鹿児島ユナイテッドFC 大きく動いた夏の移籍市場、中断明けのホーム戦へ「今までの質を上げるだけ」

MBC

3週間の中断期間も終わり、あす3日からリーグ戦が再開されるJ2。現在の順位表を振り返ります。3分の2ほどが終わり、ユナイテッドFCは降格圏の18位。リーグ戦は残り14試合です。

巻き返しが期待されるなか、チームは夏の移籍市場で多くの新戦力を加え、3日、中断期間明け、最初のホーム戦を迎えます。

3週間の夏季中断中、J2残留に向け、新たに5人の選手を迎えたユナイテッドFC。前線からディフェンダーまで、各ポジションに実績のある選手を満べんなく補強しました。

おととし、J3・MVPと得点王に輝いた185センチの長身FW・有田稜選手や、ドリブルが武器のMF・永井颯太選手。おととし、10アシストを記録したSB・河野諒祐選手がチームに加わりました。

他にも、J1で首位を走る町田から、ボール奪取が持ち味のボランチ・稲葉修土選手と、クロスが得意なアタッカー・沼田駿也選手の2人が加入。

（J1・町田から加入　沼田駿也選手）「求められてることはアシストやゴール。結果の部分のところだと思うので、5ゴール以上に絡む活躍をしたいし、少しでも高い順位に導けるように頑張りたい」

（J1・町田から加入　稲葉修土選手）「90分間走りきれるような体力やボール際の強さが自分の特徴だと思うので、声かけや背中で見せられるように、周りに働きかけられればいい」

大型補強について浅野監督は…

（浅野哲也監督）「競争もさらに激化していくと思いますし、いい形でマッチしてくれればレベルアップしてくれると思う」

（記者）「厳しい猛暑の鹿児島、中断明けはどんなチームになるのでしょうか」

3日の相手は12位の藤枝。5月の対戦では、土壇場で追いつき引き分けた相手です。3週間の中断期間を経て、進化したユナイテッドFCを見せられるのでしょうか。

（J2・岡山から加入　河野諒祐選手）「この時期に必要としてくれたことがすごいありがたいですし、チームを残留させるため、勢いをもたらせられるよう自分のプレーをしたい」

（浅野哲也監督）「我々のやるサッカーは今までの質を上げるということだけ。最後の1歩や1秒を絶対に妥協しないプレーができる選手を選んで、ピッチに送り出したい」

あす3日の試合は午後7時キックオフです。