1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

浮世絵が3Dになって壁一面に「動き出す浮世絵展」開催まであと1週間 見どころは?

MBC南日本放送 / 2024年7月12日 19時49分

MBC

MBCが鹿児島市の黎明館でこの夏開催する「イマーシブ体感!動き出す浮世絵展」の開幕まで、あと1週間となりました。準備が進む会場と見どころを取材しました。

壁一面に映し出された、迫力ある浮世絵の数々。

開催まであと1週間となり、準備が進む、「イマーシブ体感!動き出す浮世絵展」の会場です。

立体映像で浮世絵の世界にイマーシブ=没入できる体感型デジタルアートの展覧会で、去年の名古屋、今年のイタリア・ミラノに続き、この夏、西日本で初めて鹿児島で開催されます。

作品を作ったのは、国宝・松本城などでCGや立体映像を映し出すプロジェクションマッピングを手がけるデジタルアート集団の「一旗」です。

(一旗 東山武明社長)「イマーシブミュージアムがいま世界的な大ブーム」「私たちが大事にしているのが日本の文化や伝統、そういうものをコンテンツに落とし込んでいる。私たちはそれを浮世絵でチャレンジしてみようと」

会場では、葛飾北斎や歌川広重をはじめ浮世絵師の作品などを3D化して、壁一面に立体的に映し出します。浮世絵の風景や人物がいきいきと動き出し、迫力ある映像を楽しめます。

こちらの作品は、富士山や四季折々の風景を、色鮮やかに躍動感をつけて表現しています。1つの作品に複数のプロジェクターを使って映し出していて、12日は投影される絵を壁のサイズに合わせるために細かい調整が続けられていました。

(一旗テクニカルディレクター 竹内文哉さん)「広いと画質が悪くなってしまう。できるだけ良い画質で、なおかつ全部(光が)当たるところの調整をしている」「2台のプロジェクターで一面を投影する。間がずれると明らかに違和感になる、そこの調整は特にシビアにやる」

会場には、浮世絵の原画も展示される予定で、中には桜島を描いた作品もあります。

(一旗 東山武明社長)「デジタル技術を使うとすぐ出来るかのようなイメージを持たれてしまうが、相当細かい、かなり人の手によるところが大きい」「正面だけ映像が写っているということではなく、右も左もしたも映っているという、そういう場所がたくさんある、全身で感じてほしい」

「イマーシブ体感!動き出す浮世絵展」は、今月19日から9月1日まで鹿児島市の黎明館で開催されます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください