鹿児島市・鹿屋市で明け方に非常に激しい雨 梅雨前線が停滞、土砂災害に警戒

MBC

停滞する梅雨前線の影響で、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では25日明け方に非常に激しい雨が降り、大雨となったところがありました。

気象台によりますと、梅雨前線が26日にかけて九州南部に停滞する見込みで、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方には発達した雨雲が断続的に流れ込んでいます。

25日明け方に、
▼鹿児島市では61ミリ、
▼鹿屋市では57ミリなど、非常に激しい雨を観測しました。

今月20日の降り始めからの総雨量は、
▼鹿屋市吉ケ別府で560.5ミリ、
▼指宿市で501ミリ、
▼曽於市で483ミリなど、平年6月ひと月分の8割に達しているところもあります。

これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害などに警戒が必要です。

また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、25日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達するおそれがあり、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。