2017年のインフィード広告市場、1,903億円に/ソーシャルがけん引【サイバーエージェント調査】

MarkeZine / 2018年2月14日 11時30分

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 サイバーエージェントは、デジタルインファクトと共同で、国内インフィード広告の市場動向調査を行った。同調査では、メディア上のフィード型コンテンツと同じフォーマットで表示されるインフィード広告の年間広告出稿額を推計し、市場規模予測を算出している。

●2017年は昨対比36%増の1,903億円、2023年には3,921億円

 2017年のインフィード広告市場は、昨対比36%増の1,903億円に達していた。そのうち、スマートフォン比率は全体の97%。また、目的別に調査したところ、Webプロモーション目的75%、アプリプロモーション目的25%という割合だった。

 各目的における需要を見たところ、アプリプロモーション需要は、ゲーム系広告主による底堅い需要のほか、EC系・金融系・フリマ系など、ゲーム以外の多様なクライアントからの需要が特に高まった。

 一方で、Webプロモーションにおいては、通販、金融系の企業によるダイレクトレスポンス需要が大きく、またナショナルクライアントによるブランディングを目的とする出稿も非常に増加した。

 さらに、2023年の市場規模は2017年比210%の3,921億円に達する予測になっている。

●広告配信先としてソーシャルがけん引、市場全体の約7割に

 配信先別に市場動向を調査したところ、2016年に引き続きソーシャルメディアがけん引。2017年は昨対比148%成長を遂げ、その需要は市場全体の約7割を占めた。

 2015年から2016年にかけて新たに広告商品の提供を開始したソーシャルメディアの広告需要増加が大きく寄与している。

 その他メディアにおいては、インフィード広告の着実な広がりが見られた。Webメディアにおいても引き続きインフィード広告フォーマットの導入が進み、今後も、配信先におけるインフィード広告拡大の継続が予想される。

●著しい動画の成長、市場全体の4分の1のシェアに

 インフィード広告における動画フォーマットの利用は、アプリインストール目的やWeb上での商品・サービス申し込みの獲得を目的とする出稿において定着し、また大手広告主によるブランディングを目的とする出稿も増加。この結果、インフィード広告市場における動画フォーマット比率は昨対比260%成長し、市場全体の25%を占め、大幅に上昇した。

 広告主においては、配信先の媒体ごとに動画のクリエイティブやフォーマットの種類を使い分けるなどの取り組みが進み、媒体においては、従来よりも豊かな表現力を可能にする動画フォーマットなど、新しい広告商品の提供が進んだ。これにより、市場全体で動画利用の高度化が加速した。

 インフィード広告における動画フォーマットの利用は、今後も継続的に需要が拡大し、2023年には、2017年比280%の成長を遂げ、市場全体の約35%となる見込みだ。

調査概要
調査主体:株式会社サイバーエージェント
調査時期:2017年11月から2018年1月
調査方法:インフィード広告市場関係者へのヒアリング、
     調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:インフィード広告
調査機関:株式会社デジタルインファクト

MarkeZine編集部[著]

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