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ネット銀行とネット証券の特徴について

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2023年11月28日 10時0分

ネット銀行かネット証券に申し込んでNISA口座を開設したいと思っていますが、初心者でわからないことが多いです。 普通の銀行や証券会社と比べて、セキュリティー面の安全性や、本人が亡くなった際の取り扱い(相続手続き方法)がどうなるのか知りたいです。また、デメリットについてもわかりやすく教えて下さい。

ウッチ

NISA口座を開設するに当たって、店舗型とネット型の比較の前に、銀行と証券会社の違いも整理しておきます。銀行に比べて証券会社の方が購入できる商品のバリエーションが多いという特徴があります。これは、ネット銀行やネット証券であっても同じで、ネット銀行の場合投資信託しか購入ができず、ネット証券の場合は投資信託に加えて株式などの購入も可能です。
 
次に実店舗が多い店舗型の金融機関と、ネットを中心とする金融機関で比較をしてみます。
店舗型の金融機関の場合、取引内容によっては手数料が高いこともありますが、直接相談ができるという利点があります。口座開設に当たっても、初めて見る単語に直面することが多く、そうしたシーンで相談しやすいことは心強いでしょう。
 
セキュリティ面については、通常、ネット型だから心配ということにはならず、実店舗と遜色のない、さまざまな対策を講じています。動きがあった場合にメールで通知が受けられる機能や、アプリでこまめにチェックができるという意味では異常があった際に早く気づくことができ、むしろネット型の方がセキュリティが高まる側面もあります。
 
相続時の手続きについては、ネット型の方が実店舗より手間がかかるケースがあるかもしれません。相続時には、戸籍謄本などの公的書類の「原本」を提出する局面が多くあります。実店舗がある場合は「原本」を店舗まで持っていくことでそれが原本であったことを証明できるため、窓口でコピーをとってもらって以降の手続きを進め、持っていった原本は他の窓口に使うということができる場合も多いです。ネット型金融機関の場合は、相続の担当部門に一旦郵送することになるため、原本が戻ってくるまでに時間を要する場合があります。
 
こちらについては「法定相続情報一覧図」という書類を作成するようであれば、解決できる可能性があります。相続手続きには関係者それぞれが公的書類を取り寄せ、その公的書類の束を持って各窓口で手続きを行うシーンがあります。
 
その束をまずは法務局に提出して法定相続情報一覧図という書類にとりまとめることができます。法定相続情報一覧図は複数枚無料で発行することができるため、そちらを使って手続きを進める場合、原本を返してもらわないと次の手続きが進められないといった事態を避けられる可能性があります。
 
ネットを使った調べ物が得意で有利な条件で投資・運用を行いたい人はネット型で、やや手数料が高めでも相談しながら進めたい・いざという手続きも頼れる窓口があると心強いという人は店舗型でという選び方になりそうです。セキュリティについては、一方だけが優れているという判断にはならないと考えられます。

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