ「2024年」ではないのか
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 14時0分
-
440歳から運動不足解消は何から始めたら良いの?
JIJICO / 2018年3月30日 7時30分
-
5たまに見かける!「クルマに垂れ下がった謎のゴム」冬の重要アイテムだった過去
乗りものニュース / 2024年12月22日 14時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください