キャッシュレス決済にはどのような種類がある?利用時のメリットや注意点を解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年11月6日 10時0分
キャッシュレス決済にはどのような種類がある?利用時のメリットや注意点を解説
ここでは、キャッシュレス決済の種類やキャッシュレス決済のメリット、注意点などについて説明します。これからキャッシュレス決済を利用しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
キャッシュレス決済とは?
キャッシュレス(=Cashless)決済とは、お札や小銭などの現金を使用せずに支払う方法のことです。近年ではキャッシュレス決済の種類が急速に増えて利便性も向上しています。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会の「キャッシュレス・ロードマップ2023」によると、2018~2022年のキャッシュレス決済の普及率の推移は以下のとおりです。
- 2018年:24.1%
- 2019年:26.8%
- 2020年:29.7%
- 2021年:32.5%
- 2022年:36.0%
また、政府はキャッシュレス決済を推進しており、2025年にはキャッシュレス決済の割合を40%まで引き上げる目標を掲げています。
キャッシュレス決済の種類
キャッシュレス決済の種類としては、主に以下のようなものが挙げられます。
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子マネー
- スマホ決済
それぞれの特徴について、詳しく説明します。
クレジットカード
クレジットカードとは、商品の購入時やサービスの利用時の支払いに利用できて、請求に応じて後日支払いをする後払い式の決済手段です。キャッシュレス決済の中で、最も利用額が多いサービスです。
また、クレジットカードのメリットとして、支払いに利用できるだけではなく、カード会社によっては付帯しているサービスを活用できることがあります。
デビットカード
デビットカードは、クレジットカードと同じカード形式ではありますが、一方で、デビットカードは支払いと同時に紐付けられた金融機関の口座から即座に利用額の引き落としが行われる即時払い式の決済手段となっています。
この点がクレジットカードとは異なります。
電子マネー
電子マネーとは、文字どおり電子化したお金のことを指します。事前に専用カードやスマートフォンのアプリなどにお金をチャージすることで利用できる、前払い式の決済手段です。
チャージ方法は、専用の機械を使う方法、店員さんにチャージしたい旨を伝え、現金を渡して読み取り機にタッチしてチャージする方法などがあります。
スマホ決済
スマホ決済とは、スマートフォンを活用したキャッシュレス決済の手段です。代表的なものとして、スマートフォンにクレジットカードや電子マネーなどを登録し、支払い時にスマートフォンの画面に表示されたQRコードを読み込む、QRコード決済があります。
QRコード決済には「ストアスキャン方式」と「ユーザースキャン方式」があります。ストアスキャン方式では消費者がスマートフォンに提示したQRコードを店舗が読み取って支払い、一方のユーザースキャン方式では店舗が提示したQRコードを消費者がスマートフォンで読み取って支払います。
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済のメリットとして、主に以下が挙げられます。
- 現金を持ち歩く必要がない
- スムーズに決済を行える
- ポイント還元がある
それぞれのメリットについて、詳しく説明します。
現金を持ち歩く必要がない
キャッシュレス決済を利用すれば現金を使う必要がなくなるため、最低限の現金のみを持ち歩けばよくなります。
現金払いの場合、手持ちの現金がないときはコンビニやATMで現金を引き出すといったひと手間が必要です。しかし、キャッシュレス決済を利用すればその手間がなくなり、ATM利用手数料を支払う必要もなくなることはメリットといえます。
スムーズに決済を行える
現金払いの場合、財布から現金を取り出して店員さんに渡し、必要に応じておつりを受け取るのが支払いの一連の流れです。
しかし、金額やおつりの量によっては、この一連の流れに時間がかかることも考えられます。その点、キャッシュレス決済であればスムーズに支払いを終えることができます。
ポイント還元がある
キャッシュレス決済は支払った金額に応じて、ポイント還元を受けられることがあります。
ポイント還元がある分だけ、現金払いよりも確実にお得に支払いを行えるのは、明確なメリットといえます。上手に利用すれば、ポイントの二重取りなどが可能な場合もあります。
キャッシュレス決済の注意点
キャッシュレス決済にはいくつかのメリットがある一方、利用時には以下の点に注意する必要があります。
- キャッシュレス決済に未対応の店舗では利用できない
- 現金払いよりも支払い総額が多くなることがある
それぞれの注意点について、以下で詳しく説明します。
キャッシュレス決済に未対応の店舗では利用できない
キャッシュレス決済を利用するためには店舗側が設備を整えなければなりません。そのため、設備などが整っていない店舗ではキャッシュレス決済の利用はできません。
普段よく利用する店舗がキャッシュレス決済に対応していなければ、現金を持ち歩きましょう。
現金払いよりも支払い総額が多くなることがある
現金払いの場合は、後から支払い方法を変更することはなく支払いに関する手数料も発生しないため、支払い総額が増えることはありません。
一方でカード払いの場合は、分割払いやリボ払いなどの支払い方法を選べることがあります。
分割払いやリボ払いは1回の支払い金額を抑えられる便利な決済方法ではありますが、手数料の分だけ支払い総額が多くなることは把握しておかなければなりません(分割払いの場合、回数によっては手数料がかからないこともあります)。
1回払い以外で支払うときは、1回払いに比べてどのくらい支払い総額が多くなるのかをきちんと把握したうえで支払いするようにしましょう。
キャッシュレス決済を活用してお得かつスピーディーに支払いを行おう!
キャッシュレス決済とはお札や小銭などの現金を使用せずに支払う方法で、お得かつスピーディーな支払い手段です。キャッシュレス決済にはクレジットカードやスマホ決済などいくつかの種類があるので、ご自身にとって使いやすいと感じるものを選びましょう。
これからキャッシュレス決済を利用することをお考えの場合は、楽天カードと楽天ペイを組み合わせることがおすすめです。
楽天カードを利用すれば楽天ペイに楽天キャッシュをチャージすることができます。楽天カードからチャージした楽天キャッシュを、楽天ペイのコード・QR払いで利用するとポイント還元率が最大1.5%(※)になります。
また、楽天カードは年会費永年無料、充実した付帯サービスなど、普段使いにも便利です。
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(※)本施策は楽天ペイアプリによる、楽天キャッシュでのコード・QR払いを対象としています。一部対象外の店舗及び支払方法があります。対象外の店舗はこちらからご確認ください。
※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しております。
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