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生後1か月の娘殴り死亡させた父親 検察は懲役8年求刑「理不尽極まりない」 鹿児島

MBC南日本放送 / 2024年7月25日 16時10分

MBC

鹿屋市で、生後1か月の娘の頭を殴り死亡させた罪に問われている男の裁判員裁判で、検察は25日、懲役8年を求刑しました。

傷害致死の罪に問われているのは、肝付町新富の会社員・中島夏輝被告(26)です。

起訴状などによりますと中島被告は2020年2月、当時住んでいた鹿屋市の自宅で、生後1か月の娘の心絆ちゃんの頭をこぶしで殴り、頭蓋骨骨折などの大けがをさせ、死亡させたとされています。

当時、妻はほかのきょうだいを連れて外出中でした。

検察は「泣き続ける心絆ちゃんへの怒りもあって犯行に及び理不尽極まりない」「頭にタブレットが落ちたと虚偽の報告をしていて悪質」などと指摘し、懲役8年を求刑しました。一方、弁護側は「心から後悔している」などとして懲役4年以下が妥当だと訴えました。

裁判長から最後に言いたいことはあるか問われた中島被告は「背負い続けて生きていく。一生を使って償っていく」と述べました。

判決は今月30日に言い渡されます。

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