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一人暮らしの生活費の平均は?出費を抑えるコツや始めやすい貯蓄方法も紹介

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年11月13日 10時0分

ここでは、総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2022年度」に基づいて、一人暮らしの生活費の平均に関する情報をまとめました。主要な支出の平均額や生活費を抑えるコツ、始めやすい貯蓄方法などを紹介するので、一人暮らしを始めるにあたり生活費の平均を知りたいときに役立ててください。

総務省統計局|家計調査(家計収支編)2022年度

一人暮らしの生活費の平均

2022年度の調査によると、一人暮らし(単身者世帯)の平均支出は年間約194万円、月間は約16.1万円です。また、一人暮らしの男性の平均支出は年間約195万円、女性の平均支出は年間約192万円でした。

 

次の表は、調査結果をもとに一人暮らしの男性、女性の1カ月間の平均支出を年代別にまとめたものです。

なお、「家計調査(家計収支編)2021年度」では、一人暮らしの1カ月の平均支出が約15.5万円でした。前年と比較すると、全体的に支出が増えているのがわかります。

一人暮らしの生活費の内訳

ここでは、一人暮らしの家賃や食費などの平均支出を順番に解説します。

一人暮らしの家賃の平均

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2022年度」に基づいて計算すると、一人暮らしの家賃の平均支出は年間約60.9万円で、月間約5.0万円です。

 

次の表は、一人暮らしの男性と女性の1カ月間の平均家賃を年代別にまとめたものです。

 

一人暮らしの平均支出が月間約16.1万円に対して家賃は月間約5.0万円なので、支出の約3分の1と大きな割合を占めています。

一人暮らしの食費の平均

一人暮らしの食費の平均支出は年間約51.9万円で、月間約3.9万円です。

 

次の表は、一人暮らしの男性と女性の1カ月間の平均食費を年代別にまとめたものです。

食費は支出の20%以上を占めており、女性よりも男性の方が多めの傾向があります。

一人暮らしの水道光熱費の平均

一人暮らしの水道光熱費の平均支出は年間約15.7万円で、月間約1.3万円です。

 

次の表は、一人暮らしの男性と女性の1カ月間の平均水道光熱費を年代別にまとめたものです。

2023年6月より、大手電力会社7社が電気料金の値上げを実施しています。値上げの影響で光熱費が上がっている場合は、契約している電力会社の見直しも検討してみましょう。

一人暮らしの通信費の平均

一人暮らしの通信費の平均支出は年間約8.4万円で、月間約0.7万円です。

 

次の表は、一人暮らしの男性と女性の1カ月間の平均通信費を年代別にまとめたものです。

なお、家計調査における通信費とは、スマートフォンや携帯電話などの通信・通話使用料と、インターネット接続料金などの合計金額です。

一人暮らしの交際費の平均

一人暮らしの交際費の平均支出は年間約9.8万円で、月間約1.3万円です。

 

次の表は、一人暮らしの男性と女性の1カ月間の平均交際費を年代別にまとめたものです。

交際費が高齢者世帯になると急に増えるのは、世帯外の人への贈答品や祝い金などを贈る機会が増える傾向があるからと考えられます。

一人暮らしの雑費の平均

一人暮らしの雑費の平均支出は年間約30.8万円で、月間約3.1万円です。

 

次の表は、一人暮らしの男性と女性の1カ月間の平均雑費を年代別にまとめたものです。

なお、ここでの雑費は「家計調査(家計収支編)2022年度」の「その他の消費支出」の項目のことで、主に次のような支出の合計金額です。

 

  • 理美容サービス
  • 理美容用品
  • 身の回り用品
  • たばこ
  • 使途不明金 など

ご自身の支出と比較するときは、家賃や食費、水道光熱費、通信費、交際費などを除いた金額を雑費として計算してみましょう。

一人暮らしの生活費を抑えるコツ

一人暮らしで生活費を抑えるコツは以下のとおりです。

 

  • 支出を正確に把握する癖を付ける
  • 自炊を増やす
  • コンビニの利用は控える
  • 家賃を見直す
  • 電力・ガス会社を見直す
  • クレジットカードでの支払いによって貯まるポイントを活用する

上記のコツを順番に解説します。

支出を正確に把握する癖を付ける

生活費を節約するためには、なににいくら支払っているのかなどを把握する癖をつけましょう。正確な支出を把握できれば、無駄遣いしている部分が見えてくるので、節約がしやすくなります。

 

支出を把握する方法は複数あり、家計簿を作成したり、スマートフォンの家計簿アプリにクレジットカードを紐づけたりするなど、ご自身が取り組みやすい形で支出を記録すると良いでしょう。

自炊を増やす

一人暮らしの食費の平均支出は年間約51.9万円と紹介しましたが、うち約11.6万円が外食費です。

 

食費の中で外食費が占める割合は高いので、自炊を増やせば外食費を減らすことができ、節約につながる可能性があります。そのため、次のような方法で自炊に取り組んでみましょう。

 

  • 弁当を作る
  • 1週間分の献立を考えて食材を購入する
  • 余った食材は冷凍保存をする

なお、毎日自炊を行おうとすると負担になる場合があるので、適度に外食も取り入れつつ、頻度を減らすことを意識すると良いでしょう。

コンビニの利用は控える

コンビニはスーパーや専門量販店などに比べて価格が高い傾向にあります。

 

そのため、食費や雑費などの生活費を抑えたいなら、コンビニの利用は控えて別の店舗でお買い物をしましょう。なお、店舗や支払い方法によってはお買い物金額に応じてポイントが貯まる場合があるので、お買い物をする店舗を事前に決めておくのも良いでしょう。

家賃を見直す

家賃は住んでいる場所などによって相場が異なりますが、前述のとおり平均で見ると支出の3分の1程度と高い割合を占めています。

 

家賃の目安は一般的に「収入の3分の1程度」と言われていますが、昨今では収入の4分の1程度にする考え方も増えています。

 

そのため、家賃が上がっている、あるいは現在の収入では負担になっている場合は見直して、引越しなどを検討してみましょう。

電力・ガス会社を見直す

電力は2016年4月より、ガスは2017年4月より小売全面自由化が始まり、提供エリア内なら好きな電力・ガス会社を選べるようになりました。

 

小売全面自由化により事業者間で価格競争が生まれ、電気料金やガス料金の抑制が起きているため、料金が高いと感じている方は現在の電力・ガス会社の見直しを検討してみましょう。

 

ただし、一時的に安くなるように見えても、料金変動が著しいなどで結果的に料金が高くなる場合もあるので、契約内容はよく吟味することが大切です。

クレジットカードでの支払いによって貯まるポイントを活用する

クレジットカードによっては、支払い額に応じてポイントが進呈される場合があります。

 

貯まったポイントはクレジットカードの月々のお支払いに充当したり、別のポイントサービスと交換できたりすることもあるため、節約に役立つでしょう。

一人暮らしで始めやすい貯蓄・資産形成方法とは

収入のすべてを生活費などの支出にまわすのではなく、万が一の事態や将来への備えとして蓄えておくことも大切です。生活費の3カ月~1年分を目安に自由に引き出すことのできる資金を貯めておきましょう。

 

一人暮らしで始めやすい貯蓄・資産形成方法は以下のとおりです。

 

  • 先取りで貯蓄する
  • 投資を始める

上記を順番に解説します。

先取りで貯蓄する

先取り貯蓄とは貯蓄する金額を決めておき、収入を得たら先に貯蓄して、残った金額で生活をする考え方です。

 

  • 先取り貯蓄……収入-貯蓄=支出
  • 余ったら貯める……収入-支出=貯蓄

先にお金を取り分けておくため、お金の管理が苦手な方でも貯蓄がしやすくなります。ただし、生活で使える金額が減ってしまうので、ご自身で無理のない範囲で貯蓄額を決めましょう。

 

なお、先取り貯蓄の方法はいくつかあり、勤務先によっては社内預金や財形貯蓄などが利用できることもあります。

先取り貯蓄を検討している方は、勤務先や金融機関のサービスを比較して検討してみましょう。

投資を始める

先取り貯蓄をする仕組みができたら、投資も検討してみましょう。投資には次のような種類があります。

投資の種類によってリターンやリスクは異なります。リターンとはお金を運用することで得られる成果で、運用結果によっては利益を得られることもあれば、損失が発生することもあります。

 

リスクは、リターンの揺れ幅のことを指しており、リターンが高い投資や金融商品の場合はリスクも大きくなります。

 

そのため、投資を行う際はリスクを考慮して資産を複数の金融商品に分散しておき、税制上のメリットのあるNISAやiDeCoなどの制度を活用してみましょう。

一人暮らしの生活費の平均は年間約194万円!

一人暮らし(単身者世帯)の平均支出は年間約194万円で月間は約16.1万円です。
一人暮らしを始める方、あるいは一人暮らしで生活費を抑えたい方は、平均支出とご自身の支出を比較し、平均を超えている支出の節約を検討してみましょう。

 

さらに節約を考えている方は、クレジットカードで生活費を支払う方法がおすすめです。クレジットカードによっては、支払い金額に応じてポイントが進呈される場合があるためです。

 

 例えば、楽天カードではお支払い金額100円につき1ポイント(※1)の楽天ポイントが貯まり、貯まったポイント(通常ポイント)は、1ポイント=1円相当でクレジットカードの月々のお支払いに充当したり、楽天ポイントカードが使えるお店(※2)などで利用したりすることが可能です。

 

生活費を節約したいと考えている方は、楽天カードの申し込みを検討してみましょう。

 

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(※1)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら
(※2)一部店舗・商品・サービスは楽天ポイントカードご利用対象外となります。楽天ポイントカードが使えるお店はこちら

 

※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しております。

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