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鹿児島県警情報漏えいで元公安課・藤井光樹被告に有罪判決「関係ない数百人の情報流出…申し訳ない」

MBC南日本放送 / 2024年8月5日 20時4分

MBC

鹿児島県警の不祥事を巡る裁判で、捜査情報を漏らした罪に問われた元巡査長の男に対し、鹿児島地方裁判所は5日、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

弁護士に付き添われ、鹿児島地裁へと向かう元・県警公安課の巡査長・藤井光樹被告。判決などによりますと、藤井被告は、県警内部にあった96の事件・304人分の個人情報を福岡のウェブメディアの記者に漏らしたものです。

5日の判決で、鹿児島地裁の松野豊裁判官は、情報漏えいの動機について、「記者の信頼を得て情報を得たかった」ことや、「警察組織に抽象的な不満があった」などと指摘。

その上で、被告が捜査に疑問に感じていた事件は、漏えいした100以上の事件のうち1つにすぎず、「プライバシー侵害の程度は高い」として、懲役1年の求刑に対して、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決の後、藤井被告は取材に応じ、控訴しない考えを示し、情報漏えいの被害者に謝罪しました。

(藤井被告)「今回私が犯してしまったことで、全く関係がない数百人の個人情報が外部に流出している。その方々に直接謝罪に行くことができずに、報道の前で申し上げることしかできない。その方々に謝って許されることではないが『申し訳ありませんでした』としか言えない。本当に申し訳ありませんでした」

一方、県警は「捜査や公判で明らかになった事実を踏まえ、再発を防止したい」とコメントしています。

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