残高不足でクレジットカードの支払額が引き落とせないと信用情報はどうなる？

クレジットカードは、利用した分の金額を指定された支払日に確実に支払う必要があります。代表的な支払方法として銀行口座からの引き落としが挙げられますが、引落口座が残高不足になると支払いができません。 ここでは、残高不足でクレジットカードの引き落としができなかった場合、信用情報はどうなるのかや、残高不足を防ぐ方法を紹介します。

残高不足でクレジットカードの支払額が引き落とせなかった場合はどうなる？

口座の残高が不足しており引き落としができない場合の対応は、カード会社によって異なります。

 

自動で再引き落としされる場合もありますが、指定の口座への振り込みが必要なケースもあります。

 

支払いが確認できるまで利用が停止されることもあるので、気付いた時点でできる限り早く対応することが重要です。

残高不足で支払いができないと個人の信用情報に残る？

クレジットカードの支払いを口座の残高不足が原因で遅延したときのリスクには、信用情報への記録が挙げられる場合があります。

 

信用情報に記録されてしまうと新たなクレジットカードの申し込みや、ローンの審査などに影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。

 

信用情報の記録に関して知っておきたいポイントを3つにわけて紹介します。

延滞した日数・回数によっても異なる

信用情報の記録に関する判断基準などは公開されておらず、何日・何回までなら信用情報に影響しない、などの基準は存在しないので、信用情報に記録を残さないためには1日でも1回でも支払いを遅延しないことが重要です。

 

延滞が長期にわたったり、回数を重ねたりすると信用情報に延滞に関する情報が残る可能性が高くなると考えられるので、万が一支払いを延滞してしまった場合は迅速に対応することをおすすめします。

個人の信用情報を調べる方法

ご自身の信用情報を調べるには、信用情報機関である株式会社シー・アイ・シー（CIC）を利用します。

 

CICでは本人からの情報開示申し込みに限り、個人でも信用情報を調べられます。情報開示の方法はインターネット・郵送から選べますが、推奨されている方法はインターネットによる開示です。

 

インターネットを利用しての開示請求の場合は、手数料が500円（税込み）で支払方法はカード払いまたはキャリア決済があります。毎日8時から21時45分まで受け付けています。

信用情報が記録される年数

CICではクレジット情報について5年以内を保有期間としています。

 

信用情報の保有期間を過ぎるまでは、記録された情報がクレジットカードの申し込みや、ローンの審査などに影響を及ぼす可能性があります。

 

また、新たに延滞を発生させるとさらに記録が増え、延滞情報が記録されている期間が長引く場合があるため注意が必要です。

クレジットカードの引落口座の残高不足を防ぐ方法

引落口座の残高不足を防ぐための方法を、以下で2つ紹介します。

支払日の前に口座残高を確認する

支払日の前に、当月に確定した支払額と口座の残高を確認しておきましょう。事前に確認しておかないと、想定より使いすぎてしまっていた場合や残高が少なくなっていた場合に引き落としができないことも考えられます。

 

確認して残高が不足していた場合は、支払日の前日までに口座に入金を行いましょう。

カード会社から支払額の通知を受け取る

カード会社によっては、支払額の通知を配信するサービスを提供しています。メールで通知が届くように設定しておけば支払日のリマインドになり、いくら口座に入金しておく必要があるのかも把握できます。

残高不足で信用を失わないために対策しよう

残高不足で支払いを延滞してしまった場合に重要なことは、気が付いた時点で早く行動して対処することです。また、再発防止のために残高不足への対策を行いましょう。

なお、支払いの管理がしやすいクレジットカードとしては楽天カードがおすすめです。

 

楽天カードでは、楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」や楽天カードアプリで現在の利用金額や確定した支払額を確認できます。

 

また、「請求確定案内メール」により支払額の通知を受け取ることもできるため、入金忘れの防止にもつながります。

 

この機会にぜひ楽天カードをご検討ください。

 

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※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しております。