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お金のマークとは?円マーク(¥)の意味や由来、さらに世界の通貨記号についても解説!

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2024年6月4日 10時0分

国内や海外で目にする「¥」や「$」などのお金のマークについて、その意味や成り立ちを知らない人は多いでしょう。世界には多くのお金のマークがあり、それぞれに意味や由来があります。 ここでは、お金のマークの中でも特に円マークの意味や由来、また世界の通貨記号についても解説します。

お金のマークとは?

お金のマークとは?

「¥」や「$」などのお金のマークは、正式には「通貨記号」といいます。普段、なにげなく目にしている通貨記号の意味や、使われるようになった理由などの基礎知識を押さえましょう。

通貨記号の基礎知識

通貨記号とは、「¥」や「$」などのように、通貨の名称を短く表記するために用いられる記号です。どの通貨なのか視覚的に判別でき、国や地域によってさまざまです。 アルファベットと区別しやすくするため、一般的に通貨記号には横や縦の線が追加されています。例えば「¥」はYに横線が2本、「$」はSに縦線が1本加わっています。

 

通貨記号とは別に、国際的に通貨を区別するために使われているのが「通貨コード」です。貿易や金融などの国際的な取り引きにおいては、一般的に通貨コードが使用されています。通貨を区別する必要がない国内での商売や取り引きなどの場面においても、以前は通貨コードで通貨を表していましたが、より簡単に通貨単位を示すことができるように通貨記号が使われるようになったといわれています。

 

通貨コードは国際規格である「ISO4217」で定められており、アルファベット3文字と数字3桁の2種類のコードがあります。


例えば、アルファベット3文字のコードの例は以下のとおりです。

通貨コードの例

このように、通貨コードは基本的には【2桁の国コード】+【通貨の名称の1文字目】から構成されています。アルファベット3文字で、同じドルでもアメリカドル(USD)とカナダドル(CAD)などのように区別されます。なお、EUR(ユーロ)やTRY(トルコ・リラ)のように、例外的なコードも存在します。

ISO 4217 - 通貨コードに関する国際規格 -|ISO/TC68 国内委員会事務局

お金(円)マークの意味と使い方

お金(円)マークの意味と使い方

お金マークの中でも、日本人になじみ深いのが「円マーク」ですが、その意味や正しい使い方を知らない人もいるでしょう。そこで、円マークを以下5つの観点から解説します。

 

  • 円マークの意味と英語での読み方
  • 円マークの由来
  • 「円」と「¥」の使い分け
  • 円マークの書き方
  • 円マークを使うときの注意点

円マークの意味と英語での読み方

 円マークとは、「¥」という表記で示され、英語では「Yen」と読みます。円マークは 「日本円の金額を表すマーク」で、領収書や請求書の金額を記載するときなどに使われます。


例えば、海外旅行や海外送金のとき、書かれている金額が数字だけでは日本円なのか米ドルなのか、別の国の通貨なのかわかりません。円マークを付けることにより、日本円を表していることが一目で理解できます。円マークは「¥1,000」のように、金額を示す算用数字の前に付けて使うのが一般的で、万国共通の記号です。

円マークの由来

「円マーク」の由来は、明治時代に日本と取り引きを行ったアメリカ人が「円」を「yen」と書いたことが始まりとされています。そのとき、アメリカの通貨「$」に合わせて、「Yen」の頭文字「Y」に2本線を入れたとする説が一般的です。なお、現在ドルは線が縦に1本の$が使われていますが、かつては縦2本の線で表記されていました。

 

円マークの始まりは100年以上にさかのぼり、海外との交易においてどこの国の通貨で示した金額なのかを把握するため、使われるようになったと考えられています。現在も通貨の持つ重要性は同じで、円マークを使う意味は大きいといえるでしょう。

 

円以外のマークにも、それぞれ由来があります。例えば、ドルはアメリカができる前に、北アメリカ地域で勢力を持っていたメキシコと、メキシコの宗主国だったスペインの通貨である「ペソ」を起源とする説が有力です。Ps(ペソ)のPとSが重ねて書かれるようになり、$になったといわれています。

「円」と「¥」の使い分け

「円」と「¥」の使い分けに明確なルールはなく、「円」と「¥」のどちらも使用可能です。

 

日本円に慣れていない外国人には「円」より「¥」がわかりやすいですが、和食店などでは、日本的な雰囲気を出すためにあえて「円」を使うなど、目的に合わせた使い分けも可能です。

 

なお、請求書や領収書に金額を記載する場合はそれぞれ書き方のルールがあります。「円」を使用するときは金額の前に「金」、後ろに「円也」を付けて、「金○○○円也」とするのが一般的です。


「¥」を使う場合は、金額の前に「¥」、金額の後ろに「-」を付けて「¥○○○-」と記入します。これらの表記には書き足しや書き換えを防ぐ目的があります。

世界の通貨記号

世界の通貨記号

世界には180種類以上の通貨記号があるといわれています。「記号」とはいっても「¥」のように記号のみで構成されるものだけでなく、アルファベットの組み合わせでその通貨を表しているものも含めて「通貨記号」とされています。180種類以上の通貨記号の中から、楽天銀行で取り扱う主要15通貨の通貨記号と通貨コードを以下の表にまとめました。

主要15通貨の 通貨記号・通貨コード一覧

取扱通貨一覧|楽天銀行

通貨コードには数字3桁のコードもあり、貿易・商業・金融業(クレジットカードや外貨両替機)などの分野で利用されています。3桁の数字は、ISO 3166-1の国コード(001番~899番)が使用され、国コードに該当しない新通貨などには900番~998番が割り振られています。

 

数字3桁の通貨コードの例は、以下のとおりです。

数字3桁の通貨コードの例

ISO 4217 - 通貨コードに関する国際規格 -|ISO/TC68 国内委員会事務局

複数の国で使われる通貨記号もある

世界には、複数の国で使われる通貨記号もあります。主な例は以下のとおりです。

複数の国で使用されている通貨記号の例

ドルは「$」の前にアルファベットを付けて他国と区別している一方で、円は日本円も中国元も同じ「¥」が使われています。中国元の通貨記号の由来は、過去の中国の通貨単位である「圓」(Yuan)がなまって、日本円と同じ「Yen」となったとの説が有力です。


中国元と日本円の通貨記号が同じ「¥」であるため、中国で買い物をする際などは、中国元での表記であることを忘れないようにしましょう。

海外旅行にはクレジットカードが便利

海外旅行にはクレジットカードが便利

海外旅行で外貨を扱う際は、クレジットカードを持っていると支払いがスムーズです。現金の盗難や紛失のリスクが低くなり、万が一盗難・紛失してもカードを利用停止すれば良いため、被害を最小限に抑えられます。

 

また、慣れていない通貨の現金での支払いは、出すべき紙幣や硬貨の判断が難しく、慌てることもあるでしょう。クレジットカードで支払うと、現金を数える手間もなくスムーズに決済できます。万が一現金が必要になった場合は、クレジットカードを使ってATMからキャッシングして現地の通貨を引き出すことも可能です。

海外旅行での支払いには、楽天カードが便利です。楽天カードは海外旅行傷害保険が付帯(※)されているため、旅行中に万が一のトラブルが発生しても安心です。海外旅行では、楽天カードでスマートに支払いをしましょう。


※保険が有効となるためには、楽天カードをお持ちの方がカード決済の条件(ご利用条件)を満たしている必要があります。

 

※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しております。

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