人口22人の集落 廃校跡にキャンプ場がオープン 鹿児島・奄美瀬戸内

MBC

廃校となった学校が生まれ変わりました。人口22人の集落にできたのはキャンプ場です。

奄美大島・瀬戸内町の旧西古見小中学校の跡地です。

およそ2500平方メートルに2億円をかけて整備されたのは、キャンプ場「西古見GATE」です。

広々とした敷地をいかしたキャンプ場は、1区画6人まで宿泊できます。男女それぞれ最大5人が入れる大浴場とサウナもあります。

キャンプ場から車で3分の場所には美しい砂浜が広がり、大島海峡を挟んで加計呂麻島を望みながら泳ぐことができます。また、天気が良ければ夜になると満点の星空を見ることができます。

敷地内には太陽光発電と蓄電池を備えた宿泊棟もあります。緊急時には集落の避難場所として活用されるということです。

（西古見集落　柳茂樹区長）「キャンプ場を利用して、若い人が西古見はいいなと思うような、住んでもらうような地域にしていきたい」

キャンプ場は宿泊する場合は1区画3000円。18日からオープンし、1年を通して利用できます。