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議員報酬見直し案の参考データに誤り 議長が議会冒頭で陳謝「いま一度信頼回復を」 鹿児島・姶良市議会

MBC南日本放送 / 2024年6月18日 17時9分

MBC

議員報酬を月額10万円余り増額するなどの見直しを検討していた姶良市議会で、見直し案の参考として市民に示していたデータの集計に誤りがあったことが分かり、18日の市議会冒頭、議長が陳謝しました。

(姶良市議会・小山田邦弘議長)「心よりおわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」

姶良市議会の議会改革推進会議は、議員定数を現在の24から20に減らし、報酬を月額30万3000円から10万9000円引き上げ、41万2000円とする見直し案を、ことし1月の住民説明会で示していました。

根拠となるデータとして人口規模や産業構造が姶良市と似ている、総務省がグループ分けした2020年度の「類似団体」の区分けを用い、鹿児島を除く九州各地の6市を取り上げ、報酬の平均額を41万2000円と見積っていました。

しかし、九州内で姶良市と同じ「類似団体」はあわせて10市あり、残りの4市も計算に入れると報酬平均額はおよそ1万円低くなることがわかりました。さらに定数についても1市について誤りがありました。

18日の市議会開会本会議の冒頭で市議の大半も立ち上がる中、小山田邦弘議長が状況を説明し、謝罪しました。データは市議1人が作成し、議会事務局の職員も関わっていなかったということです。

(姶良市議会・小山田邦弘議長)「議員報酬について、自分たちで変えられるんだ・決められるんだといったようなところが先にあった。まずは市民の皆さま方に今一度、議会を信じていただけるような状況をつくらなくてはいけない。それが第一」

議会では見直し案を白紙に戻すとともに、原因究明や再発防止策の検討を進める方針です。

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