SNS時代の新元号「令和」が教えてくれた、次世代PRのヒントとは

MarkeZine / 2019年5月7日 8時0分

 その時々の時流に合わせ、各コンテンツがシェアされる理由を分析してきた本連載。今回は、4月1日に発表された新元号「令和」に乗っかったPRと、4月1日と言えばおなじみのエイプリルフールのPRを比較しながら、令和時代に求められるPRのあり方について考えます。

■令和フックのPRを紐解く

 こんにちは。スパイスボックス事業統括責任者の森竹アルです。その時々の時流に合わせ、各コンテンツがシェアされる理由を分析してきた本連載。過去の記事では、企業プロモーション事例の他、映画や音楽、政治など幅広い分野のコンテンツがソーシャルメディア上でいかにシェア拡散され、生活者からどのような反応があったかを解説してきました(前回記事はこちら)。

 そして、今回取り上げるのは4月1日に発表、5月1日に施行された新元号「令和」についてです。日本中の誰もが注目するトピックだったこともあり、令和はSNSを中心に非常に大きな話題を生みました。

 考えてみれば、SNSが普及してから新元号が発表されるのは初めてで、これまで見たこともない現象が起きるのは当然のこと。今回は、その爆発的なエンゲージメントを紐解き、企業コミュニケーションに活用できるヒントについて考察していきます。

■恒例の「エイプリルフール」、軒並み話題量減

 ネット上では毎年4月1日になると企業のプロモーションも入り乱れてエイプリルフールネタで盛り上がるのが恒例化しています。2018年の企業プロモーション事例でもauの「意識高すぎ!高杉くん」が大きな話題となり、年間通じてNo.1のエンゲージメント数(※)を稼ぎました(詳細はこちら)。

 ただし、2019年はエイプリルフール関連の話題量は大きく下回り、エンゲージメント数で前年比73%までダウンしています。
「エイプリルフール関連エンゲージメント総数の前年比較」
出典:株式会社スパイスボックス自社ツール集計(調査期間:2018年4月1日~4月3日 2019年4月1日~4月3日)
2018年、2019年それぞれ4月1日~4月3日の3日間における
「エイプリルフール」関連エンゲージメント総数を比較。

※エンゲージメント数:「いいね!」やシェア、コメント、リツイートなどFacebookとTwitterでの総アクション数に加え、対象コンテンツについて取り上げた記事に対するSNS上における口コミなどの総数。数が多いほど、“話題になっている”と言える。

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