薩摩・大隅地方は２８日夕にかけて土砂災害に厳重警戒を

MBC

薩摩、大隅地方では、28日夕方にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。

鹿児島地方気象台によりますと、解析雨量では、肝付町付近で２７日午後１１時までの1時間に、約80ミリの猛烈な雨が降りました。

薩摩、大隅地方では、28日昼前にかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となる見込みです。

降り始めから２７日午後11時までの降水量は、
鹿児島市喜入中名町　672ミリ
鹿屋市吉ケ別府　670ミリ
指宿　649．5ミリ
肝付町前田638ミリ
錦江町田代635ミリとなっています。

２７日午後11時現在の1時間降水量は、
肝付町付近　約80ミリ
錦江町付近　約50ミリとなっています。

２８日に予想される1時間降水量は多いところで、
薩摩・大隅地方でいずれも50ミリ、
２９日午前0時までに予想される24時間降水量は多いところで、
薩摩地方　200ミリ
大隅地方　180ミリとなっています。

土砂災害に厳重警戒するとともに、低い土地の浸水に警戒し、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。