高齢者運転の車、数十メートル逆走して路線バスに衝突 2人が体の痛み訴え 鹿児島市

MBC

鹿児島市で24日午後、高齢者が運転する車が逆走し、対向車線に停車していた路線バスに衝突しました。

ガードパイプに衝突した乗用車と、フロントガラスが割れた路線バス。鹿児島市武の交差点で24日午後2時前、乗用車が、停車していた路線バスに衝突しました。

警察などによりますと、乗用車は武町交差点で右折待ちをしていたとき、突然、バックして後続の軽乗用車に衝突しました。そのあと、対向車線を数十メートル逆走し、道路わきのガードパイプに衝突したはずみで、近くの停車していた路線バスに衝突しました。

当時、路線バスには乗客およそ40人が乗っていて、2人が体の痛みを訴えているということです。

（バスの乗客）「立っていて吹っ飛ばされるくらいの衝撃でした、怖かった」

乗用車は80代男性が運転していて、病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。同乗した女性1人にけがはありませんでした。

現場は片側2車線から3車線の交通量の多い交差点で、事故の処理のため、一時渋滞しました。

警察は、乗用車を運転していた男性が何らかの原因でハンドル操作を誤ったとみて、事故の詳しい原因を調べています。