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鹿児島県警元巡査長情報漏えい 検察指摘の強制性交事件との関わりは?「公益通報に該当しない」

MBC南日本放送 / 2024年7月11日 19時58分

MBC

(キャスター)
裁判を傍聴した記者とお伝えします。11日の裁判で検察は、情報漏えいの背景に強制性交事件があったと指摘しました。

(記者)
この事件は新型コロナの療養施設で、県医師会から派遣された男性職員が、県内の病院から派遣された女性看護師に対し、性的暴行を加えたとして書類送検されたものです。男性はその後、不起訴となりました。

女性側はこれを不服として検察審査会に審査申し立てをしていますが、県医師会は「2人の間で合意があったと判断した」としています。

11日の裁判で、今回の情報漏えいに関して検察が指摘した内容です。

藤井被告が女性看護師の勤務する病院の院長と記者から情報提供を求めらられ、捜査情報を漏らしたこと。また、漏らした情報の一部はこの病院の敷地内で藤井被告が記者に情報を手渡したとしています。

そして、藤井被告は11日の裁判でこの強制性交事件について「警察の捜査に疑問を感じ、再度調査されることを期待して情報を漏らした」と証言しました。

一方、病院側はMBCの取材に対し、藤井被告に情報提供を求めたかどうかなどについて「関知していないのでコメントのしようがない」と否定しています。

(キャスター)
鹿児島県警の情報漏えいをめぐっては前の生活安全部長の本田尚志被告が退職後、北海道の記者に情報を漏らしたとして逮捕・起訴されましたが関連は?

(記者)
藤井被告は本田被告との関係を改めて否定し、自分の犯行は本田被告が主張する「公益通報」には該当しないと話しました。

(藤井光樹被告)「本田被告が思っていることと、私が行った犯行というのは全く別物と考えている。その件について私が申し上げることは何もない」「私の件は公益通報には該当しないと考えている。あくまでも身勝手なもので公益通報の要件に該当するものはひとつもない」

これまでのMBCの取材に対しても藤井被告は「本田被告とは面識がない」と関連を否定しています。

判決は8月5日に言い渡されます。

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