地元鹿児島で就職を！ 企業と高校が情報交換会 求人倍率は過去最高の2.19倍 地元就職は6割

MBC

地元鹿児島で就職する高校生を増やそうと、企業と、就職指導担当の教職員が情報交換しました。

鹿児島市で開かれた情報交換会には、県内の高校と特別支援学校66校と、およそ200の企業が参加しました。

今年3月に卒業した県内の高校生の就職内定率は、前年を0.3ポイント上回る99.8%で、求人倍率は2.19倍と過去10年で最も高くなっています。

一方、今年3月の高校生の県内就職者の割合は59.7%でした。

情報交換会では学校の就職指導担当者へ、会社の魅力や福利厚生などをアピールしていました。

（志布志で茶卸売業堀口園　堀口恵美子取締役）
「地元に残って地元の産業を支えたいというような学生さんが、会社に来てくれればモチベーションも高いと思いますし活躍できるんじゃないか」

（串良商業高校　切通良一教諭）
「単純な経営ではなくていろいろな面で工夫されている。魅力のある会社が地元にたくさんあるってことを改めて思います」

県は、引き続きイベントなどを通して高校生の県内への就職促進を図りたいとしています。