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見かけなくなった公衆電話 ピンチで活用して!子どもたちに「災害用伝言ダイヤル」 鹿児島

MBC南日本放送 / 2024年7月25日 19時4分

MBC

携帯電話の普及で見かける機会が減った公衆電話ですが、災害時に力を発揮しています。いざという時に無料で安否確認ができるサービスの使い方などを、子どもたちが学びました。

(記者)「日置市の公民館。子どもたちが並んで体験しているのは最近あまり目にしなくなった緑の公衆電話です」

体験会は、緊急時や災害の時に公衆電話を使えるようになってもらおうと、日置市の鶴丸児童クラブが開いたもので、小学生22人が参加しました。

無料の災害用伝言ダイヤル「171」は、災害で、電話がつながりにくくなった場合に、被災者が電話番号を指定し、メッセージを残すことでそのほかの人が安否を確認できる録音・再生サービスです。能登半島地震では半年間で53万回以上利用されました。

25日は、家族の電話番号を覚えておくことや、メッセージの残しかたを学びました。

(Q.お金入れて電話したことは)
「ありません、見たことはある」

「公衆電話を災害が起きたときに、きょう習ったみたいに電話をかけたい」

NTT西日本によりますと、県内の公衆電話は2000年3月時点では9766台でしたが、今年3月時点で1646台まで減っています。

(日本公衆電話会・鹿児島支部 上村孝美事務局長)「大災害がどこで起きるか分からない状況が続いている。171の災害用伝言ダイヤルを活用して何かあった時のために覚えておく、家族でお互い話し合っておく、そういう機会をつくってほしい」

またNTT西日本と東日本は今月19日に電話帳のタウンページと、名前や住所から電話番号を案内するサービス「104」を2026年3月廃止すると発表しました。利用者の減少が理由です。

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