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クレジットカードの「オーソリ」とは?種類や必要な理由、非承認になる原因を解説

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年11月2日 10時0分

ここでは、クレジットカードで支払うときに必要になる「オーソリ」について詳しく解説します。オーソリの種類や必要な理由、非承認になる原因、そして、オーソリ以外のセキュリティ対策を講じることの重要性について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードの「オーソリ」とは

オーソリとは、オーソリゼーションの略であり、「店舗がカード会社に対してカード保有者の情報を照会し、支払いを行えるかどうかをチェックする手続き」のことです。

オーソリの種類

オーソリの方式は、以下の2つです。

 

  • 自動オーソリ
  • 手動オーソリ

各方式について詳しく説明します。

自動オーソリ

自動オーソリとは、店舗があらかじめ指定したタイミングで即実行される方式です。

 

自動的に実行されるため、店舗側の手間が省けます。

手動オーソリ

手動オーソリとは、任意のタイミングで、店舗のレジ・会計担当者が手動でオーソリを実行する方式です。

 

毎回手続きを実行する必要がある点が手間ですが、商品の在庫を確認後にオーソリの手続きを行うことができるなど手続きのタイミングに融通が効きます。

オーソリが必要な理由

以下は、オーソリが必要とされる理由です。

 

  • 第三者による利用を防止するため
  • リ利用可能額内の支払いであることを確認するため

それぞれについて詳しく解説します。

第三者による利用を防止するため

近年、国内外でクレジットカードの偽造や盗難・紛失カードを取得した第三者による悪用が発生しています。

 

このような被害を未然に防ぐため、カード払いに先立って店舗がオーソリを実施し、クレジットカードの有効性(偽造カードや盗難カード、紛失したカードではないこと)が確認されています。

利用可能額内の支払いであることを確認するため

クレジットカードには利用可能枠が設定されており、利用可能枠から利用残高を引いた金額が利用可能額となります。利用可能額内でしか支払いを行えませんが、店舗側ではお買い物をしようとしているお客様が利用可能額の上限に達しているかどうかを判断できません。

 

そこで、支払いに先立ってオーソリを実施し、カード会社に対して「利用可能額に達しているか、まだ余裕があるか」を確認しています。

オーソリが非承認になる場合に考えられる原因

オーソリで非承認になると、レジなどに「エラーコード」が表示され、支払いができなくなります。ECサイトの場合は、画面上に「エラーメッセージ」が表示される場合もあります。

 

この場合、エラーによって支払いが完了していないため、別のクレジットカード、あるいは、別の支払い方法に変更することが必要です。

 

なお、オーソリが非承認になる原因としては、以下などが考えられます。

 

  • 間違ったクレジットカードの暗証番号を入力している
  • クレジットカードの利用可能額の上限に達している
  • クレジットカードの有効期限が切れている・誤っている
  • 無効なクレジットカードを利用している
  • クレジットカードが不正使用されている

それぞれについて詳しく説明します。

間違ったクレジットカードの暗証番号を入力している

店舗でカード払いをするときに、暗証番号の入力を求められることがあります。

 

間違った暗証番号を入力してしまうと、オーソリで非承認になってしまい、複数回間違えるとロックがかかり、支払えなくなります。解除するには時間がかかったり、場合によっては、カードの再作成が必要になるため、よく確認しながら入力しましょう。

クレジットカードの利用可能額の上限に達している

クレジットカードの利用可能額を超過する場合、オーソリで承認されないため、支払いを行えません。

 

事前にクレジットカードのアプリやWebサイトなどで、「現時点で、利用可能額にどのくらい余裕があるのか」を確認しておくことをおすすめします。

クレジットカードの有効期限が切れている・誤っている

有効期限が切れている場合や、有効期限の入力を誤った場合も、オーソリで非承認になります。

 

通常、期限が近くなると自動的に更新され、カード会社から新しいクレジットカードが送られてきます。誤って古いカードを利用することがないように、新しいカードが届いたら、速やかに古いカードを所定の方法で破棄しましょう。

無効なクレジットカードを利用している

退会済みのクレジットカードや磁気不良などで利用できないクレジットカードは「無効カード」としてオーソリで非承認になる場合があります。
退会後、あるいは新しいカードの到着後は無効カードを誤って利用することがないように速やかに破棄してください。

クレジットカードが不正使用されている

盗難・紛失などの申請がされているクレジットカードを利用した場合も、オーソリで非承認になります。

 

「クレジットカードを紛失した際にカード会社に利用停止を申請、その後紛失したカードを発見したためそのまま利用しようとした」などの場合はそのカードでの支払いが承認されないので注意しましょう。

オーソリ以外のセキュリティ対策も重要

オーソリで有効性が確認されても、それだけではセキュリティ対策として不十分な場合があります。以下に示す仕組みも、安全な支払いを実現するうえで欠かせません。

 

  • セキュリティコード
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)
  • カード会社ごとのセキュリティ対策

それぞれについて詳しく説明します。

セキュリティコード

セキュリティコードとは、クレジットカードに記載されている3桁または4桁の番号です(※)。

 

例えば、楽天カードの場合、記載されている場所・桁数は、以下のようになっています。

 

  • 国際ブランドがVisa、Mastercard、JCBの場合:カード裏面の署名欄の右上に表示されている末尾3桁の数字
  • 国際ブランドがAmerican Expressの場合:カード表面に表示されている4桁の数字

ECサイトなどでは、支払い画面でセキュリティコードの入力により、カード保有者以外の人物による「なりすまし」を防止しています。

 

(※)一部のクレジットカードでは、券面に記載がない場合があります。

本人認証サービス(3Dセキュア)

本人認証サービス(3Dセキュア)とは、オンラインショッピングなどのときに、カード情報(カード番号、有効期限など)に加えて、ご自身が設定した「本人認証パスワード」の入力を求める仕組みです。

 

未登録の状態では支払いを行えない場合があるので、あらかじめ本人認証サービスの登録を済ませておくことをおすすめします。

カード会社ごとのセキュリティ対策

各カード会社では、カード番号の悪用や紛失、盗難カードや偽造カードの利用を検知するためのシステムを導入しています。

 

クレジットカードの支払いに対して「第三者による利用の疑いがある」と判定された場合、メールまたはショートメッセージサービスや電話によってカード保有者に通知されたり、カード払いが制限されたりします。

セキュリティを重視するクレジットカード選び

楽天カードでは、24時間365日体制でモニタリングを実施しています。取引内容に不審な点がある場合、カード利用が制限されるので安心・安全です。

 

また、楽天カードの利用後、利用内容をメールでお知らせする「カード利用お知らせメール(登録要)」で第三者による不正使用にも気付きやすくなります。

 

そのほかのセキュリティ対策として、「セキュリティコード」や「本人認証サービス」(無料で登録・利用が可能)も提供しています。

 

また、さまざまなデザインやランクの楽天カードが用意されているので、年会費や国際ブランド、優待特典などを比較して、ご自身に適したものをお選びください。

 

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安全なカード払いを行うためには、オーソリが不可欠

クレジットカードの支払いを安全に行うために、「オーソリ」という仕組みが存在します。

 

自動オーソリと手動オーソリの2方式が存在し、第三者による利用を防止したり、利用可能額を確認したりするために実施されることを覚えておきましょう。

 

さまざまな理由で「非承認」になることがありますが、原因が不明な場合はカード会社にお問い合わせください。

 

なお、オーソリに加えて、「セキュリティコード」「本人認証サービス(3Dセキュア)」「各カード会社のセキリティ対策」も、安心・安全な支払いを実現するうえで重要な役割を果たしています。

 

安全にクレジットカードを利用したい場合は、これらのセキュリティ対策を導入している楽天カードを、ぜひご検討ください。

 

※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しております。

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