1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

米盛病院が救命救急センターに正式指定 鹿児島

MBC南日本放送 / 2024年8月1日 19時15分

MBC

県内で4つ目となる救命救急センターに、鹿児島市の米盛病院が1日、正式に指定されました。指定を巡り県の諮問機関から慎重な声も上がった中、救命救急センターの必要性について1日、副院長が取材に応じました。

1日、救命救急センターに新たに指定された鹿児島市の米盛病院。

救命救急センターの指定を巡っては、諮問機関の県医療審議会が「鹿児島医療圏の救急医療はひっ迫していない」などとして慎重な対応を求めたのに対し、塩田知事は先月、「必要な医療を安心して受けられる体制整備に寄与する」として指定する考えを明らかにしていました。

救命救急センターは救急搬送される患者を24時間体制で受け入れます。これまで県内では鹿児島市立病院、鹿児島大学病院、県立大島病院が指定されていて、米盛病院が4か所目です。

米盛病院の冨岡譲二副院長は1日、取材に応じ、救命救急センターの必要性について…。

(米盛病院・救急・災害担当 冨岡譲二副院長)「自分たちの病院を救急全般を診られる病院にするとともに、地理的な状況を超えて、県内や県を超えて必要とされる人を全部受け入れる病院にしようとなったときに、どういう形が理想形かというと、救命救急センターという指定を受けようということになった。10数年前から、指定を受けることに向けて準備をしてきた」

米盛病院は1969年に整形外科医院としてスタートし、2014年に現在の鹿児島市与次郎に移転。循環器内科や心臓血管外科など診療科を拡充し、2016年に災害拠点病院に指定されました。また、ドクターカーやヘリコプターを導入し、救急に力を入れてきました。

病院によりますと、昨年度は鹿児島市内外から毎月、400件から800件近い救急搬送があり、そのうち年間1300人余りが重篤な患者でした。

(米盛病院・救急・災害担当 冨岡譲二副院長)「今まで以上に得意分野、特に外傷とか伸ばしていく。今まで通りに市内以外の患者さんも積極的に受け入れていく。将来的に(救急センターの)地域の偏在化も、県全体で考えるひとつの布石になればと思う。それが叶うまでの間、我々はやっていく」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください