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Wワークとは?副業などとの違いや仕事を掛け持つメリット、注意点を解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年9月4日 10時0分

Wワークとは?副業などとの違いや仕事を掛け持つメリット、注意点を解説

Wワークとは?副業などとの違いや仕事を掛け持つメリット、注意点を解説

Wワークとは2つの仕事を掛け持つ働き方です。近年、多様な働き方の実現が推進され、Wワークで本業とは別の仕事に従事する方が増えています。ここでは、Wワークの意味や副業・兼業との違い、メリットや注意点を解説します。

Wワークとは

Wワークとは、2つの仕事を掛け持ちする働き方です。例えば、会社に勤めながら夜間や休日に副業として別の仕事をするケースなどが挙げられます。

 

日本ではこれまで、Wワークを禁止する会社が多く、仕事の掛け持ちにはハードルがありました。しかし、2018年に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が公表され、「モデル就業規則」から副業禁止規定が削除されたこともあり、近年ではWワークを認める企業が増えています。

 

また、ICT技術の発達にともない、テレワークを導入する企業も増加しています。働く環境の変化でWワークにチャレンジしやすくなった点も、Wワークが注目される理由のひとつです。

Wワークと副業・兼業の違い

Wワークと副業、兼業は「複数の仕事を掛け持つ」点では共通していて、しばしば同じような意味合いで使われる言葉です。

 

しかし、それらの意味合いには若干の違いがあります。以下で、Wワークとの違いを解説します。

Wワークと副業の違い

Wワークと副業の主な違いは、Wワークが2つの仕事を持つ「働き方そのもの」を指しているのに対し、副業は本業以外で働いている「仕事自体」を指している点です。

 

例えば、電子機器メーカーで働きながら勤務時間以外でエンジニアをしている方は、Wワークを行っています。この場合、電子機器メーカーでの勤務が本業で、勤務時間以外のエンジニアの仕事が副業です。

Wワークと兼業の違い

兼業は複数の職を兼ねること全般を指していて、仕事間に本業と副業の区別がありません。この点が、本業と副業を区別するWワークとの違いです。

 

ただし、厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」にあるように、副業や兼業を「2つ以上の仕事を掛け持つこと」と広義で捉える場合もあります。

Wワークのメリット

Wワークは働く方の環境や状況により、いくつかのメリットがあります。主なメリットは以下のとおりです。

収入が増える

Wワークのメリットは新たな収入源ができ、収入の増加が見込める点です。複数の収入源ができれば本業の収入を補うことができ、生活が安定しやすくなります。

 

収入が増えることで、生活が安定するだけでなく、好きなことに使えるお金が増えたり、将来の生活に備えた預貯金ができたりなど、生活を充実させることもできるでしょう。

スキルや経験が得られる

本業とは違う環境で仕事をすることで、新たなスキルや経験が得られる点も、Wワークのメリットです。

 

例えば、同じエンジニアの仕事でも、組織風土や業務フローの異なる会社で仕事をすると、新しい刺激や経験が得られます。また、異なる業種で仕事をする経験を得られれば、視野を広げられ、本業の仕事では得られないスキルを獲得できる場合もあるでしょう。

セカンドキャリアの形成に役立つ

Wワークは、今の仕事を辞めずに違う仕事をすることが可能です。将来的に転職や独立、起業をする場合にも、失業などのリスクを避けるかたちで準備できます。

Wワークの注意点

Wワークにはメリットがある一方、注意が必要な点もあります。

会社のルール確認が必要

Wワークを行うには、会社のルール(就業規則や労働契約)確認が必要です。Wワークが可能な会社は増えていますが、すべての会社で認められているわけではありません。一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)の調査によると、Wワークを認めている企業は回答企業のうち53.1%です(2022年10月時点)。

 

Wワークを始める前に、お勤めの会社がWワークを認めているのか、どのような手続きが必要なのかを確認しておきましょう。

一般社団法人 日本経済団体連合会「副業・兼業に関するアンケ―ト 調査結果」

労働時間が長くなる場合がある

Wワークを始めると、本業の勤務時間に労働時間が追加されることになります。

 

特に、本業の仕事量はそのままでWワークを行った場合、長時間労働となる可能性があるので注意してください。「睡眠時間をできるだけ確保する」「心身を休める時間がとれるようにスケジュールを調整する」など、健康面への配慮をすることが大切です。

社会保険の適用に注意が必要

Wワークを行うときは、複数の会社で社会保険が適用される場合があることにも注意が必要です。

 

例えば、本業の会社でも副業の会社でも社会保険の被保険者要件を満たす場合、それぞれの会社で社会保険に加入しなければなりません。保険料は各会社の報酬月額を合算し、按分して支払います。

 

また、近年、短時間労働者の方への社会保険適用が拡大しています。そのため副業の会社での労働時間が短時間であっても、社会保険の加入要件を満たす場合があります。

確定申告が必要なケースがある

Wワークを始めると、確定申告が必要なケースがあります。会社員の方は年末調整を行うため確定申告は不要なことが多いですが、本業以外で年間20万円を超える収入があった場合は、原則、確定申告が必要です。

Wワークを始めるときはメリットと注意点を押さえよう

Wワークは2つの仕事を掛け持ちする働き方です。「収入の増加が期待できる」「スキルや経験が得られる」などのメリットがあり、生活事情や価値観を踏まえたワークスタイルを実現できます。

 

一方で、労働時間の増加による健康面への影響や、確定申告が必要となるケースがあるなど、注意すべき点もあります。Wワークを始めるときはメリットと注意点を把握し、よく検討することが大切です。

Wワークを始めると時間を取られることが多くなり、確定申告に必要な経費の計算や会計処理が負担となることもあります。

 

そのようなケースにお悩みの法人代表者や個人事業主の方には、楽天プレミアムカードの付帯カードである楽天ビジネスカードの利用がおすすめです。Wワークで必要な経費を楽天ビジネスカードで決済すると、プライベートでのクレジットカード利用分と区別できます。

 

また、そのほか複数枚のETCカードの申し込みやVisaビジネスオファーなどのビジネスに役立つ特典も利用できます。

 

ビジネス用途のクレジットカードをお探しの方は、ぜひ楽天ビジネスカードをご検討ください。

 

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※この記事は2023年8月時点の情報をもとに作成しております。

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