クレジットカードで投資信託の購入金額の支払いは可能?メリットや選び方なども解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2024年2月8日 10時0分
ここでは、投資信託や積立投資の購入金額の支払いをクレジットカードで行う方法をまとめました(※1)。クレジットカードで購入金額を支払う方法やメリット、注意点などを理解して、これからの投資の参考にしてください。 (※1)投資信託は値動きのある金融商品であるため、相場の下落などにより元本割れなどのリスクが生じる可能性がございます。
投資信託の購入金額はカード払いが可能
投資信託とは、投資家から集めたお金を運用の専門家が株式や債券などに投資、運用する金融商品のことです。投資家(購入者)は運用成績や内容を見て投資信託を購入し、投資額に応じたリターンをもらえます。
投資信託は現金だけでなく、クレジットカードでも購入可能です。クレジットカードで購入することで、投資信託の購入金額を日常のショッピングや公共料金など、ほかの支払いとまとめて引き落とせます。
また、クレジットカードを支払いに利用すると、積立投資が行いやすいです。積立投資とは、一定の期間ごとに一定の金額ずつ同じ金融商品を購入する投資手法で、コツコツとお金を積み立てていくことから積立投資と呼びます。
カード払いに設定しておくと、積立注文を出せば決められたタイミングに、自動的に購入金額の支払いがされるので、証券口座に入金する手間が省けて便利です。
投資信託の購入金額をクレジットカードで支払うメリット
投資信託や積立投資の購入金額をクレジットカードで支払いするメリットは以下のとおりです。
- 少額から投資できる
- ポイントが貯まる場合がある
- 自動で積み立てられる場合がある
上記のメリットを順番に解説します。
少額から投資できる
証券会社によっては、カード払いを選択すると、投資信託や積立投資を少額から購入できます。
例えば、楽天証券では楽天カード限定のサービスとして「楽天カードクレジット決済」があり、毎月100円~50,000円の範囲で積立投資が設定できます(※2)。
(※2)複数の投資信託を積み立てる場合は合計額。
ポイントが貯まる場合がある
クレジットカードで投資信託を購入すると、支払額に応じてクレジットカードのポイントが進呈される場合があります。
例えば、楽天証券の「楽天カードクレジット決済」で投資信託を購入すると、支払金額の0.5~1%分の楽天ポイントが進呈されます(※3)。
貯まった楽天ポイントは、日常のショッピングだけでなく、積立投資の購入金額の支払いに利用できます。つまり、現金で投資信託を購入するよりもクレジットカードで購入したほうがポイント還元率の分だけお得です。
(※3)ポイント還元率はファンドの代行手数料に基づき判定されます。
自動で積み立てられる場合がある
証券会社にもよりますが、自動で積立投資を行えるように設定できる場合があります。
例えば、楽天証券の「楽天カードクレジット決済」は、積立注文を出すと毎月1日、もしくは毎月8日に注文した投資信託を設定した金額分購入します(※4)。
積立注文を出せば、あとは自動で積立が可能なので、仕事や家事で忙しい方でも積立投資を始めやすいです。
(※4)2021年6月19日以前に楽天カードクレジット決済による積立をした方は毎月1日、2021年6月20日以降に初めて楽天カードクレジット決済による積立をされた方は毎月8日に購入となります。なお、指定日が休業日・ファンド休日の場合は翌営業日が買付日になります。
投資信託の購入金額をクレジットカードで支払う場合の注意点
投資信託の購入金額をクレジットカードで支払いする場合の注意点は以下のとおりです。
- 積立上限が設定されている
- 積立額より利用可能額が下回らないようにする
- 積立日が固定される
上記の注意点を順番に解説します。
積立上限が設定されている
自動で積立投資を行うサービスは、積立金額に上限が設定されていることが多いです。証券会社ごとに上限金額は異なりますが、楽天証券の場合は5万円が上限になります。
つまり、「楽天カードクレジット決済」の投資積立で積み立てられる金額は年間60万円が上限です。
積立額より利用可能額が下回らないようにする
クレジットカードで積立投資を行うと、クレジットカードの利用可能枠が積立投資で利用した金額分減少します。利用可能枠とは、クレジットカードで支払いできる金額の範囲のことです。
例えば、クレジットカードで毎月5万円分の投資信託を積立注文していると、利用可能枠は毎月5万円分減ります。
投資信託の購入金額の支払いを行っているクレジットカードで日常のショッピングや公共料金の支払いを利用しすぎると、利用可能額が不足して投資信託の積立投資が行えない場合があるので、積立額より利用可能額が下回らないようにしましょう。
積立日が固定される
投資信託を自動で積み立てるサービスは積立日(買付日)が固定されている場合が多いです。
投資信託の基準価額は1日にひとつの価額が公表されており、日々変動しています。クレジットカードで積立投資のサービスに申し込むと、日々の値動きに対して好きなタイミングで積み立てができないため、注意が必要です。
投資信託を購入する証券会社の選び方
投資信託を購入する証券会社を選ぶ際は、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 取り扱っている投資信託の種類や本数から選ぶ
- 手数料から選ぶ
上記のポイントを順番に解説します。
取り扱っている投資信託の種類や本数から選ぶ
投資信託は集めた資金の運用対象に株式や債券、不動産投信(リート)など複数の資産があり、対象地域は国内のみならず海外にまで及んでいます。
そのため、証券会社ごとに取り扱っている投資信託の種類や本数が異なり、場合によってはご自身が購入したい投資信託が販売されていないことがあります。証券会社を選ぶときは、取り扱っている投資信託の種類や本数を比較し、ご自身が購入したい投資信託を販売しているか確認しましょう。
手数料から選ぶ
投資信託は資産の運用を専門家(ファンドマネージャー)に任せます。そのため、投資信託の売買時以外に、運用時にも一定の手数料を支払う場合があります。
証券会社や投資信託によって手数料の有無や金額、名称などが異なります。投資信託を選ぶときは、投資信託の手数料や運用内容などを記載している目論見書(投資信託説明書)の確認が必要です。
投資信託の購入金額をクレジットカードで支払う場合のカード会社の選び方
クレジットカードで投資信託を購入する場合のカード会社の選び方は、以下のとおりです。
- 投資信託購入時のポイント還元率から選ぶ
- 通常のポイント還元率から選ぶ
上記のポイントを順番に解説します。
投資信託購入時のポイント還元率から選ぶ
クレジットカードでの投資信託の購入でポイントが進呈される場合があります。ただし、投資信託購入時のポイント還元率はクレジットカードごとに異なります。
例えば、楽天証券の「楽天カードクレジット決済」で楽天カードを用いて支払いを行った場合、販売会社が受け取る手数料が年率0.4%(税込み)以上の投資信託は楽天ポイントが支払額の1%分(100円につき1ポイント)、年率0.4%(税込み)未満の投資信託は、楽天ポイントが支払額の0.5%分(200円につき1ポイント)貯まります(※5)。
(※5)楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカードで支払う場合は、ポイント還元率が異なります。
クレジットカードで投資信託の積立投資を行うなら、ポイント還元率や進呈条件をチェックしましょう。
通常のポイント還元率から選ぶ
クレジットカードは、日常のお買い物や公共料金の支払いなどの金額に応じてポイントが進呈される場合があります。貯めたポイントはショッピングの支払金額に利用できたり、特定の商品と交換が可能だったりします。
楽天カードの場合は100円の利用につき1ポイントが進呈されます(※6)。積立投資以外にクレジットカードを利用するなら、クレジットカードの通常のポイント還元率も比較すると良いでしょう。
(※6)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら
投資信託の購入金額の支払いなら楽天カードがおすすめ
クレジットカードの積立投資でおすすめの組み合わせは、楽天カードと楽天証券です。楽天証券では、「楽天カードクレジット決済」を行っており、投信積立の引き落とし方法で楽天カードを設定できます。
積立額へのポイント還元率が最大1%分(※7)であり、1ポイント=1円相当として積立投資や通常のショッピングの支払いに利用できます。
楽天証券はNISAの対象銘柄が多いことも魅力的です。また、毎月100円から積立投資を始められます。
楽天カードは積立投資以外の支払いでも、ポイント還元率が通常1%です。また、年会費永年無料となっており、日常のショッピング等に役立つクレジットカードです(※8)。ぜひ、ご検討ください。
【年会費永年無料】楽天カードに申し込む
(※7)ポイント還元率はファンドの代行手数料に基づき判定されます。
(※8)年会費が有料の楽天ゴールドカード(年会費2,200円/税込み)や楽天プレミアムカード(年会費11,000円/税込み)もございます。
投資信託の積立投資を行うならカード払いがお得
投資信託は、投資家から集めたお金を、運用の専門家が株式や債券などに投資して、運用成果を分配する金融商品のことです。少額の資金で始められて、投資のプロに運用を任せられるので、これから投資を始めたい方におすすめです。
投資信託をこれから購入する方は、毎月コツコツと積み立てられる積立投資のサービスを始めると良いです。設定した金額分の投資信託を自動で購入していくので、仕事や家事で忙しい方でも積立投資を続けられます。
購入金額の支払い方法をクレジットカードに設定すれば、ポイントが進呈される場合があるので現金払いよりもお得です。
おすすめは、NISAの対象銘柄が多い楽天証券と、通常のショッピングでの還元率が1%分(※8)になる楽天カードの組み合わせです。
投資信託を購入するためにクレジットカードをこれから申し込む方は、ぜひ楽天カードをご検討ください。
(※8)一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら
※この記事は2024年1月時点の情報をもとに作成しております。
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