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生後1か月の娘殴り死亡させた父親(26) 懲役6年の実刑判決「泣き止まないいらだちによる犯行。罪に真摯に向き合っていたとは言いがたい」

MBC南日本放送 / 2024年7月30日 19時55分

MBC

生後1か月の娘の頭を殴り死亡させた罪に問われた男に対し、鹿児島地方裁判所は30日、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、肝付町新富の会社員・中島夏輝被告(26)です。

判決によりますと、中島被告は2020年2月、当時住んでいた鹿児島県鹿屋市の自宅で、生後1か月の娘の心絆ちゃんの頭をこぶしで殴り、頭蓋骨骨折などの大けがをさせ、死亡させたものです。

犯行時、妻は外出中で、家にいたのは中島被告と心絆ちゃん、3歳の娘の3人でした。

30日の判決で、鹿児島地裁の小泉満理子裁判長は「心絆ちゃんが泣き止まないいらだちによる犯行。亡くなったことを、家に一緒にいたきょうだいのせいにしており、自身の犯した罪に真摯に向き合っていたとは言いがたい」とした上で、「幼いころに両親と別れ、十分な人間関係が築けなかった生い立ちが、被告の未熟さに影響した」などとして、懲役8年の求刑に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

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