新NISAは楽天証券の投信積立「楽天カード」クレジット決済がおトク!メリットや旧NISAとの変更点も解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年8月17日 10時0分
新NISAは楽天証券の投信積立「楽天カード」クレジット決済がおトク!メリットや旧NISAとの変更点も解説
積立投資を始めたいと思っても、どこの証券会社を利用すべきか迷う人も多いでしょう。積立投資は個人の資産形成の手段のひとつで、2024年にリニューアルしたNISAも活用できます。 ここでは旧NISAと新NISAの違いや、楽天証券で積立投資をするメリットを解説します。
新NISAとは?
NISA(少額投資非課税制度)とは、国民の資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度であり、投資で得られた利益にかかる税金は非課税となります。旧NISAは2023年12月で終了し、2024年以降は新NISAに切り替わりました。
旧NISAと新NISAの概要は以下のとおりです。
旧NISA、新NISAの概要
新NISAで変わるポイントは3点です。
非課税期間が無期限化
2023年までのNISA制度では、非課税期間が一般NISAで最長5年、つみたてNISAで最長20年に設定されていましたが、新NISAでは無期限となりました。NISA枠で運用した資産は何年経っても税金がかからないということです。
非課税期間が無期限になることで、より長期投資に向いた利用ができます。
2つの枠を併用できる
旧NISAでは、一般NISA・つみたてNISAのいずれかひとつを選んで口座を開設する必要があり、併用はできませんでした。一方で、新NISAでは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」を併用して利用できます。
両者を併用できるようになったため、積立投資をしながら、個別株に挑戦するなど幅広い投資スタイルに利用できるでしょう。
年間投資枠の拡大
旧NISAの年間投資枠の上限は、一般NISAで120万円、つみたてNISAで40万円でした。新NISAでは上限が引き上げられ、成長投資枠は年間240万円、つみたて投資枠は年間120万円です。
前述のように成長投資枠・つみたて投資枠の両者を併用できるため、最大で年間360万円まで投資枠を利用できます。多くの資金を投資できるようになり、非課税枠の恩恵を受けやすくなるのです。なお、新NISAの非課税保有限度額は1,800万円で、その内成長投資枠は1,200万円が限度です。
積立投資のメリット
新NISAには今までのNISA制度と同様、一般的な投資枠と、積み立ての投資枠があります。これから投資を始めたい方には、長期的な積立投資がおすすめです。
以下に積立投資のメリットを紹介します。
少額から始められる
積立投資は少額から始められます。例えば、楽天証券の投資信託は月々100円から、国内株式や米国株式であれば、1株から積立が可能です。多くの投資資金を用意する必要がなく、3商品とも買付に楽天ポイントを利用できるため、初心者でも気軽に始められるでしょう。
買うタイミングに悩む必要があまりない
積立投資は、毎月決まった金額や口数、株数を自動的に積み立てるため、購入のタイミングを計る必要があまりありません。月に1万円の積立額を設定したら、毎月決まった日に口座から引き落とされます。価格の上下に一喜一憂してしまって取引タイミングがわからない方にもピッタリです。
また、毎月自分で購入する必要もないため、買い忘れを防げます。忙しいビジネスパーソンや家事・育児が大変という方でも、積立投資なら無理なく続けやすいでしょう。
分散効果が期待できる
積立投資の3つめのメリットは、分散効果が期待できる点です。具体的には以下の3つの分散があります。
(1)時間の分散
積立投資は、定期的に買付するため、投資タイミングを分散することができます。ある程度長い時間軸のうえで、「ドル・コスト平均法」(定時定額購入)に代表される複数回に分けての投資や売却で、買値や売値が平均化されることによって高値掴みや安値売りを避けやすくなります。
また、長期間投資することによって、1年あたりの価格変動のブレが小さくなる効果を期待するもので、長期投資によるリスク低減効果のことを時間分散効果と呼ぶことがあります。
例えば、毎月1万円の投資信託を購入するように設定すれば、投資信託の基準価額にかかわらず1万円分の口数を一定のタイミングで買付します。言い換えれば、投資信託の基準価額が高いときの購入口数は少なく、基準価額が低くなれば購入口数が増えます。こういった購入方法は、長期的な投資に有利だと考えられています。
(2)資産の分散
積立投資は少額から始められるため、複数の資産に分散投資しやすいというメリットもあります。例えば、以下のように毎月の投資額3万円で3つの投資信託に分散させたとしましょう。
- 日本株の投資信託:1万円
- 米国株の投資信託:1万円
- 全世界の投資信託:1万円
このように動きの異なる複数の商品に投資でき、少ない資金でもポートフォリオを充実させられます。
(3)長期保有でリスクに備える
積立投資は少しずつ長期的に投資していく方法です。長期保有により投資信託の価格変動に対するリスクを抑えることができます。
以下の画像は楽天・全米株式インデックス・ファンドの価格変動を示したチャートです。
2020年2月~4月(約3カ月間)の推移
2019年3月~2024年2月(約5年間)の推移
画像のとおり、2020年2月から3月は1カ月で大幅な下落となりましたが、5年間のチャートでは価格の上下はありながらも、右肩上がりに上昇していることがわかります。このように銘柄を長期保有することで価格の変動に左右されにくくなる、というメリットがあります。ただしこれは一例で、中には価格の下落が続いてしまう場合もあるため注意しましょう。
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新NISAのつみたて投資枠の上限は年間120万円
旧つみたてNISAの投資枠は年間40万円が上限でしたが、2024年に始まった新NISAではつみたて投資枠が年間120万円に拡大し、より多くの資金を投入できます。
例えば、つみたて投資枠を利用して投資信託を月10万円、年利5%で運用しながら20年積み立てた場合、シミュレーションによる将来の運用金額は約4,110万円です。運用益が1,710万円ほどであり、NISAを使えばこの利益に税金はかかりません。仮に利息を0とした場合、普通預金では2,400万しか貯められないですが、このお金を資産運用することによって元手を約4,110万円に増やすことができます。(※)
投資には元本保証がなく、長期の積立期間の間に順調に資産が増え続ける保証もないという点は注意しましょう。
※このシミュレーションは将来の運用成果を保証するものではありません。
楽天証券の積立かんたんシミュレーションで毎月の積立額・積立期間・運用利率を入力すれば、将来の運用金額を試算できます。
毎月10万円まで「クレカ積立」ができ、ポイントが貯まる楽天証券
楽天証券で積立をする際は、決済に「楽天カード」クレジット決済が利用でき、毎月10万円まで積立可能です。
なお、「楽天カード」クレジット決済のポイント進呈率は、積立額の最大1.0%です。仮に、楽天カードで月10万円クレカ積立をすると、「楽天カード」クレジット決済分で毎月最大で1,000ポイント貯まります。楽天カードを持っている人は、クレカ積立を利用して賢くポイントを貯めましょう。
投資積立を楽天カードで買い付けるメリット
楽天証券の投信積立は、楽天カードクレジット決済を利用することで、楽天ポイントが貯まります。ポイントの進呈率は決済に利用した楽天カードの種類により異なり、獲得したポイントは1ポイント=1円相当として、投資信託の買付ができたり、楽天市場でのショッピングに利用できたりします。
代行手数料年率0.4%(税込み)未満の投資信託を楽天カードクレジット決済で積み立てた際の、カード種類別のポイント進呈率は以下のとおりです。
年会費永年無料の楽天カードでクレカ積立すると0.5%のポイントが進呈されます。ワンランク上の楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの場合、さらに進呈率が高くなります。
仮に楽天カードで毎月3万円の投資信託を積み立てた場合、150ポイントが進呈されます。これを積み重ねていくと、年間で1,800ポイントが進呈されることになります。
注意したいのが、同じ楽天証券の投信積立でも、銀行口座からの引き落としで積み立てを行った場合はポイントの進呈はないことです。楽天証券の投信積立で楽天ポイントを貯めたい場合は、楽天カードを利用しましょう。
楽天証券を「楽天カード」クレジット決済で利用するのがお得
今回は旧NISAと新NISAの違い、積立投資のメリットや、楽天カードクレジット決済について解説しました。なお注意点として、NISAや積立投資をはじめとする投資商品に「必ず値上がりする」という保証はなく、元本割れのリスクがあるということは覚えておきましょう。
2024年からの新NISAは、非課税期間が恒久化し年間投資枠が拡大するなど、より利用しやすく進化しています。分散投資や長期投資に適した積立投資は少額からでも始めることができます。
楽天ユーザーにとって嬉しい特典が満載の楽天証券。楽天カードと併用して、投資で貯まった楽天ポイントでショッピングをしたり、レジャーに出かけたりするのも良いでしょう。
※この記事は2024年3月時点の情報をもとに作成しております。
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