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クレジットカードで電車やバスに乗れる!ポイントも貯まってお得なタッチ決済での乗車とは

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年8月8日 10時0分

クレジットカードのタッチ決済は、電車やバスで利用できることをまだ知らない方もいるでしょう。スーパーやコンビニなどで普及しているタッチ決済は、国内外の交通機関で利用できる範囲が広がっています。とはいえ、「タッチ決済って何?」「交通系ICカードとは違うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 ここでは、クレジットカードのタッチ決済の説明に加えて、利用して乗車できる交通機関、利用するメリットや注意点などを紹介します。お得で快適に交通機関を利用するために、お役立てください。

タッチ決済とは

タッチ決済とは

タッチ決済とは、クレジットカードやスマホを専用端末にかざすだけで、決済が完了するサービスのことです。交通系ICカード、電子マネー、クレジットカードに付帯するタッチ決済など、さまざまなものがあります。

 

Suicaなどの交通系ICカードとクレジットカードのタッチ決済は、どちらもICチップを用いているため見た目は似ていますが、仕組みは異なります。

 

交通系ICカードは、ソニーが開発したICチップを用いていて、基本的に国内での利用が中心です。事前にチャージをして利用する場合が多く、「前払い」方式になります。

 

一方、国際ブランドクレジットカードなどのタッチ決済は、世界標準の読み取り機に対応するICチップを用いていて、海外でも利用できるのが特徴です。クレジットカードの利用と同様に、登録した口座から後日引き落とされる「後払い」方式になります。Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレスなどがあります。

タッチ決済できるクレジットカードには専用マークがある

タッチ決済できるクレジットカードには専用マークがある

クレジットカードのタッチ決済(以後タッチ決済)は、すべてのクレジットカードで利用できるわけではありません。

 

カード裏面か表面にある「タッチ決済」マークが目印です。数年以内に新しく発行されたカードであればタッチ決済に対応していることも少なくないですが、以前からのカードを持っている場合には対応していない可能性があるので注意しましょう。

 

マークがあれば、特別な手続きをしなくてもすぐにタッチ決済を利用できるので、ぜひご活用ください。

タッチ決済ができる電車・バスの紹介

タッチ決済ができる電車・バスの紹介

タッチ決済は、スーパーやコンビニなどの店舗だけではなく、交通機関でも利用できるところが増えてきています。

 

ここからは、タッチ決済が利用できる交通機関について見ていきましょう。

タッチ決済ができる交通機関は世界中で広がっている

交通機関でのタッチ決済の利用は、世界各国で広がっています。Visaのタッチ決済は、2023年3月末時点で、世界650以上の公共交通機関で利用されていて、今後も拡大する見込みです。先進国を中心に世界では一般的な乗車方法になっているといえるでしょう。

日本で利用できる公共交通機関

2023年4月時点で、タッチ決済ができる国内の公共交通機関は、45事業者を超えています。Visaのタッチ決済が主流ですが、ほかのクレジットカードの国際ブランドでも利用可能になってきています。

 

2021年4月時点では、Visaのタッチ決済を導入しているのは12道府県9プロジェクトにとどまっていましたが、直近2年の間に急拡大しているのです。

 

Visaのホームページで利用できる交通機関を見てみると、福岡市地下鉄や江ノ島電鉄など、観光地や地方に広がっていることがわかります。

 

政府もタッチ決済システムの導入費用を公共交通事業者や地方公共団体などへ補助するなど、交通機関でのキャッシュレス決済の普及を後押ししています。続々と事業者が増えているので、利用したい場合には交通事業者のホームページで確認しておくと良いでしょう。

電車やバスでタッチ決済をするメリット

電車やバスでタッチ決済をするメリット

ここからは、電車やバスでタッチ決済をするメリットを紹介します。

手間なしのスムーズな支払い

駅で切符を購入するとなると、券売機に並んだり支払ったりする時間がかかります。混んでいるときは、数分間のロスになる場合もあるでしょう。

 

タッチ決済であれば、券売機に並ばずに改札を通るだけなので、あっという間に移動できます

 

また、交通系ICカードと違い事前チャージも不要なので、残高を気にせずに決済できるのもメリットです。

交通機関の利用でもポイント加算

タッチ決済では、電車やバスの利用でも、クレジットカードのポイントが貯まります。通勤などで毎日利用する方にとっては、交通費でポイントが貯まるのは嬉しいですね。

 

楽天カードでは、100円の利用で1ポイント(※)貯まるため、現金で支払ったりチャージしたりするより、お得に利用できるでしょう。

 

※一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳しくはこちら

安心のセキュリティ

クレジットカードのタッチ決済では、国際基準のセキュリティ技術(EMV)を搭載したICチップが使われていて、不正使用の防止に力を入れています。

 

また、通常のクレジットカードの利用と異なり、タッチ決済では第三者にクレジットカードを手渡したり、暗証番号を入力したりする必要がないため、セキュリティ面で比較的安心といえます。

衛生面の心配が減る

タッチ決済は、自分のカード以外に触れることなく決済できるので、清潔な支払いが可能です。感染症が流行する時期などは、人とのやりとりを避けたい方もいるでしょう。

 

切符を購入するとなると、券売機のボタンや切符のやりとりなど、多くの人との接触機会があります。衛生面が気になる方に、タッチ決済はおすすめできるのです。

なじみがない観光地でもキャッシュレス決済可能

観光客など、地域になじみのない人が交通機関を利用する際には、現金か地域の交通系ICカードを持つ必要があります。

 

特に海外からの訪日客は、交通系ICカードを用意してチャージしたり、現金を用意したりするのは大変です。タッチ決済を利用できれば、利便性が高まり、観光地を活性化することにもつながるでしょう。

 

タッチ決済であれば、対応するクレジットカードさえ持っていれば誰でも利用できるので、旅行などに便利です。

海外にも対応

タッチ決済は、日本に先駆けて海外で普及しています。ロンドンやシンガポールをはじめとして、海外では一般的な交通費支払い手段として利用できるところもあるため、慣れない海外で現金を用意しないでも乗車できるのが魅力です。

履歴が残るので家計管理に便利

タッチ決済を利用すると、クレジットカードの利用履歴が残ります。何にいくら使ったのかをいちいち書きとめなくて良いので、家計管理に役立つでしょう。

 

なお、利用区間など詳しい利用履歴を残したい場合には、以下のサイトに登録すると良いでしょう。対象エリアの交通機関であれば、利用の日時や区間・金額の履歴が残ります。

Q-move | クレジットカードをかざすだけの決済サービス

電車やバスでタッチ決済をするときの注意点

電車やバスでタッチ決済をするときの注意点

タッチ決済にメリットは多くありますが、実は利用に際しての注意点もあります。失敗しないために確認しておきましょう。

乗車駅・降車駅でタッチ決済対応可能か確認する必要がある

乗車時にタッチする前に、降車駅がタッチ決済に対応しているか確認しておきましょう

 

主要な駅にのみタッチ決済が導入されている路線もあります。乗車時に利用して入れても、降車駅にタッチ決済できる端末がないと支払えません。

 

その場合には、タッチ決済できる駅に行って手続きしてもらう必要がでてきます。降車駅が対応していないときは、別の支払い方法で乗車しましょう。

使えるレーンが限られる

タッチ決済は、交通系ICカードとは別の専用端末が設置されたレーンが設けられている駅があります。拡大途中のシステムであり、専用端末の数が多くないため、大きな駅では混雑する場面も想定されます。

 

利用者の拡大にともなって解消される可能性がありますが、通勤ラッシュの時間帯などに利用するのであれば、事前にタッチ決済できる改札の数や位置を確認しておくと良いでしょう。

カードの発行に時間がかかる

交通系ICカードであれば、駅の窓口や券売機で発行できます。しかしクレジットカードの場合には、事前の審査や本人確認などが必要なため、発行に時間がかかります

 

まだカードを持っていない場合は、利用の前に余裕を持って申請しておくと良いでしょう。

子供料金や定期券は支払えない

タッチ決済では、交通系ICカードと異なり、子供料金や定期券の利用ができません。お子さんや割引料金で利用したい方は、ほかの支払い方法を選択しましょう

楽天カード(Visa,Mastercard,JCB)に新規で申し込めば、タッチ決済ができるカードが発行されます。即日の発行はできないため、気になる場合は早めに作成して、交通機関の利用にお役立てください。

 

また、お手持ちの楽天カードをスマートフォン端末に登録することで、楽天カードを持ち歩かなくてもスマホ1つでタッチ決済の利用が可能です。iOSの方はこちら、Android™の方はこちらから利用方法を確認してみてください。※1

 

※1Android™はVisa,Mastercardのみに対応しています。

 

※この記事は2023年6月時点の情報をもとに作成しております。

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