指宿駅で高校生がおもてなし

MBC

鹿児島県の指宿駅では16日、地元の高校生が駅の利用客をもてなすイベントが開かれました。

JR指宿駅で利用客におもてなしをしたのは、指宿商業高校3年の女子生徒11人です。

高校では、12年前から指宿を訪れた人たちに心に残る体験をしてもらう「指宿茶いっぺプロジェクト」を3年生の課題研究として行っています。

16日は浴衣を着た生徒が、観光列車「指宿のたまて箱」の到着などにあわせて、さつまいもで作ったお菓子などを販売したり、お茶をふる舞ったりしました。

（列車の利用客）「おいしい。最高（おもてなしに）気分が上がる」

（列車の利用客）「（おもてなしは）素敵だなと思った」

（指宿商業高校3年・奥田香朋さん）「また来たいと思ってほしい。たくさんの人に楽しんでもらえたら」

（JR九州鹿児島支社営業運輸課・野田圭祐主査）「今回のような取り組みを今後も継続して、指宿枕崎線、指宿のたまて箱を盛り上げていきたい」

また16日は、指宿枕崎線の沿線にある指宿商業高校の校舎から、全校生徒で「指宿のたまて箱」に手を振り、観光客らを歓迎しました。